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置きポエム一覧しめきりは11月末♪

受付(ポエム、どどいつ)

しめきりは2023年11月末です♪


また、どどいつ展の方ものぞいてみてくださいね!


おしらせ

●チラシですよー!

●今後のスケジュールはこちらです。


。 。ー。 。ー。 。 。 。ー。


それでは、置きポエムへの応募作品のご紹介です!

ご参加どうもありがとうございます♪



33.

島風ひゅーが さま


ポエム テーマ記憶
1
記憶屋さん

愛し合った記憶だけ

ぼくにください

メモリーカード

2

宇宙のどこかにいる神様が

いつかすべての人間のメモリーを

スキャンするときが来る

そのときまた会えるさ




32.

さち さま


負けないで。

どれだけたくさんの歌よりも
きみの笑顔ひとつが見たくて
また
会いに来た

どれだけの言葉の花束より
きみたちの咲く姿がいい

寒空に凍える名もないきみの
強くやさしい存在が
日の光りを浴びて胸を張る自尊心

「世界中のだれも きみの味方じゃなくても
 たったひとりのわたしがいる」
そう言い残しておおぞらの向こうに
飛び去った鳥たちを憶えているかい?
きみを抱く青空の向こうを
いつまでも
眺めていたきみは。

 走り抜けるよ
最後まで、と言ったきみの笑顔を
きっと忘れない。




31.

箱庭師の部屋 さま

【ナ・ガ・ウ・タ!】 惚れた弱み

焼き上がり きれいにまん丸
並べます 特製ソースを

たっぷりと 塗っていきます
丁寧に 青のりふります

ぱら、ぱらり 大きなお口で
豪快に 放り込みます

勇み足 負った大怪我
大やけど 熱い熱いと

抗議する どこ吹く風の
丸い顔 惚れた弱みに

つけ込んで これがこいつの

魔性かな
それでも懲りず
構える楊枝



。 。ー。 。ー。 。 。 。ー。





30.

箱庭師の部屋 さま

【ナ・ガ・ウ・タ!】 嗚呼! サンマ!

秋刀魚焼く 薫り立つ宵
鼻鳴らす おろす大根

鼻唄で すだちを搾る
白い皿 語らう団欒

今日の業

あの晩餐を
返せよ返せ




29.

箱庭師の部屋 さま

【ナ・ガ・ウ・タ!】 戦場にて…

うずくまる 助けはもはや
望めずに 戦場に一人

残された 孤独の戦士に
去来する 脚の痛みは

懐かしの 故郷の人が
編み上げた 毛糸の靴下

握り締め 懐かしの唄を
歌います どんくさいのは

私です 不運の星の
王子さま 箪笥に罪は

ありません 真っ赤に腫れる

足小指
ぶつけて涙
満月の夜




28.

箱庭師の部屋 さま

【ナ・ガ・ウ・タ!】 御茶ノ水!

三鷹から 電車に乗り込み
いざアキバ 車内はすっかり

ガーラガラ うつらうつらと
舟漕いで あっという間に

御茶ノ水 喉がカラカラ
乾くから お茶のペットを

傾けた 一気に、一気に!
傾けた マスクに気づいた

頃にはもう あたり一面
大惨事

ヘイ! 御茶ノ水!

御茶ノ水! やわな心が
風邪ひいた 

ヘイ! 御茶ノ水!

御茶ノ水! 素敵思い出
ありがとう! 

ヘイ! 御茶ノ水!

御茶ノ水! はるか彼方に
秋葉原!

流行り病の
錦糸町の空!




27.

ちょこ さま

色づいていく想いと朝焼けと

特別なんだって言ってみた
君はなんて反応するかな、なんて
こっそり思っている深夜2時

不思議な夢を見たんだよ
広い道路二つに分かれてさ、
片方明るい道に繋がってて

君を選んだ、そのことで突然に
未来が開けたような気がしたんだよ
行き先決めた、そのことで偶然に
扉が開けたんだと気付いたんだよ



いつだったかな、君に話した古い恋
あの人に言いたかった優しい言葉
取っておくのやめて新しいの作るよ
これからはずっとみんな君のために

この想いが届くように




26.

