簿記の基礎

1 単式簿記と複式簿記について


2 決算書(貸借対照表・損益計算書)について


貸借対照表(バランスシート)

左側(借方)に資産の金額を書く。

右側(貸方)に負債と純資産の金額を書く。

資産と負債の差額が純資産である。

資産の勘定科目(普通預金、現金、売掛金、普通預金、受取手形、当座預金、貸付金、備品、有価証券)

負債の勘定科目(買掛金、支払手形、借入金、未払金、預り金)

純資産の勘定科目(資本金、資本準備金)


損益計算書(プロフィット&ロス・ステートメント)

左側(借方)に費用の金額を書く。

右側(貸方)に収益の金額を書く。

収益と費用の差額は当期純利益(左側に借方の項目として書く)または当期純損失(右側に貸方の項目として書く)である。

収益の勘定科目(売上、受取利息、受取家賃、受取配給金)

費用の勘定科目(仕入、旅費交通費、接待交際費、会議費、通信費、租税公課、水道光熱費、消耗品費、広告宣伝費、福利厚生費、給与、支払利息)


勘定科目の5個のグループ(資産、負債、純資産、収益、費用)


資産はもし増えたら左側(借方)、減ったら右側(貸方)に書く。

負債はもし増えたら右側(貸方)、減ったら左側(借方)に書く。

純資産はもし増えたら右側(貸方)、減ったら左側(借方)に書く。

収益はもし増えたら右側(貸方)、減ったら左側(借方)に書く。

費用はもし増えたら左側(借方)、減ったら右側(貸方)に書く。


3 帳簿に記入する

仕訳帳

総勘定元帳

主要簿

補助簿

3伝票制(入金伝票、出金伝票、振替伝票)

相手科目


4 決算

会計年度の始まりの日を期首と言い、会計年度の終わりの日を期末または決算日と言い、期首と期末の間を期中と言う。

例えば3月期決算の場合は4月1日が期首で、3月31日が期末である。


決算書の完成

総勘定元帳から試算表(合計試算表、残高試算表、合計残高試算表)を毎月作る。

決算整理(項目は棚卸と売上原価の確定、貸倒引当金の計上、固定資産の減価償却、収益と費用の整理)は期末に作る。

試算表と決算整理を作ったら精算表を作る。

精算表の各項目に残高試算表、整理記入、損益精算書、貸借対照表を作る。



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