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児童相談所に予約を入れる ~ ADHDっ子 中学2年生 その11

とにかく救いを求めて

警察に連絡する勇気のない私。

家庭環境は変わらず酷い状態。

正直、もう私には手が付けられない状態だったので、この際、児童相談所で預かってもらえたらどうだろう…。

私がそばにいるから長女は甘えるんだ。

私がいない環境、甘える相手がいない環境に長女を置けば何かが変わるのではないかと考えました。

児童相談所に電話で予約を入れて、予約当日。

初めて児童相談所というところに行きました。


そこで私を迎えてくれたのは私よりも少し年上の男性。

明るく声をかけてくれて、個室に通されました。

そこで開口一番に言われたのが


「いや~。実は僕もADHDなんですよ~!」


明るく私に言ってくる。

言葉を失う私に更にこう言いました。


「なんだかんだね、お母さんも一緒だと思いますよ~!」

苦笑いの私は一応大人の対応として

「まぁ、そうですよね。完璧な人間はいませんからね!」

って返しました。



もう、終わった…。

って思いました。

絶望的。


ADHDの子どものことで悩んでいるから、正直まともな話しをしたかった。

きっと彼は仲間意識みたいな、長女の気持ちがわかる人間として私の前に現れたのだと思いますが、私からすると拒否反応しかなかった。

なぜ児童相談所はこの人を私の担当として選んだのかすら不信感でしかなかった。


質問されるままに答える私。

「お母さん、頑張ってますね~!」

もう、その言葉は聞き飽きた。


それを言われたことで状況は何も変わらない。

そこで、長女を預かってもらうことは出来ないかと質問してみた。


答えは「NO」。

・私が虐待をしているわけではない

・育児放棄をしているわけではない

・子どもからの暴力が私や妹たちにケガをさせるほどのことをしているわけではない


預けられる理由はないということだった。

どんなに精神的に追い詰められても、目に見えないものは認められない様子。


結局、児童相談所もあてにはならない。


何の解決もないまま

彼に最初に言われた言葉だけが心に残っただけだった。



その後、2回くらい電話で様子を聞かれましたが

彼と話す気にもなれない私は「大丈夫です。」

とだけ言って電話を切りました。



最後まで読んでいただきありがとうございます☆頂いたサポートは子ども達の笑顔のために大切に使わせて頂きます(*^^*)心からの感謝をあなたに…...♪*゚