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幸運の鍵 第919話

《令和5年10月19日(木)》

人の性格のタイプは、大まかに分けて楽観的な人と悲観的な人に分かれますね。私は何度か「幸運の鍵」の中で、「準備は悲観的に、行動は楽観的に」…という持論を述べてますが、事を為す際の様々な段階によって性質が変わるため、全て楽観的なら良いとか、悲観的では駄目だとか、一概には言えないと思っています。しかし一般的には、楽観的に物事を考える方が希望の灯りを見つけやすいものです。フランスの哲学者、ルネ•デカルトは次のように言っています。

「楽観主義者は何もないところに明かりを見るが、なぜ悲観主義者はいつだってその明かりを吹き消そうとするのだろうか?」

例えば、灯りの無い夜道を歩く時、楽観的な人は懐中電灯を持っていれば問題ないと思い、もし懐中電灯が無くても「今夜は月明かりで照らされているから大丈夫!」と、とにかく歩くことを前提として考えます。しかし悲観的な人は、月明かりで大丈夫等という発想自体が無いばかりか、懐中電灯を持っていても途中で切れたら大変だとか、懐中電灯の灯りが目立って強盗に襲われたら大変だとか、発想自体が歩かないことを前提とします。悲観的な考え方も安全第一を考えれば大切なことではありますが、いざ行動を起こす際や、未来に希望を見い出そうと前進する時は、楽観的な発想は無くてはならない心の持ち様だと思うのです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!


数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!