箱庭師の部屋 さま

【ナ・ガ・ウ・タ!】 戦士たちのララバイ

立ち呑み屋 暖簾をくぐる
その先は 戦士が集う

宿り木に 麦酒の大瓶
とりあえず コップ傾け

串をやる それが戦士の
嗜みよ 二度づけ禁止の

御触れには 決して逆らう
こと勿れ クライアントの

求めには 繰り返される
変更も 笑顔で応えて

見せましょう 最初の仕様の
跡形も 古代の遺跡も

初恋も 今ではどうでも
良いのです 不思議なことが

あるのです 納期は決して
伸びません 二度づけ禁止の

御触れには 決して逆らう
こと勿れ それが戦士の
嗜みよ




。 。ー。 。ー。 。 。 。ー。




25.

プラム さま


「希望」

やられたら
やりかえすのは
子供だけ

大人になれば
ハジを知るんだ

なのに
世界中は
混乱している

いったい
いつになれば
わかるんだろうか

混乱しているうちに
  
誰もいなくなり 
          
地球はサビレテ

忘れ去られてしまうだろうと言うことを





24.

立山 剣 さま


「影絵あそび」―詩―
壁に写す 影絵の子うさぎ
耳のひとつは 坊やの小指
ピィー ピー鳴いて 
お母さん 呼んでる

「せっせっせ」の 数え歌
雨だれのように 続きます
坊やは いつも 負けばかり
やがて 目尻に涙 ポツン

千代紙で折った 奴さん
すこし 威張って 寝ています
ジイジに どこか 似てるよな・・

どんぐり独楽を 回します
ヨロヨロしながら 踊ります
お酒を 沢山飲んだ日の
父さんの 歩く姿を 見てるよう

窓の外の小雪は まだ 止みません

雪は 風さんの息が 
凍って ふるのかな・・・

坊やの作った 雪だるまは
白い綿帽子を 被り 
駄菓子屋の 小太りのおばあちゃん
そっくりになりました

🐱🐱🐱🐱




23.

wsd983320987 さま

夜行

夜来る列車 こわごわと
夢見るように 座席につく
「ああ夢だ」
自覚して旅を楽しむ

いつか覚める 自覚する現実
生き様なんて 気にしない
「ただ生きたい」
そんな夢を楽しむ

暗い夜行列車 隣には誰もいない
さみしさを感じない いびつ
「一人旅を望んだ」
嘘を嘘と認識すれば 真実





22.

moe さま

歩きだそう

なんだろね
あなたに会うと
こころ寒い日にも
なぜか夢ひとつ
手に握ってた

なんだろね
弱っちい自分が
生きてていいんだよって
肩を抱かれてるような
心地よさ
すーっとこころ澄んでいく

大丈夫
あなたの居場所はここだよ
あなたが必要だから ここに居て
そう言ってぎゅっと抱いてくれたっけ

胸の奥に明かりを灯そう
笑ってよ

その言葉が 雫のように染み入って
こころを潤すから そっと
差し出した 希望ひとつ

そっと温めてた

庭のパンジーが風に揺れてるよ
あなたがくれた花

よく ここまで生きて来たね

そう言って むらさきのはなびらが
今日も風に揺れてる。




21.

さち さま


海の底にあるおはなし

それは

遠く海の

海の底にある

ずっと

繋げなかった

壊れたままの

貝のネックレス

いつのまにか
また 繋がって

遠く海の

底でつぶやく

ここにいるよ



生まれたときの

あのひかりを

あなたにあげる

輝いてたね

明け方のそらのいろ

なにも知らなかったから

怖い物などなかったんだ

いろんなこと

下手だったけど
懸命に走ってた

追いつけなかっただけ

先にある手を繋げなくて

ほんとは

あのとき
ぎゅっと肩を抱いてれば

ぬくもりを伝えられた

あなたは言うけど

思えば

桜色のあなたのこころ

言いたくて言えなかった

あの日のことばのひとつひとつ

胸の奥にあるから

もう
いいよ

思いがけず出会った明けの

月の輝きに驚くあなた

みんな

みんな

あなたにあげる

聴いてる?

海の底から
聴こえる

ぽわーん
ぽわーんと

ずっと
ずっと

コン・アフェット





。 。ー。 。ー。 。 。 。ー。





20.

ぜん さま


12月


あなたへの
想いは いつも
雪だるま

あなたへの
想いは 今日も
雪だるま

(想いはと重いわをかけています)

———————————


窓の外 白詰草に 朝の風
朝の風 白詰草は 窓の外

アイシテル
そっと みつめる 白詰草

大好きの
想い みつめる 白詰草

————————————

クロ

優しい
真っ黒な 瞳
誰にも怒らない
やさしい やさしい
犬でした

大好きな
クロ
元気でいますか

———————————

大好きな犬と貴方

犬と一緒にいると
大好きな 貴方に会える

大好きな 貴方といると
大好きな「クロ」に会える

どっちが おまけなのか
わからない

多分、犬がおまけなんだと思うが
はじめから
クロが すき
犬といたら
あなたが ついてきた??




