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幸運の鍵 第959話

《令和5年11月28日(火)》

人生、誰でも幸せに過ごしたいと思うものです。しかし世の中には、幸せな人もいれば不幸な人も存在しますね。その違いは一体何なのでしょうか。結論から言うと、人間の自由意志が自ら引き寄せているのです。不幸を自ら望んでなどいない!…と怒る方もいると思いますが、幸せも不幸も一方的に外から巡って来ることはありません。幸せの種を蒔いた人には幸せが、不幸の種を蒔いた人には不幸が巡って来るという単純なことが真理なのです。小説家、武者小路実篤は次のように言っています。

「尊敬すべき幸福な人は、逆境にいても、つまらぬことはくよくよせず、心配しても始まらないことは心配せず、自分の力のないことは天に任せて、自分の心がけをよくし、根本から再生の努力をする人である」

この言葉を180度逆の言葉に変えると、「可哀想な不幸な人は、逆境にいると、つまらぬことで怒り嘆き、心配しなくてもいいことを心配し、自分の力の無さを天のせいにし、自分はさておき人の心掛けを批判し、努力を放棄して好き勝手に生きる人です」…という形になるでしょうか。逆境にいるから不幸だということではありません。逆境をいかに前向きに乗り越えて、地道に努力を重ねる人が幸せを掴むのであって、幸せを掴めない人は逆境そのものを悲嘆し誰かのせいにし、努力をしなかった結果だということに気付かなければいけません。人生とは、誰のせいでもない、自らの蒔いた種を刈り取る作業の積み重ねなのです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!