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幸運の鍵 第1134話

《令和6年5月25日(土)》

人は自分の境遇を、よく他人と比較したがりますね。「隣の芝生は青い」と言いますが、立派な家に住んでる…、高級車に乗っている…、お金持ちだ…等々、他人を羨み、自分の境遇を卑下する人もいるものです。しかし、そういう他人の華やかな一面だけ見て羨むことは、自分をどんどん欲まみれにしていくだけで、人生にとって意味の無いことだと思うのです。詩人、相田みつをは次のように言っています。

「トマトにねぇ
いくら肥料をやったってさ
メロンにはならねんだなあ」

自分には自分の大切な人生があります。この世に生まれてきた自分なりの使命があり、それは自らが望んで生まれてきた境遇なのです。「足るを知る」という言葉がありますが、自分の置かれた現実に感謝することが、充実した人生の基礎となります。あのヘレン・ケラーは、三重苦という苦しみを与えて下さった神様に感謝すると自ら語っています。どんな境遇でも、心の持ち方一つで幸福を実感できるのです。それがこの世における人間の使命…、つまり「悟り」なのだと思うのです。ちっぽけな金銭的欲求を持って他人と比べるのではなく、自らの人生をもっと大切に生きたいものです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!