19.

moe さま



小さなうた

秋の雨傘持たぬきみ空みあげ
星流れ報せ待つやも風の音
ペガサスを探してみては夜露落つ

何回目の挑戦だったろう

毎夜 背中を丸めて机に向かってた

外は しんしんと冷えて
吐く息は白くて
きみは 夜空を眺めては
あしたを夢みた

「どうやった?」
なんて 聞けなくて
風の音だけが聴こえてた
ああ
見上げた空から 雫がひとつ。
きみの窓にも落ちたかい?

今頃 きみは 傘もささずに
駅を後にするんだろうか

そう
風がささやくだろう
 そっとそっと
 やさしいうたを。



18.

はむら れん さま


詩 シュガーポット


何かご用でございますか?
いや、いま目が合ったような気がして
えっ 合ってない?
あら、それは大変失礼いたしました

みなさん、ここに座られる方はたいてい
あたしの顔なんて見ない方がほとんどでね
いや、悪口じゃあないですよ
使ってもらって本当ありがたいと思ってんです


けどねぇ
砂糖は太るとか血糖値が…とか
使わない人はあたしのこと
これっぽっちも見てもくれないのが
たまにさびしくなってしまいましてね
愚痴っぽくなって
本当ごめんなさいね

お客さんがさっきから
あたしのこと眺めてくれてるのが
嬉しくってね
つい声を掛けたくなってしまったんです

珈琲の苦さとミルクのまろやかさに
ほんのり砂糖の甘さが混ざった優しい味も
たまにはいいもんだと思いますよ

あっ
喋りすぎですかねぇ?
話したくなる方がいらっしゃると
どうにも止まらなくなっちまうんです

何があったか聞きませんが
涙を浮かべた目でそんなに見つめられると
余計なことでも
声を掛けたくなるんですよ


どうぞあなたの気持ちが落ち着くまで
ごゆっくり
くつろいでいってくださいな



17.

rira さま

雀のなみだ

さみしい、と呟いたのは
あの南へ去るツバメでしょうか

恋しい、と囁いたのは
あのぽつんと咲いたサザンカでしょうか

消えたい、と泣いたのは
あのはらはらと落ちる桜の葉でしょうか
 



いいえ、いいえ
全部雀の戯言です

取るに足らない私の事など
どうかお見捨て置きください


お月さま
ずっとそこで見てたでしょう?



その綺麗に着飾ったドレスより
もがき足掻くその様が美しいなんて
不思議なものね

零れ落ちたものは
頑張って生きてきた証
逃げたっていいんだ
生きてるって
この世界は
こんなに醜くて
こんなに美しい
その痛みが優しさに変わるまで
そばに置いてて



16.

立山 剣 さま


「内緒ばなし」ー詩ー
あの娘の
大事な話は
いつも
内緒ばなし ばかり

背伸びをして
小さな 唇を
耳に 近づけ
「ネッ ネッ おかあさん」
とささやく

周りを 気にして
蝶の 羽ばたくような
声で ヒソヒソ

腰を かがめて
フンフンと
聞いて あげる

たいていは
よく 聞き取れなくて
「もう一度 いってみて」と
聞き返す

少し ふくれっ面になって
コショ コショと
息を 強くして
話してくれる

「わかった OK」の
サインは
指で まる印を
作るのが 決まり

いつの間にか
時は 風とともに
地平線へと 走り去り
小さな娘は
お嫁さんになり
遠くの町に
行ってしまった

もう 内緒ばなしは
昔のはなしに 仲間入り

でも 私の耳は 今でも
「くすぐったさ」だけを
忘れられずにいる

🐱🐱🐱🐱




。 。ー。 。ー。 。 。 。ー。


15.

大橋ちよ さま


『うすべに』

君はそよぐ風 青い空の下
歌いながら 花をゆらして歩く

窓辺に咲く花 淡い恋の色
わたしの心うつす うすべにの花

君はよせる波 白い月の下
岸辺に語る恋は 満ち潮の夢




14.

