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カナダの新学期と新しい時間割


カナダでは9月から進級し、私はとうとう高校三年生(シニア)になりました!

高校ももうあと10か月で終わるのだな、としみじみ…ではなくて、そこには新学期に怯える私がいました。

私は新しい環境への適応が得意ではありません。
何と比べれば良いのかは全く見当もつきませんが、周囲を見渡す限り新学期になるのが怖くてドキドキしている生徒は少ないと思います(笑)

もう同じ高校に在籍して三年目ですが、それでも新学期は不安になってしまうのです。

何が不安か?

一つに絞ることも難しいですが、一番大きく関連していると思っているのが、時間割です。

カナダの高校では毎年進級する前に自分の取りたい科目の希望を出す紙を配られ、それを提出すると新学期(9月)に各々できる限り希望に沿ったクラスが割り当てられます。


日本の高校とは違い、其々が取りたい科目を履修するので同じクラスにずっと居る子はほぼいませんし、そもそも知っている子が同じクラスを取っているかもわかりません。(もちろん直接友達に聞けば教えてくれますよ!)

先生も新学年になるまでは公表されていないので、初めての先生だと授業スタイルが大きく違ったり、クラス内でのルールもかなり違うので、初めの数日は覚えることが多く疲れてしまいます。

これが、私の不安です。

「うちのクラスでは〇〇して当たり前です」
「授業中は〇〇しないでください」
「うちのクラスは宿題をチェックします/しません」

過敏に反応してしまっているだけなのですが、一つ一つの言葉がプレッシャーになったりします。もし私が問題児で一つもクラス内ルールを守れていない(笑)なら、プレッシャーを少しは感じた方が良いかもしれませんが。。

要するに私は、先生の言動などで「うまくやっていけないかも…」と弱気になってしまうガラスのハートの持ち主です(笑)

特に今年は最高学年でクラスで良い成績をとることだけではなく、進路も考えなくてはならないので、
「できれば知っている先生の方が良いな」
なんて思っていたのに、初めにもらった時間割がことごとく知らない先生のクラスばかりて、初っ端から心が折れそうでした。

そんな私の為の救済措置(?)として、休み時間にカウンセラーに時間割の調整をお願いしに行ったのですが、私のように変更をしたい子が長蛇の列を成して待っていたのでできず。


私は四時間目が空きブロック(自習の時間)になっていたので、みんなが授業を受けている間に素早く変えてもらいました。
時間割を変えてもらいたい時のコツは、
「自分が何をしてほしいか明確に伝えること」です。
カナダでは欧米カルチャーが強く根付いているため、日本で美徳とされている遠回しに伝えるのとは違うアプローチをしなければなりません。

なるべく、明確に、ストレートに伝えることが大切です。
ストレートにとは言いましたが、相手を敬う気持ちは持ちましょう。


もう一つコツがあります。これは最重要なことです。

「熱意を伝えること」です。
強い意思表示も大切ですが、今まで三年の留学を経て先生や目上の人の心を一番動かしたのは、熱意でした。
行動で示すことは、目に見える形で納得してもらえる一番有効な方法です。

私の新学期って怖いよね、談義からはかなり逸れてしまいましたが、ここら辺でおしまいにします。


ちなみに新学年の1周目から結構な量の課題が出たので、今年は忙しくなりそうだ、と少々ドキドキしています。
その代わり、忙しいと悲しんだり不安がったりする余裕が全くなくなるので、気が紛れそうです(笑)

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