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幸運の鍵 第900話

《令和5年9月30日(土)》

変化への適応が大切だと言われます。企業においては、時代の変化に速やかに対応し、ユーザーのニーズをいかに先取りできるかが、生き残りのための必須の戦略となっています。時代の流れに取り残される企業は自然淘汰されてしまうのです。私達もいかに時代の変化に対応できるかが問われているわけですが、頭ではわかっていても、実践の段階になると中々できないものですね。第35代米国大統領、ジョン•F•ケネディは次のように言っています。

「変化とは人生の法則である。
過去と現在しか見ない人は、確実に未来を見失う」

1870年代半ばから1914年の第一次世界大戦に至る、列強間の植民地獲得競争期を「帝国主義の時代」と呼びますが、欧米列強の圧力に危機感を持ち、国体の変革(明治維新)によって速やかに対応した日本は、植民地化されることなく生き延びました。しかし、旧態依然とした体制から抜け出せなかった清は、日清戦争の敗戦後、列強に分割統治され、体制崩壊から内戦へと進んでしまいます。宗主国の清に国の命運を任せ、世界の変化に適応できなかった朝鮮もまた、結果的に日韓併合へと進んでしまいます。変化を見極め、その変化に速やかに対応できるかどうかが、国の命運を左右してきた歴史の現実です。私達個人ベースでも、変化に適応することはとても大切なことです。いかに適応して時代を先取りできるか、柔軟な発想を追求したいものです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!