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幸運の鍵 第986話

《令和5年12月25日(月)》

人間は経験を積むたびに学びを深めていきますね。そして、人生の進む道を突き詰めていくのだと思います。それは素晴らしいことですが、同時に選択肢を狭めていくという難点も持ち合わせているのではないでしょうか。「それでは上手くいかない」「この方法じゃないとダメだ」…、自分の経験値からくる選択は、間違いの一番無い選択でありながら、可能性の幅を自ら狭めていることでもあるのです。幕末の志士、坂本龍馬は次のように言っています。

「人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある」

「自分の経験からくる勘には間違いが無い!」…と思う年輩の方は多いと思います。それは、何度も失敗しながら確信を得た結論であるため、決して間違っていることではないのだと思います。しかし、その経験値に固執してしまうと、新しい可能性が見えなくなってしまいます。世の中は、ラジオの時代からテレビの時代、そしてインターネットの時代へと飛躍的に変化してきました。経験値から得られる選択を大切にしながらも、新しい発想からくる選択に対しても門戸を広げておきたいものです。可能性を自ら閉ざす選択は避けたいことだからです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!