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幸運の鍵 第968話

《令和5年12月7日(木)》

人は将来に期待を持ったり不安を持ったりして生きています。人によって性格が違うので、楽観的な人もいれば悲観的な人もいますね。問題は、過大な期待や極度の不安を持ちすぎることだと思います。過大な期待は失敗した時の失望感が大きくなり、逆に極度の不安は何も行動を起こせなくなるからです。特に極度の不安は、未来への展望を自ら封殺してしまいかねません。ローマ帝国の政治家•哲学者、ルキウス•アンナエウス•セネカは次のように言っています。

「およそ惨めなものは、将来のことを不安に思って、不幸にならない前に不幸になっている心です」

どんなに才能があり、人一倍努力をしたとしても、オリンピックで金メダルを取れるとは限りません。この世に100%ということは無いのです。そして、何もしていないのに未来を不安がるほど無意味なこともありません。たぶん一つの成功のために、人は何十回もの失敗を経験するはずです。その失敗一つ一つに不安を抱えていては、いつまで経っても成功を摑み取ることはできないでしょう。過大な期待や極度の不安を廃し、今目の前のことに集中することが何よりも大切なことです。結果を恐れず、結果は神様に委ねるつもりで、今自分にできることを一生懸命やる姿勢を持ちたいものです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!


数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!