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良運の方程式 第59話

前回は「幸運の鍵」でご紹介させて頂いた数々の名言の中から、私の独断と偏見に基づいた第30位から第21位までをご紹介させて頂きました。今日はその二回目、第20位から第11位をご紹介させて頂きます。前回も記しましたが、順位はあまり意味の無いことだと思っています。全てが素晴らしい名言だと思いますので、是非皆さんも心で感じて頂けたら有難く思います。

①第20位
凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。
風に流されている時ではない

第61•63代英国首相、ウィンストン•チャーチル(1874-1965)の言葉です。人生の強風から逃げずに、真正面から立ち向かう時こそが、人間として最も輝いている時なのだと思います。

②第19位
進路を決めるのは風ではない、帆の向きである。
人の行く手も海を吹く風に似ている。
人生の航海でその行く末を決めるのは、なぎでもなければ、嵐でもない、心の持ち方である

米国の著作家、エラ•ウィーラー•ウィルコックス(1850-1919)の言葉です。心に勇気と信念を持つ時、人間はどんな嵐をも乗り越える強さを発揮するものです。

③第18位
過去には帽子を脱いで敬意を表し、未来には上着を脱いで立ち向かいなさい

米国の女流劇作家、クレア•ブース•ルース(1903-1987)の言葉です。辛く苦しい経験も人間を強くしてくれる教科書です。過去の全てに感謝し、その謙虚さと強さを持って、新たな未来を拓きましょう。

④第17位
今はないものについて考えるときではない。今あるもので、何ができるかを考えるときである

米国の小説家、アーネスト•ヘミングウェイ(1899-1961)の言葉です。これが無い、あれが無いと、無いことを嘆くのではなく、今有るものでいかに効果を出せるか考えるのが、人間の知恵ですね。

⑤第16位
真の勇気が試されるのは逆境のときではない。幸運な時どれだけ謙虚でいられるかで試される

オーストリアの精神科医、ヴィクトール•フランクル(1905-1997)の言葉です。成功した時、人から賞賛された時ほど、決して傲慢にならずに、謙虚に自分を律することができる人間が、真の成功者と成り得るのです。

⑥第15位
我々は暗闇を呪うためにここにいるのではない。その暗闇の中にろうそくを灯すためにここにいるのだ

第35代米国大統領、ジョン•F•ケネディ(1917-1963)の言葉です。誰かに何かをしてもらうのを待つのではなく、自らが率先して何かを為すことを考えることが大切ですね。

⑦第14位
目上に対しては謙虚に、同僚に対しては礼儀正しく、目下には優しくふるまう。
これはみんなが心地よく生きるための社会生活のルールである

アメリカ合衆国建国の父、ベンジャミン•フランクリン(1706-1790)の言葉です。洋の東西を問わず、また昔も今も変わらず、安定した人間関係と社会生活の基本は変わりませんね。

⑧第13位
愛とは、大きな愛情をもって小さなことをすることです

カトリック教会の聖人、マザー•テレサ(1910-1997)の言葉です。大切なことは、為すことの大小ではなく、一つ一つの行為に、いかに誠意と愛情を込めてできるかなのだと思います。

⑨第12位
やってみせ 言って聞かせて させてみせ 誉めてやらねば 人は動かじ

太平洋戦争時の連合艦隊司令長官、山本五十六元帥(1884-1943)の言葉です。教育の基本は、軍隊でも企業でも学校でも家庭でも、昔も今も将来も、何ら変わることはありませんね。

⑩第11位
人間一人ひとりがもう少し「誇り高く」生きることが大切ではないでしょうか。
大きな花、豪華な姿で咲き誇る花を羨(うらや)み、自らを卑下することなく、「小さきは小さく咲かん」という健気さとプライドを持って生きること。

それはまた、他人にもその人なりの、その人にしか咲かせることのできない花を咲かせようとする姿でもあります
ノートルダム清心学園理事長、シスター渡辺和子(1927-2016)の言葉です。人と比べて自らを卑下することなく、健気さとプライドを持って「誇り高く」生き抜くことが、人間として目指すべき生き様の真髄なのだと思います。

⑪まとめ
第20位から第11位までの名言を記しました。いかがだったでしょうか?皆さんそれぞれ感じ方も千差万別だと思います。自分なりに取捨選択をして、共感する言葉は是非覚えて頂ければ嬉しいです。前回も申しましたが、この順位付けは、あまり意味の無いことだとは思いますが、構成上敢えて順位を付けていることをご了承下さい。

⑫最後に
次回はいよいよ、第10位から第1位までの発表です。一つでも心に響く名言に出会って頂ければ、とても嬉しく思います。

今日も読んで下さり、ありがとうございます。皆さんがたくさんの「良運」に囲まれて幸せな毎日を送れますよう、心より祈念致します!



数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!