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HSPさん・悩みやすい人の為の、頭にまとわりつく悩みを一気に吹き飛ばす方法

私は幼いころからかなり悩みやすい。
不安感が強い傾向にある。
HSP的な要素は多分にあるのだろうが、HSPだろうがなかろうが悩みやすく、その悩みに思考のエネルギーを持っていかれるため疲れやすく、また悩みに支配されている間は食欲も低下してしまう。ずっとソワソワしてしまう。地に足がつかず目の前のことを楽しめなくなり、過去や未来に意識が飛んでいき、反芻を繰り返す。

色々な悩みを人生の中で経験してきた中で、自分に一番合っていた考え方がある。自分の中で革命が起きた瞬間だった。

『もうどうにでもなれ』

という開き直りだ。
これは決してマイナスの開き直りではない。
むしろ、前向きな開き直りだ。

別の言い方をすれば『受容』とも言えるかもしれない。
人生に起こる全ての出来事を甘んじて受け入れる。
傷つく出来事も恥をかくことも嫌な出来事も悲惨な出来事も修羅場が訪れようとも拒否しない。
というか拒否できない。

起こることは起こるし、起こらないことは起こらない。
どうすることも出来ないのだ。

ジタバタしても、起こることは起きてしまう。

『それならばもういい。起こることは勝手に起これ。甘んじて受け入れる』

と、完全に腹をくくってしまう。
この先起こりうる嫌な出来事、身に降りかかるかもしれない出来事への不安や緊張が、この考えで一気に吹き飛ぶ。
私の場合、悩みや不安を受け入れ、諦めた瞬間に一瞬で静寂が訪れた。

おそらく、HSP気質の方や悩みやすい方は生存欲求が強い。
生存欲求が強ければ強い程自分を脅かすかもしれない出来事や事柄に対して過剰に反応してしまうのだと考えている。
図太い人が気にもしない小さな出来事を拾い上げ、自分の頭の中で大事にしてしまう。

まぁ、そのおかげで他人の不安や緊張を感じ取りフォロー出来たり、仕事や人間関係に生かすことのできる部分ももちろんある。
しかし、日々悩みや不安感が強ければ仕事やプライベートに使うエネルギーが残っておらず、人生を楽しむことが難しくなる。

私もその性質により損してきたこともたくさんある。
もうこりごりだ。
いつまで人生を無駄にしなければならない。
いつまで周りを気にして生きていかなければならない。

私は私にしかなれない。どれだけあがこうが抵抗しようが自分は自分なのだ。
今までの人生で他人にしてしまったマイナスな言葉や行動、傷つけてしまったこともあるだろう。自分が意識していなくても他人に迷惑をかけてしまっていることもたくさんあるだろう。
思い出すだけでもたくさんある。後悔もある。

しかし、やってしまったことや言ってしまったことはもう取り戻すことはできない。それにより生じることは全て自分で受け入れるしかないのだ。
自分の人生の責任は自分でしか取ることができない。

もう前を向いて自分を信じて強く生きていくほかない。

安心、安全、平穏を求めることを辞め、むしろ恐怖に自らを放り込む。
不安があろうがなかろうが起こる現実に突入するのだ。

その恐怖や不安緊張を、開き直り受け入れた時に絶対的な安心感が訪れる。心の中に静寂が広がっていくのだ。

いくつか、自分にとって参考になった本を紹介しておく。
人生につまずき、悩んだとき参考にしてみてほしい。



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