幸運の鍵 第1136話
《令和6年7月5日(金)》
長い人生の中では、どう生きるべきか悩み、思案に暮れることが度々あるものです。そういう時に、一つの言葉で勇気を持てることがあります。今日は、「経営の神様」と呼ばれたパナソニックの創業者、松下幸之助の言葉をじっくり読んで頂きたいと思います。
「自分には自分に与えられた道がある。
天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、他の人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広いときもある。
狭いときもある。
のぼりもあれば、くだりもある。
坦々としたときもあれば、かきわけかきわけ汗するときもある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまるときもあろう。
なぐさめを求めたくなるときもあろう。
しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。
いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、とにかくこの道を休まず歩むことである。
自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。
他人の道に心を奪われ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる」
自分には自分の道がある…と思えれば、周りを気にすることなく勇気を持って、また立ち上がることができるのではないでしょうか。所詮人生は修行の場!…と思って、自分に課せられた使命を全うする気持ちになれた時、人生は新しい展開を見せてくれるのだと思います。
今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!
数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!