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幸運の鍵 第537話

《令和4年9月23日(金):秋分の日》

私は若い時スポーツをしていました。強くなるために厳しい練習に耐えたものです。大学時代は女子高のコーチもしました。私は体が固くてセンスが無かったので、人の倍の練習をしないとレギュラーになれなかったからです。スポーツに限らず、仕事でも何でも、人並みに頑張っていくためには努力が必要ですね。努力の成果は、ここ一番の時に発揮されるものです。それは、頭で考えていることではなく、体で覚えたことが自然に出てくる状態です。スポーツではよく「ゾーンに入る」と言いますが、その境地は猛練習の中で体に覚えさせないと出てこないものなのです。米国のカレッジフットボールコーチ、ルー・ホルツは次のように言っています。

「汗で溺れた者はいない」

これは、練習(努力)でマイナスの結果は出てこない。安心して練習に没頭しなさい…という意味ですね。成果を出すための近道はありません。ひたすら努力あるのみです。しかし、昨今いろいろなところで努力を避ける風潮や、楽をして成果を得ようとする風潮が見受けられます。それは、できれば楽をしたいという人間の弱さにつけ込む風潮です。10の成果を得たければ10の努力をしなければいけません。100の成果を得たければ、100の努力をしなければいけないのです。決して0の努力で成果が出ることはありません。それは大宇宙の法則です。楽な道に進もうとする自分の弱さに打ち克ってこそ、明るい展望が現実化するということを、しっかりと押さえておきたいものです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!