【セコイア&キングズキャニオン国立公園の旅②】~洞窟体験&水遊び!
太陽の光が一切届かない「漆黒の闇」は、この世に2か所あるそうです。1つは、地中。もう1つは、深海。
今回のアメリカ・国立公園の旅では、天然の洞窟を探索するツアーに参加!「漆黒の闇」なるものを、初めて体験してきました。
▼旅の前半、巨木体験記はこちら▼
雄大な湖で水遊び!
巨木を堪能した後は、ヒューム湖(Hume Lake)へ!
湖のほとりにテントを張って、景色を楽しみながらランチを食べたり、コーヒーを飲んだり、家族でまったりのんびり過ごそうかと思いきや・・・。
・・・誰もいない。
おにぎり&スナックを食べ散らかした後、キッズは夫を強引に引き連れて、湖の中にじゃぼん。透明度のそんなに高くないレイクで、父子がカモなどを追いかけている間、私だけまったりさせていただきました。
ボイデン洞窟で、漆黒の闇体験!
セコイア&キングズキャニオン付近には200個もの洞窟が発見されていますが、人が入ってOKなのは2つだけ。
ガイドさん曰く、セコイアのクリスタル洞窟は有名だけど、「ダイナマイトで人工的に空間を作った偽物だ!」そうで、今回訪れたボイデン洞窟は「天然そのまま、これこそが真の洞窟だ!」そうです。
洞窟の中はひんやりと涼しく、鍾乳石や大理石は、まるでアート作品!気の遠くなるような時間をかけて、自然が創り出したんですね。
こちらは“ウェディング・ケーキ”と呼ばれる鍾乳石。圧巻!
1906年にこの洞窟を発見したボイデンさんは、約10年ほど、この洞窟の中で暮らしていたそうです。男のロマン、いささか行き過ぎている感がありますが。
そんなボイデンさん、ある日の洞窟探索中にランタンを落としてしまったそう。光が一切届かない洞窟の内部は、ランタンがなければ漆黒の闇!流れ出る水を頼りに、何時間もかけて外に這い出たとか・・・。
そんな「漆黒の闇」を、私たちも体験させてもらいました。
すべての明かりを消した瞬間、まるで、私の電源をプッと落とされたよう。目を開けているのに、何も見えなくて、目がパニックを起こして激しくピント調整をし始めたけど、やっぱり何も見えなくて・・・。
けっこう怖い体験でした。
漆黒の闇に居続けると、いずれ失明するそうです。
涼しくて、暗くて、歩き疲れて・・・のトリプルポイントをゲットした息子は、鍾乳洞の中でまさかのお昼寝www
そんなことって、あります?!
15キロのプレシャス・カーゴ(貴重な荷物)を担ぎ、狭い洞窟な急な坂道を歩いてくれた夫に、よく頑張ったで賞をあげたいと思います。
秘密のスポットで、川遊び!
旅行の最終日は、セコイア国立公園を流れるカウェア川(Kaweah River)のほとりで、贅沢デイキャンプ!
ここは、特に名前のない場所。
キャンパーたちのゴミ集積所に駐車し、川のほうへ降りていくと・・・。知る人ぞ知る、とっておきの川遊びスポットが広がっているのでした。
水の透明度が半端ない!
小さな魚がたくさん泳いでいました。
流れも穏やかで、まるでプールです。
泳いだり、スナック食べたり、魚を追いかけたりしているうちに、あっという間に時が流れていきました。
旅の終わりに・・・
今回の旅行、娘が一番楽しかったのは川遊びだそうです。
帰宅後に、川と岩と魚の絵を描いていました。
ダイナミックでよろしい💮
「あの川でまた遊びたーい!」と言っているのですが、なんてったって、片道5時間・・・。うーむ。
足りない!また行きたい!と思えるのは、良い旅行だった、ということかもしれませんね。
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