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アラサー女子がマッチングアプリを始めて、やめる話

マッチングアプリについて書く理由

私のnoteをたくさんの人に読んでいただきたいという、とっても不純な動機から「マッチングアプリ」について書いてみたいと思います。

私の記事などを見て、既婚で子育て中であることに気付いていらっしゃる方もいるかと思います。
(今私のひざの上で赤子が絶叫しています。)

ですが、この記事は「マッチングアプリ」を使って結婚することができた!という話ではありません。
(最後の方で、どのように結婚に至ったかを少し書きますが・・・)
私が「マッチングアプリ」を使ってみてどう思ったかということを書くだけの記事です。
共感などしていただけたら最高に喜びます。

マッチングアプリを始めるきっかけ

忘れもしない、30歳になる前日の仕事終わりに車の中でアプリをダウンロードして、登録して、始めました。
普段使っているSNSで広告がたくさん出てくることや、周りでマッチングアプリを使っている人がいたので
「出会えるかな」→「やってみようかな」
までにはそんなに時間がかかりませんでした。

少し脱線しますが、最近はYOUTUBEでもマッチングアプリの広告が頻繁に流れます。
本当にそんなに出会える?東京など都会では人口が多い分、利用者数も多そうだけど、ここは田舎?地方都市?なんだから・・・
(これについては後で触れます。)

なんとなく、30歳までに結婚、できれば出産したいな・・・という思いが私の中にありました。
そういう考え方は古いかもしれないけど、「○○歳までに・・・!」という思いを持っている方は意外といらっしゃるのではないでしょうか?
働く女性が増えて、ライフプランを考える時代だからこそかもしれません。

その30歳を目前にして、私は結婚を前提に付き合っている人もいなくて、これからどうやって「一緒に暮らせるぐらい気を遣わないような人」に出会って、そのレベルの人間関係を構築すれば良いのか、それにはどれほどの時間がかかるのだろうか・・・と少し焦りを感じていました。

マッチングアプリを使って実際に会った人数

先に答えから言いますと、ゼロです。
誰とも会わないままアプリを退会することになります。
(女性は無料のものが多いので、こういうことをしてしまったのかもしれません・・・)

今となっては、産休・育休でお仕事にも行かず、大学にもあまり行かず、休日も家族と過ごすだけですが、結婚するまでは男女ともに人数がとっても多い会社で働き、お仕事が終わったら大学へ行き、休日は音楽活動をしていました。(年間70本ぐらいライブをしていたと思います。)

それだけ出会いがありそうで、たぶん他人から見れば社交的で、マッチングアプリを使う必要なんてなさそうと思われそうですが、そういう人でも「出会いがないなあ感」を抱いているのではないでしょうか?
(大事にしたいお友達はたくさんいるけど、家族になる人ではない気がする・・・みたいな。)

実際にアプリの中では、自分の年齢やニーズに合わせて条件の近い人を表示して、「会ってみたい」「そうでもない」を分類していきます。

私はアプリを始めて早々に、その表示を見ながら

「本当にこういう人、その辺にいそう」

という妙な現実味に恐怖を感じてしまったのです。

それがマッチングアプリの良さです。
でも私はそれが受け入れられず、誰にも会うことがありませんでした。

田舎でのマッチングアプリ利用者

私が想像していた以上に、田舎(地方都市?)でも候補がたくさん出てきます。
ヘビーユーザーから見ると、同じ人がいろんなアプリに登場するようですが、都会ではさばききれないほど候補が出てくるのでは?と思います。
(ビジネスとしては素晴らしい・・・!)

前述のとおり、現実味を帯びた候補の方が次々と表示されます。
皆さん比較的等身大で臨んでいると思います。

当たり前のことですが、マッチングアプリを利用しなければ出会うことができなかった人に、効率的に出会うことができます。
(こんな田舎にも、出会いを求めている同世代がこんなにたくさんいるとは・・・)

マッチングアプリをやめた理由

結局私は、マッチングアプリを利用し始めて3時間経つか経たないかのうちに退会しました。

仮に条件の合う人に出会って、そこから両者が意気投合して、更に気を遣わず一緒に生活ができるような関係になるまで、どれぐらい時間がかかるのか、そもそもそんな人存在するのか。

私自身は、自分と別世界の人を探しに行くより、これまでの自分を少しでも知っていてくれる人の方が良いなと思いました。
(ここの感覚は人それぞれですね。)

課金していないうえに、マッチングアプリは他にもたくさんあるから、何かまた気が変わってアプリ婚活を始めようと思っても大丈夫、という軽い気持ちで退会しました。
(事情が異なる方、不快に思われた方には、お詫び申し上げます。)

その後、結婚までの道のり

その頃、少し前ぐらいでしょうか、母親から「大丈夫、何とかなるものよ」という言葉をかけてもらったことが、私の焦りを少なくしてくれました。
それまでも「いつ結婚するの?」「良い関係の人はいないの?」「孫の顔はいつ見れるの?」などということは一度も言われたことがありません。
(見習いたいと強く思います。)

それから、近からず遠からずの人間関係だった、会社の同期と2人でごはんへ行き、今に至ります。(説明が雑!)
音楽活動でも一緒になる機会があって、「この人のことをもう少しよく知りたい」と感じたことがきっかけです。
10年ぐらい前から知っているはずなのに、どうして今更?と思いますが、タイミングってあると思います。(10年前の私はもっと尖っていた。)

もしかしたら、このように、とても身近にきっかけはあるのかもしれません。
とはいえ、私は運が良かったんだと思います。
マッチングアプリを触っていた1年後には、もうおなかに子供がいたことも、更に幸運だと思っています。

マッチングアプリについて、何も参考にならない記事でしたが、共感していただけた方、反感を覚えた方、様々とは思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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