秋月 めぐみ さま


目を閉じれば
星のささやきが 聞こえてきそうな
空の下
世界中でどの位の人が
穏やかな心持ちで
そのささやきを聴くことが出来るのかな

宇宙の星は 世界中どこからでも見えるけど
悲しい気持ちを慰めてくれているかな
ささやかな願いを 受け止めてくれているのかな

人が人を幸せにできる事を
星は伝えてくれるだろうか
星に願えば その事に
人は気づくことができるかな

まずは、初めの一歩から
良い方向に歩みだそう
人を傷つける方に行かないように
星よ伝えてくれませんか




13.

haco さま

深呼吸

この頃の私は
公園を散歩することも忘れて
川の底が透けて綺麗だとか
紅葉した葉の赤や黄色が
少しづつみんな違う色と形を取っていることだとか 
そういったこともすっかり忘れて

それでも川と目があったとき
そうして山を見上げたとき

目から耳から命は流れ込んできて
川辺で遊ぶ子どもたちの様に
身体中が煌めいて
吹きつける冷たさに震えても
深く命を吸い込んだ




12.

ning(ねい) さま


私の中に流れるもの

私の中に
流れるものは
時に激しく
稀に穏やか

初めからある
社会の傾斜
制御出来ない
自分の想い

流れる血潮が
ゆく先は

情熱
正義
信じるもの
大切なことと
決めたもの

哀しみ
卑屈にさせた過去
抜け出せずにも
いる現在

読めないフリの
いい訳ばかり
しては止まらぬ
流れ抱く

綺麗な言葉
探しては
流れる音に
乗せてみる

そこには人の
優しさや
想い感じる
川下り

やがて行きつく
先までは
全てを抱え
生きてゆく




11.

クララ さま





『きみと僕と午後の庭』

陽だまりで笑っているのは誰?

くすぐりあって
子猫のように芝生に転がる僕ら

白いクロスのテーブルに
きみの小さなティーセット
自慢のポットは薔薇の花模様

午後の庭に漂う甘い香りは
焼きあがったアップルパイ?
お気に入りのショートブレッド?

いいや
抱きしめたきみだった

遠くなっていく日々は
けれど今もここにある
流れ去った時間は取り戻せない
けれど刻まれた喜びは鮮やかなまま

ねえ 知ってた?
あの日も今も
きみの淹れてくれる紅茶が
僕は一番好きなんだ。




。 。ー。 。ー。 。 。 。ー。



それでは、置きポエムへの応募作品のご紹介です!

ご参加どうもありがとうございます♪


10.

おはようよねちゃん さま


ポ か ちゃ


ポエムが いっこ ころがって
 ポエム ポエム ポム ポム ポ ポ ポ

あわてて ひろおと かあさんが
 かあさん かあさん かあ かあ か か

それを みていた じいちゃんが
 じいちゃん じいちゃん じいちゃ ちゃ ちゃ

みんなで わらって うたったよ
 ポ か ちゃ ポ か ちゃ ポ か ちゃ



9.

yuhi(ゆひ) さま


わたげ学園校歌

風に吹かれてどこまでも
飛んでゆけ、たんほぽのこども
たとえどこに落ちたとしても、
たとえ、どこに、落ちたとしても。

生まれ育った場所は
たしか、月が大きくみえた
たしか、遊覧船に手を振った

わたげ
わたげ
わたげ
わたげ

わたげ学園

「からたち野道」歌いながら、
幼い日々を思い出す
ところで、どこへ来たのかも
わからないほどの遠い旅

水色の空に絵を描いて
ため息に色を付けてみた

彼らの息で、また舞った。

わたげ
わたげ
わたげ
わたげ

わたげ学園



8.

見据茶(みすてぃ) さま


「 L-O-V-E 」


虹色の光の筋たち
私はその上でゆらゆら揺れている
傍らにはコーヒーをカップに注ぐ
マスターの手

スウィングに合わせて
時と香りだけが少しずつ動いていく
ゆったりと流れるいつも通りの
ルーティーン

昨日の朝と今日の朝は違うかも知れない
きっと新しい何かが起こる
でも今そこにいるあなたには
いい朝であって欲しい

回り続けるターンテーブル
私はその上で曲を奏でるだけ
カウンターの壁際のはじっこに居て
ただ曲を奏でるだけ


イメージした曲はこちらです。



7.

