偽フェミの言う「秋葉原は最も治安が悪い街説」が正しいかどうか検証してやった

この記事の補足です。

己のイデオロギーのため、秋葉原の名を地に落とし、治安を悪化させる偽フェミたち
https://note.mu/oharan/n/n13299a8ae5d5

勝部キュンがこんなことを言うので、仕方なくこんな便利なサイトを使って、言い分が正しいかどうか検証してみた。

犯罪情報マップ(警視庁)
http://www2.wagmap.jp/jouhomap/Portal
※以下、都内の様々な街の同様の地図を貼り付けるので、縮尺など基本的な設定を書いておきます。この設定通りに検索すれば、皆さんのブラウザでも全く同じ物が表示されるはず。
・町丁目単位
・縮尺 5000分の1
・期間 今年
・種別 全刑法犯
・色の意味(犯罪発生件数)
濃い緑  1 - 25
薄い緑  26 - 67
黄色   68 - 155
オレンジ 156 - 413
赤    414以上

このサイトで秋葉原駅周辺を見てみるとこのようになる。
秋葉原駅から万世橋・中央通り方面の電気街エリアは、オレンジ色で犯罪発生件数が高い事がわかる。しかし、そのエリア以外は緑色ばかり。

果たしてこれが他の街と比べた時にどうなるか。

勝部が言うように歌舞伎町と比較して秋葉原が危険極まりない街なのか、それをハッキリさせるのにいきなり歌舞伎町の地図を出すと、それ一発で話が終わってしまうので、ちょっと迂回しよう。

次は板橋出身の私にとっての大都会、池袋にしてみよう。

池 袋 で も い き な り 話 が 終 わ っ た や な い か い !

ふざけるなよインチキフェミ!
偽フェミってのはアレだな、フェミニストとしてインチキなだけじゃなく、原則として一挙手一投足すべてがブレずにインチキなんだな!

最初に断りを入れたように、縮尺は全て同じ(なおかつ画像の切り取り方も同じ)にしてあるので、見たままで判断して頂いて結構なんだけれども、まず犯罪発生率の高いエリアの広さを比べただけで雲泥の差。

駅を中心として、ビッグ本店のある東口、そこから遠く離れたサンシャインシティ、はたまた南池袋、そして板橋区民にとって重要なラブホ街&風俗街である北口と、ビシっと1本筋の通った危険地帯。さすが池袋。

ところで、歌舞伎町に辿り着く前に中ボスと予想してた池袋にも大惨敗なんですが。もうこれで話は終わりだよね……。

だが、これでは私の労力が徹底的に無駄になるので、もう少しお付き合い頂きたい。ここから先は偽フェミなんか無視して、「東京の有名な街の実際の犯罪発生率はどの程度か?」を見て楽しむ記事だと、頭を切り替えてください。

お次はどこかお分かりでしょうか。秋葉原にも池袋にも無かった、まっ赤っかなエリアが出現しております。

地名を見れば一目瞭然ですが、こちらは渋谷の犯罪発生率。駅から宇田川町方面一帯、そして道玄坂一帯と、相変わらずの渋谷っぷり。
危険エリアの広さは池袋ほどではないものの、赤いエリアのインパクトは注目に値する。秋葉原ごときでは太刀打ちできない、デンジャーシティとしての貫録だ。

では勝部が「秋葉原以下」だという新宿さんは、果たしてどの程度なのだろう?

やはり石原都政の浄化作戦を経て、すっかりなまっちょろい街になってしまっt………

なってねえええええ!!!
おい浄化作戦どこいった!?
浄化してこれか!?


赤さといい危険地帯の広さといい、ひったくり多発を示す「ひ」の文字の踊りっぷりといい、強盗多発を示す「強」の乱舞っぷりといい、他の追随を寄せ付けない、それが新宿!それが歌舞伎町!

危険エリアの広さは池袋レベル、そして危険度の高さは渋谷レベルと、これぞ絶対王者という姿を見せてくださいました。秋葉原ごときヘタレと比較して本当に申し訳ございませんでした。


という訳で、勝部某が言う「秋葉原は歌舞伎町以上に治安が悪い」というのは、この地図を見て分かるように、大ウソもいいところでした。

どうせそんな事だろうと思ってはおりましたが、ここまで歴然とした結果が出るとちょっと楽しい。
やっぱ凄いな新宿・渋谷・池袋の「世界で最も乗降者数の多いターミナルTOP3」は。

で、これで終わるのもなんですので、後は偽フェミ被害者の会の慰労会という事で、都内の他の治安が悪そうな街のマップを見てみましょう。

治安が悪いと言えば大田区だろうという酷い思い込みから選んでみた蒲田駅周辺。うん、やはりそれなりに悪い。掘り起こさないでいい物を掘り起こしてしまった気がして申し訳なく思っております。

面積的にも件数的にも、言うなればプチ池袋という事になるだろうか。
ただ、池袋もそうだけれど、アレだけ飲み屋が多くて安酒天国だと、そりゃ粗暴犯も多くなるだろうし、仕方のない部分だよねえ……。

そんな蒲田と対比させてみたいのが、東京23区の北の門番こと赤羽さん。ここは蒲田以上の飲み屋天国だが、やはりと言うべきか犯罪発生率はそれなりに高く、またエリアも広い。

ただ、赤羽が特徴的なのは、ちょっと勢い余っちゃう人が目立つのは駅の東側に限られているという点で、西側や南の十条エリアに寄ると急に安全になる。それはそうと、危険エリア(駅前の飲み屋街)のど真ん中にある小学校というのはいかがなものか。

ちょっと発想を変えて、23区から離れて立川をチョイス。
思った通りそれなりに荒れている色合いだが、どことなくチューリップに見えてキレイでもある。
だが、やはり危険エリアの広さで言うと、23区内の都心部の有名なターミナル街が圧倒的だと分かる。

ここ以外にも、23区民にアンケートを取ったら絶対に「あそこは治安悪そう」と答えるであろう街もあちこち見て回ったのだが、思った以上に見た目のインパクトは無かった。

実例を挙げると、千住、綾瀬、西新井、小岩、亀有、錦糸町……辺りは、今回の検索設定だとオレンジエリアが無く、また黄色エリアにしても面積が狭いなど、総じて意外な結果に。
個人的には、小岩エリアの "そうでもなさ" が特に意外だった。

『まとめ』
何度も説明しているが、今回使用したマップは全て縮尺を合わせており、また画像を切り取る際にもサイズを合わせているので、面積などは見たままで判断して頂いて構わない。

では、今一度秋葉原とそれ以外の街のマップを見比べて欲しいのだが、犯罪発生件数といい、エリアの面積といい、秋葉原は今回紹介した街の中で

圧倒的に犯罪件数が低く、発生エリアが狭い

のだ。

勝部はそんな秋葉原に対し、オタク憎さというくだらない動機で、日本一の犯罪の街くらいの言い方をしやがったと。

今後も偽フェミは同じようなデマを垂れ流して来ると思うので、こうした便利なサイトの存在を覚えておいて、連中の言う事が本当なのかどうか、冷静に判断して頂ければと思う。

◇ CM
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月刊汁マガジン【2018年10月号】
https://note.mu/oharan/m/m5c3a1b8c220c

※参考記事 過去最もバズった記事はこんな内容です
なぜ嫌悪感を抱く表現であっても守らねばならないのか
https://note.mu/oharan/n/n42140c8b45fd

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