幸運の鍵 第1021話
《令和6年1月30日(火)》
人生では幸せなことも不幸なことも、いろいろ経験します。喜びいっぱいで幸せだと思う時期もあれば、辛くて不幸だと感じる時期もあるものです。その波が必ず交互に訪れるのであれば、まだ予測もできて心の備えができますが、実は幸せなことも不幸なことも、連続でたたみかけるように訪れるのが現実です。嬉しいことが連続で訪れるのであれば幸せですが、問題は辛いことが連続で襲いかかって来ることですね。天台宗の尼僧、瀬戸内寂聴は次のように言っています。
「人生はいいことも悪いことも連れ立ってやってきます。
不幸が続けば不安になり、気が弱くなるのです。
でも、そこで運命に負けず勇気を出して、不運や不幸に立ち向かってほしいのです」
壁を乗り越えてもまた壁があり、また乗り越えてもまた壁がある…。それが連続して続くと、精神的に強い人でもかなり滅入ってしまいますね。そして、自分の運命を呪ったり、希望を失ったりしてしまいます。滅入ることなく、その時期を乗り越えるには、むしろ不幸は連続して襲って来ると最初から認識しておいた方が良いのかもしれません。そして、不幸に敵対するのではなく、それを受け入れて反省すべきは反省し、謙虚な姿勢を持つことが大切なのではないでしょうか。恨んだり怒ったり敵対したりせず、謙虚な姿勢でそれを受け入れて反省した時、試練は幸運に変わるのだと思います。それは私自身の半生の経験から思うことでもあるのです。
今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!
数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!