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愛着障害と向き合う日

向き合う日と言ったら
ほぼ毎日なんですけど
昨日は私のカウンセリングの日でした。
先月のカウンセリングでは
私の自己犠牲に焦点を当てていて
少し演じる形で自己犠牲を引き出してみますか?という提案に私が大きく怯えてパニック状態になったことでカウンセラーさんをびっくりさせてしまったのですが
(私自身もビックリしましたけど)

カウンセリングの扉を開けた時、
カウンセラーさん、めちゃくちゃ私のこと見てました笑
『大丈夫かな?』って気持ちが伝わるほど
すごく私を見てたんですけど
私は1ヶ月空いてたので大丈夫ですと答えました。

まず、あの怯え方は相当なトラウマがあるということと、普段トラウマを感じさせないところに
すごく大きなものがあるという話をしてくれました。



普段の私は素敵すぎるらしいんですよね。
パッと見、私は悩みがないように見えるし
ニコニコしていて
人にものすごく好かれる、いい子すぎる、
『素敵すぎる形』をしているんですよね。

『形』です。
その形はカウンセラーさんから見ても
カウンセリングが必要なのか分からないほどの
『素敵な人』という『形』。

でも私の怯えた様子をみて、
カウンセラーさんは私の傷の深さを瞬時に理解してくれたんだと思います。

愛着に傷を抱えていて
それは育ちの段階で自分を否定されていた
心理的な虐待を受け
自分の価値がないに等しい状態なので
自己愛の強い人や
支配的な人、攻撃欲やコントロールする人を引き寄せやすくて

私自身も相手の不機嫌を感じ取ると
ご機嫌を取りに行ってしまう。
それは自分の全てを犠牲にしてでも
相手に認められに行ってしまう。
自己犠牲という手段を使って
相手の機嫌を取り、自分の身を守る、またはまた愛されようと努力するんですよね。

見捨てられないように
嫌われないように
自己犠牲をして好かれようと頑張ってしまうのです。

その話をしてる中。。
幼い時のお試し行動にも触れました。

私、親に甘えたくて
学校をズル休みしたこともあるし
親の気を引きたくて自分でお茶をこぼしたこともあるし
親に気がついて欲しくて、2階の自分の部屋で寝ながら親が様子を見にきてくれるまで親に聞こえる声で泣いたこともあったんです。
また、別の日には本当はトイレに立って行けたのに、親に気にかけてもらいたくてお漏らしを自らした時もありました。
小学校低学年だった思います。

その、問題行動というか。。
お試し行動はすべて自分に目を向けるためで
自分の意識の中でちゃんと理解して決めてやっていたので。。
同時にお母さんを困らせる罪悪感とかも感じていたかもしれません

それこそ自分の存在価値を下げるような
罪を自分に着せ込んでいたかも。。

でも、カウンセラーさん曰く、
お試し行動や自己犠牲は根っこにある思いを叶えるための『手段』だそうで、

私のトラウマというか。
スキーマというか。。

近しい人間関係の人の機嫌を取ったり
愛されたりするために
安心や愛情を感じるために閉じ込めている
核のようなものは『手段の先にある』らしくて

幼少期植え付けられている
自分の未熟さは悪とか
自分は存在するなとか
自分は自分であるなとかの
根っこの部分で自分を否定してる何かがあって

それが機嫌の悪い人を見ると
子ども時代の親を投影してしまって
嫌われないのに。。
好かれるように。。
相手が笑ってくれますように。。

私は服従し、自己犠牲をふんだんに使って
その人の機嫌を取りに行ってしまう。。

特に自己愛の強い人や否定的な人、
支配欲の強い人は人間を下に見て上下関係を作るので私の自己犠牲は
自ら下に滑り込んでしまって
とことん傷つけられたり、
とことん利用されたり
ゴミのように捨てられてしまうんですよね。
人間扱いされなくなってしまう。。

でも全ての人ではないんです。
私と出会っても、私を尊重してくれるひと、
寄り添ってくれる人、対等でいてくれる人、
私を邪険に扱わない人はいるので。。。


私の問題というか
自己犠牲や見捨てられ不安などは
自分で自分の機嫌を取れない人、
自己愛の強い人や摂取するテイカー、
支配的な人に当たってしまった時に
一気に発動するので
そういう場面になったとき。。
そういう人を惹きつけた時に
自分がどれだけ自分の気持ちを大切にできるかにかかっているんだと思うんですけど。。


そこがまだピンと来ないんです。
うーん。。。
何度でもへりくだってしまいそうだし、
どんな要望にも相手が私を受け入れてくれるなら全てを差し出してしまう危険さに対して。。
私自身が安心を見つけるのには
まだまだのんびりと時間をかけた方が良さそうです。


『生きづらさの鎖ががんじがらめになっている扉を見つけて一緒に開けていく。
もし怖いなら僕が先に覗くイメージを持ってもらってもいいですよ。
どんな扉かわからないけど一緒に開けて中に行けます。一緒に歩いて行けますから』と声をかけてくれたカウンセラーさん。

人に寄り添うお仕事は時にバッサリと正直なことも言うけど
とても素敵だなぁと思います。


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