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幸運の鍵 第597話

《令和4年11月22日(火)》

いよいよ、サッカーワールドカップが始まりましたね。日本はグループリーグで、スペイン、ドイツ、コスタリカと同組になりました。世界ランキングはスペインが7位、ドイツが11位、日本が24位、コスタリカが31位ですが、2位までに入らないと決勝トーナメントに進出できないので、日本にとってはとても厳しいグループに入ってしまいました。ランキングの順位だけではわからない格という意味では、大相撲に例えるとスペイン、ドイツは大関クラス。日本とコスタリカは、前頭より下、十両という感覚でしょうか。では日本代表は、勝つことを諦めているのでしょうか?それは違いますね。スペインにもドイツにも勝つつもりで日本代表は挑みます!英国の女性作家、ジョージ•エリオットは次のように言っています。

「臆病者は勝つと分かっている戦いしかできない。
だがどうか、負けると知りつつも戦える勇気を。
時に勝利よりも価値ある敗北というのもあるのだから」

日本サッカー協会は2050年までにワールドカップの優勝を成し遂げる目標を掲げています。今までの最高成績はベスト16。今回は決勝トーナメント進出(ベスト16)さえも厳しいと思われていますが、戦いとは何が起こるかわからないものです。結果論として、もしドイツとスペインに負けて決勝トーナメントに進出できなくても、負ける中から得るものは必ずあり、それは次への教訓として着実に経験値を高めるはずです。私達の人生においても、大きな夢や希望という志を捨て、小さな損得勘定でチャレンジすることを放棄したり、試練から逃げるようなことはしたくないものですね。価値ある敗北とは、辛い結果になろうとも決して志を放棄しない、強い信念を持つ勇者のみが経験できる敗北なのです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!