私の人との距離感など:エッセイ

学生の頃、パーソナルスペースをはかる実験に協力したことがありました。
(パーソナルスペースとは、他人に侵入されると不快に感じる空間のことらしいですが、よくわかりません)

結果、私は周りの人と比べてとても広かったです。
たしか前方は2.5メートル(?)ということになりましたが、本当は5メートル以上かと(?)(もっと離れてほしかったのですが、そうと言う勇気もなかったため)でした。

つまり、人との距離感が遠い、ということです。


それは、言葉にもあらわれるようでした。
友人から何度も「タメ語」で話してよ! と言われました。(タメ語がむずかしいのです)
よそよそしい、ようです。


私は、人との距離感が苦手です。

とくに「親しい友人」くらいの距離感が、私にはとてもむずかしいです。


一番の苦手は、中学生くらいの頃の、班(5~6人の席の近いグループ)、でした。

ずっと、黙~ってました。

……。

思うことはありましたが、言えません。

それで、しょんぼりしていた中学生時代でした。


高校くらいになると、家に帰って、紙に書くことを覚えました。

文字の言葉なら、相手に気を遣って焦ることもありませんし、間違えたら二重線引いて書き直せば良いので、思いのたけを書けました。

それから、エッセイとか書けるようになってきまして、ポエムとか書いて、今に至る。ような感じです。


とはいいましても、今でも、距離をつめられると、ビビります。親しくなるほど、緊張します。
(親戚の集まりでも、黙~ってまして、叱られます)


なぜかな、と思います。
それはきっと、離れていくのがかなしいからかとも思いました。
さよならが怖いとか。

いやな思いをさせるのがこわいのも、あります。


たとえば、私のこのnoteの目的(?)は、「ホッとできる」を目指しています。
人生での目指しているところは、「周りの人が笑顔でいられるような」人生といいますか。

反対にいやな思いをさせてしまうのではないか、と思うと、こわいのです。


ですから、なるべく距離を置き、さりげなく良いものを置き、逃げる。

『あれ? これは、誰が置いていったものだろう? わからないけれども、ホッとするなぁ』

これが、私の理想です。

なぜかと言いますと、人と関わらずに、周りの人の笑顔をみれるからです。


そういうことですので、私はさりげなく、良いものを、置いて逃げたいです。

遠くから、そっと眺めて、ニコニコしておきたいのです。


ですから、タメ語でなくても、許して下さい。

離れても、気にしないで下さい。

優しいお気持ちは十分、伝わりますので。


あ、ちなみに。

仕事の場合。
親しげな距離や仕事上の会話もできます。(我慢です)
場合により、できないときも、あります。(プレッシャーがかかりすぎるなど)
雑談は苦手なので、もっぱら聞き役です。
とはいえ、聞いてほしい人も多いようなので、職場では問題なさそうです。


以上、私の人との距離感のお話でした。


どうもありがとうございました。


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