じゅんこ3(Junkosan) さま


生きるということ

「生きるということは、傷ついてゆくこと」

そう私の中で答えを出した、2012年。
私はいつも深い悲しみの中にいた。
その悲しみ、というのは真っ暗で。
答えなんてなくて。
苦しくって。
その中にいることが無理になって、私は逃げた。

逃げた先に、小さな花が咲いていて。
好きな人と一緒に、その花を見てると「幸せ」が芽生えてきた。



「生きるということは、幸せを見つけること」

考え方を少し変えた、2020年。
私は大切な仲間に出会った。
思い切って私の感じていることを話してみたら、受け入れられてすごく嬉しかったのを覚えている。
今までなら否定されてばかりいたのに。

そんな中、私の笑顔も増えていって。



「生きるということは、ありがとうを増やしていくこと」

私の中の何かがカタチになって、「ありがとう」と言われた。
涙が出るほど嬉しかった。

私はこれから、
誰かの笑顔を見て生きていきたい。
「ありがとう」を聞いていきたい。

それなのに、私は
どうしようもないくらい、寂しくて。孤独で。
暗闇が恐ろしくって。
「助けて」と言う声は、あの頃と何にも変わっていないのかもしれない。


「生きるとは、わたしを抱きしめること」

そうか。きっと
私は、わたしに抱きしめて欲しかったんだね。
深い悲しみにいたあの頃の私を、そっとこころで抱きしめて。



6.

佐竹紫円 さま


「涙星」

止まらない涙も
いつか空へ還る
かなしみもくやしさも
光になりながら

空まで届いたら
とりどりの星になる
眠れない誰かが
ふと見上げた先に

いつかの君の涙が
今日の私の涙が
やがて空へ還り
きっと誰かを支え

こころは廻りめぐり
夜空につつまれて
星はいつまでも光る

だから今は泣いて
何も恐れないで




。 。ー。 。ー。 。 。 。ー。



5.

おはようよねちゃん さま


かめ

のどあめを噛みすぎて

ラムネを噛みすぎて

ガムを噛みすぎて

顎が痛い

噛まないと不安

噛んでも不安

言葉を噛んで

やっと落ち着く



4.

春永 睦月 さま


【いつかは、きみと。】

ぼくは昨日までひとりぼっちだった
今日ぼくは ひとりじゃないことに気づいた
きみがぼくの手をにぎって
いっしょに歩いてくれていることに
気づいたんだ

ああ きみは 一体いつから
意地っぱりのぼくの横で
辛抱づよく ぼくのことを
待っていてくれたんだろう

こんどはぼくが手をつなごう
あったかいきみの手が
冷たくならないように
暖めてあげたいから

そして いつか ぼくらと
まだ しらない 誰かと
手をつなぐために
片手だけは あけておこうと
思うんだよ

きみから教わったことを
だれかにも教えてあげたいから



3.

友音 さま


「オリオン座の流星」
夜のしじまに包まれる頃

光の翼を広げると

世界の果てに

希望の星が見えるようになります

立ち止まり

また歩き

変化と普遍

永遠と儚さの間で

一筋の涙が生まれます


オリオン座の流星

それは

私達人間の

真実の姿を

露わにしていきます

あなたの夢

誰かの想い

やってみた方がいい事

もうやらなくていい事

ネットワークは形を変えて

どこまでも広がっていきます

そして

あなたは

決して遠い存在ではありません

必ず

誰かに出会うことができます


今から自分を信じてみませんか

希望の星から来た天使



2.

ning(ねい) さま


いのちの周期

咲き誇る初夏
極めた栄華
いつしか終わる
いのちみる

再び咲かす
時を待つ
ひとつふたつと
歳をとる

終えるいのちと
生まれるいのち
自分と比べる
ことなかれ

いつもお参りする神社にある
常盤万作トキワマンサク
数年前まで鮮やかな花を咲かせていた

一年くらい前から枯れてきた枝を
一本二本と切り落とされて
本日お参りした時に
その木の場所には
若い苗木が植えられていた

この苗木は育ち
また花を咲かせる
果たして私はその花を
見られるのだろうか…



1.

おはようよねちゃん(おはよねさん) さま


『ちいさなよるの そらのうた』

三日月さんと 雲さんが

ひそひそ話 しています

きき耳たてて きいてごらん?

おすまししてる お星さま

そっと笑った ながれぼし

風のうわさで きこえたよ

ちいさな夜の そらのうた



。 。ー。 。ー。 。 。 。ー。


ありがとうございます!


受付(ポエム、どどいつ)

しめきりは2023年11月末です♪


いただいたサポートは、本を買うことに使っていました。もっとよい作品を創りたいです。 ありがとうございます。