方向音痴　｜エッセイ

何を隠そう、とてつもない方向音痴である。

近所のマックへ
普通に行けば5分ほどで行けるのに、
個人的に定めている公園を基準にしないと
道がわからなかった小学生時代。
遠回りして遠回りして
15分ほどかけて行っていたという過去がある。　　　

車を運転するようになってから
まだマシになったような気がするが、
地元の地理でさえ、まだまだ怪しい。


JR新宿駅から小田急線の新宿駅へ行くのも
必ず迷子になるので一苦労。
（今は駅構内で繋がって、本当にありがたい）

渋谷駅からパルコへ行くのも、
池袋のTOHOシネマズへ行くのも、
表参道のポストカードやへ行くのも、
自由が丘のよく行く雑貨屋へ行くのも
本当に苦労する。

何度行こうが、自力で辿り着くのは
ほぼ不可能だ。

思い込みが激しいのか
あそこを曲がれば、あそこに出る
と頭で分かっていたつもりでも
全然違っていたりする。

そんな私に負けず劣らず、方向音痴なのが
おはしの「は」　サハラ氏である。

私と違う点としては、
道にある地図を見つけると
「地図あるじゃん！！」と駆け寄っていき、
現在地と目的地を確認する。
GPS機能に頼らない女なのだ。

私は地図を見たところで
どっちの方向に進めば良いの全く分からないので
発言を控え、大人しくついていくことにしている。

トラブルなくたどり着くこともあるが、
もちろん失敗することもある。

私より方向音痴ランクが2個ほど下な気がするので大人しくするよう心がけているが、
たまに私よりもとんでもない方向音痴を発揮することがある。

しかも、いつも大人しくついて行く私が
絶対に違う、と確信し
違うんじゃない…？と声をかけた時ほど
絶対合ってるから！！
と、自信満々に突き進み、間違える。

だからと言って、この前サハラが間違えたから
「絶対間違ってるから！！こっち！！」
と私が先陣を切るとやっぱりサハラが合っていたりもする。

方向音痴って、どうにもならないよね。
道とか説明されても全然理解できない。
分かったつもりでも実際、全然分からなかったり。
そして方向音痴の周りには
なぜか方向音痴ばっかり！！

おしみ
1998年3月生まれ、AB型
甘いものは、しょっぱいものを美味しく食べるために食べます。
極楽に生きたい！

🌟今日のオススメ🌟
早く、ファビュラスな方向音痴になってもらいたいものですね。