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【業務委託型組織VS会社組織】創業後どっち路線の組織にするか悩んだ時に読む記事

"業務委託型の組織(1人社長会社)"で生きるか、"社員で構成された会社組
織"にするか?

業務委託型の1人株式会社ならある程度時間的な自由もできるし…
でも会社は成長しなさそう…
でもやっぱり事業は社会的にも永続的に続かせたい

今、考えるとしょうもないことで悩んでいたなといますが、結構悩んでたので(笑)

起業したばかりの方、創業期の方が、組織や会社の未来について考える際の参考になればと思います。

すでに組織作りが進んでいる方は読む必要はないかと思います。

〜目次〜

結論
1章:創業期の組織作りの3つのスタイル
■Aスタイル
■Bスタイル
■Cスタイル
2章:会社組織の強み
3章:会社組織化することへの恐れ
4章:会社組織にするタイミングについて
最後に

結論

  • ①経営リスクを減らす→業務委託型組織

  • ②会社に実現したい未来がある→会社組織

現時点では、上記が最適解だと思っています。
私の場合は、①を経て②に移行しました。

当たり前のこと言ってるようなんですが、最初は意外とわからないもんです。

1章:創業期の組織作りの3つのスタイル

代表者の生き方や、会社の未来の手触り感によってどこからスタートするのか、移行するのかが変わってくるように思います。

  • A:①のスタイルをずっと貫く

  • B:創業期から②からスタート

  • C:①を経て②に移行する

方向性としてはいずれかになるかなと思います。

■Aスタイル

Aが適しているケースや、Aのスタイルの経営者さんについて

  • 経営は成り立つが、事業の収益性が高くなく、固定費をかけることが好ましくない場合

  • 投資に回せるだけの利益を確保してピポットしやすい状態を作る場合

  • やりたいことが仕事になっている場合

  • 経営の継続についてのリスク、懸念点が拭えない場合

  • 人の知識や労働力だけでスケールするビジネスモデルの場合

多岐に渡ります。
キーワードとしては、「代表者の生き方」「会社の方向性」「ビジネスモデル」のいずれかの要素が大きく働いているイメージです。

代表者の生き方によるものと、それ以外の事由の場合と結構毛色が違うものの、特に自由の価値観が強い今の世代には、この2つの複雑なモヤモヤが起こるフェーズがあると思うので、まとめました。

■Bスタイル

  • 投資家から資金調達してエグジットを求められる場合

  • 2社目以上の会社を設立する場合

  • 労働力として教育することで、売上が上がることがわかっているビジネスモデルの場合。

  • 0→1のテストマーケティングがミニマムで終わっていて、スケールの可能性があり、スピードが重要な場合

これは私自身経験がないですが、Bのケースに該当する場合には、最初からBスタイルでスタートすると思います。

■Cスタイル

Aのケースの中のうち、懸念点だった部分が払拭されたり、更新されることで、①から②に移行するようなケースです。

会社のフェーズに応じて必要性に迫られた場合Cのケースになるようなことが多いのかなと思います。

2章:会社組織の強み

会社組織という表現にしていますが、この記事では、理念共感型の会社組織という意味で使っています。

理念採用ができた会社組織では、通常業務が回ることはもちろんですが、会社の向かう方向に対して、皆が同じ方向を向いて仕事をする形になります。

会社の描く未来の実現に向けて仲間が脳をシェアしているイメージです。

1人社長では、PCのCPUがコア1だったのが2、4とか8になるイメージで、ここに、とても強さがあります。

業務を外部に切り出して経営リスクを下げたり、生産性を上げて売上を上げると言うこととは全く違った種類のパワーやクリエイティビティがあります。

仲間のCPUの精度を磨き、会社の中のCPUのネットワークをうまく構築できれば、より速く、より遠くに行けると思います。

3章:会社組織化することへの恐れ

社員雇用する前の自分は

  • 社員はどうせ辞める

  • 教えるのが面倒

  • 固定費増えるの怖い

みたいな考え方をしていましたが

今は全くそう思っていませんし、正反対の考えになりました
現時点ではって可能性もありますが…(笑)
また、令和の虎のおかげで、理念採用がうまくいったからという部分もかなり大きいです。

社員はすぐには辞めないと思っています(笑)し、独立できるくらいに育って辞めてくれって思います。

教えるのは楽しいし、教えなくても自分で考えて動いてくれるので、とても頼もしいです。
固定費が増える怖さ以上に、会社としての成長や安心感があります。

4章:会社組織にするタイミングについて

私の場合は、Aスタイルで描いていたのですが、Aのケースの中のいくつかの懸念が払拭され、未来が見え始めた時、会社の未来や、組織作りについて考えるようになりました。

ある先輩経営者には…
「今の時代、可能なら業務委託型の組織の方がいいよね」と言われ
ある経営者には.,..
「君の次やることは、雇用を生み出すことだ」と言われ

悩んだ記憶があります。

その後、社員を雇用すると腹に決めた
私:「社員を雇うことにしました」って発言した時に
先輩経営者:「なんでそう思ったの?」と聞かれ、
私:自信を持って「会社の成長とビジョン実現のために必要だと思ったからです」
と答えた時、間違ってないと確信に変わったのを覚えています。

答えになっていないかもしれませんが、
未来について考えてみて、一旦決めてみて、発言してみて、腹落ちするか?
自分の心に聞いてみてください。

最後に

一度、出港した船に途中で人を乗せて
やっぱり引き返します。ってのがほんとに嫌だった。
利益があまり出てないギリギリの状態で人を巻き込むのが嫌だったんです。

でも、会社のビジョンと信念を最初から持っている人は臆さず進める。そんな人はほんとにすごいと思います。

私は、お客様への約束、社員の人生を背負う覚悟、固定費のリスクなど色んな感情や不安のなか
果てのないゴールに対して、挑戦し続ける覚悟を持てたからできたことです。

ただ、ビジネスなので、
やってみたけど、社会の中で求めてくれる人は少なかった…
社会に求められるレベルの完成度にできなかった…
とかは全然あると思います。

なので、一旦決めたら不安を感じながらも、その道を進んでみればいいし、
沈むくらいなら引き返したり、船から降りてもらうことも、仕方ない結果かなと思っています。

会社の存続はほんと尊いものです
先人たちには敬服いたします


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