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「さあ!私をハグしなさい!」

我が家の次女はこの4月から中学生になりました。

反抗期もありつつ、まだまだ甘えん坊なところもあり、まだ可愛いもんだ。


次女は長女とは7歳差、三女とは2歳差。

次女は2歳の時、お姉さんになりました。

元々、生まれながらにクールな子で、あまり笑わない。笑う事の方が珍しい。

普通、赤ちゃんが喜びそうなことをしても「ムスッ」と鬱陶しそうな顔をされる。笑

いつもバンボに座り、ムスッとしているから「社長」と呼んでいました。笑

保育園からの日々の日記には「今日、笑いましたー!」って、先生の喜びが書かれるくらい笑わない子。

常に何かを考え、何かに夢中になる。

小さいのに頭の中には色んなことが沢山渦巻いている。常に真剣な目で精一杯生きている子。

次女はそんな子でした。


三女の出産を控え、長女と次女は実家に預けていました。

時期的にインフルエンザが流行っていたため、産後病院に来ることはできず、赤ちゃんに会えたのは退院して、お留守番をしていた実家での初対面。


急に私が赤ちゃんを連れて帰ってどんな反応をするだろう…

泣くのかな?

赤ちゃん返りするのかな?

色んな想像をしながら実家のドアを開けました。

久しぶりのママとの対面に、玄関まで走ってくる次女。

赤ちゃんを見て固まる。


「あーたん(赤ちゃん)?あーたん???」

と、目を丸くして驚いていました。


その瞬間

お姉さんスイッチオン!!

まだふにゃふにゃの赤ちゃんに釘付け…笑

真剣な眼差しで、どう接していいか探り探り、どうにかこうにかお世話がしたい!って言うのが伝わってきて可愛かった。


赤ちゃんを見て泣く。

赤ちゃん返りをする。

この二つの心配は一気に吹き飛びました。


私が赤ちゃんに母乳をあげたらどんな反応をするだろう…流石に泣くかな?

と思って母乳をあげると

「はっ!」と目を見開いて、ぽぽちゃんを持ってきて、ポンポコリンのお腹丸出しで私の隣にぴったり座ってぽぽちゃんに母乳をあげる真似をする。

私と自分を見比べながら、ものすごく真剣に真似してました。笑

母乳をあげる母と、その隣に座って本気で母気取りの2歳児が並んで母乳をあげるというなんとも面白い風景。


ママを取られた!

とか、そんなのはどこかへ吹っ飛び、お姉ちゃんとしての使命に駆られていました。笑

離乳食をあげるのも次女の担当。

三女が寝ると、そっと隣に座って優しくトントンしてあげていました。

4歳の頃は2歳の三女の歯磨きもしてあげていました。

ほんとに小さなお母さん。笑

長女は発達障害があって、それはそれで目を離せない部分があったので、次女の小さなお母さんっぷりは助かる部分はありました。


だからね、ある意味、私に甘える事を知らずに育ってしまいました。

子どもって、成長の過程で

2〜4歳くらいまでの反抗期

小学校1年生の頃にも気持ち的に不安定になり反抗的になりやすい。

そして、思春期の反抗期

うちの子達を見ていて大まかに3パターンの反抗期が現れます。


次女が小学校1年生になった時、ちょっと荒れだしたんですよね。

保育園という守られた生活から、自分で登下校して、勉強の日々。

すごく気が張っていたんだと思います。

だけど、今までずっとお姉ちゃんをやってきて、甘え方を知らなかった。

だから、ひたすら私に不満をぶつけてくるようになりました。


私は次女をぎゅーっと抱きしめました。

抱きしめられ慣れてない次女はちょっと反抗してましたが、反抗的な態度を取るたびにとっ捕まえて抱きしめる。

きっと自分からは言えないから。

甘えたいって言えない子だから、嫌だと言われても抱きしめまくってました。

やっぱね、嫌だと言いながらも抱きしめるとちょっとはにかんで嬉しそうにしているんですよ。

あまり笑わないクールな子だからこそ嬉しくて、逃げる我が子をとっ捕まえて絡みまくってました…笑


そこから次女の心も安定してきたのかな。

反抗的な態度も減り、色んな話しをしてくれるようになりました。


今もね、可愛い甘え方は苦手。

「さあ!私をハグしなさい!」

ちょっとにやけながらね…笑


これが次女の甘え方。

ハグしたらどんなにもがいてもしばらく離さないけどねー!笑

私から逃れようとする次女と、それを離すまいとする私と。

今ではゲラゲラ笑いながらスキンシップを取れるようになりました。


こうやって甘えてくるのはあとどれくらいかな…?

もうちょっと、鬱陶しいママに付き合ってくださいな(人´_`)♡





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