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自分に期待する

なでしこリーグ2部は15節を終えて中断期間に入りました。
WEリーグのチームは新シーズンに向けてスタートを始めているようです。

そんな中、わたしたちのチームのキャプテンである藤原加奈選手が、WEリーグへ移籍することになり、中断前のゲームがラストマッチとなりました。

彼女が移籍を決断するにあたり、
シーズン中であること、自身がキャプテンであること、一緒に戦ってきた仲間のことが気がかりだと打ち明けてくれました。

悩んでいた彼女に、選手会長の塩澤優選手が『チャレンジしてほしい、応援したい、私たちのことは心配しないで選手としての自分の事を考えて』
という思いを伝えてくれました。

特に打ち合わせた訳ではありませんが、塩澤選手の言葉はチーム・クラブの総意でした。

みんなに愛され、慕われる存在のキャプテン

全力でサッカーを楽しみ、仲間を思い、チームを愛してくれるキャプテン

紅白戦のメンバーを外れると、『え、加奈は?』とつまらなそうな顔をするキャプテン

自分の名前があると、飛び跳ねるようにして仲間のもとへ走るキャプテン

そんなキャプテンをとことん信じている選手たち

2月からここまで、そんな雰囲気でチームは成長してきました

自分に期待してほしい

という言葉を選手たちによく言います

自分で自分を認め、応援し、そんな自分に期待してほしいという意味です

もちろん、その担保としてスタッフが選手を認め、信じ続けるというのは言うまでもありません

移籍に際し、彼女が『自分に期待して頑張ります』というコメントがキャプテンとしてチームメイトへの最後のメッセージなのかなと思いました


違うかな(笑)


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