言われて目が覚めた
昨日久しぶりにお会いした先輩に「あれ、おぶきょ少しふっくらした?」と聞かれた。
僕は「はい」と答えた。
そう。僕はふっくらした。
僕が焼きたてのパンなら人気者になれそうだが、ふっくらした原因は残念ながら焼きたてだからではない。
“STAY HOME”の名のもと、体を絞ることを甘んじていたからだ。
でも思えばここ数年、体重が増加していた。
10代までやっていた野球の“貯金”はなくなり、“貯脂肪”を始めていた。
30代に入り、その時どきで気にしてはいたけど、冒頭のセリフを言われて目が覚めた。
僕はふっくらした。
アンパンマンなら新しい顔をもらえば済むけど、僕の顔をジャムおじさんは焼いてくれない。そもそも僕はパンじゃない。
パンじゃないけどパンパンではある。お〜。切れ味悪いね〜。地獄だね〜。
僕は今年は裏方メインで動いていて、がっつり舞台に立つ予定の6月(一人芝居)も延期になり、人前に出るのはオンラインのみだったから、もはやバストアップへの意識しかなかったのかもしれない。大事なのはその下だった。
世間を賑わすバイキンマンも怖いけど、本当の敵は自分の中にいた。
痩せられないまま終わる?そんなのはいやだ。
本っっっっ当に恥ずかしい話だが、言われて目が覚めているようじゃ3流だ。ダサい。ダサすぎる。
舞台に立ちたいけど、こんなんじゃ立てない。
ぽっちゃり枠にも入れない中途半端な体型だ。
実は近日、写真を撮る予定がある。こんな姿で写れないと思い、ひっそりこっそりサラダ食べたり自転車移動を増やしたりした。けど、そんなヤワな意識じゃなんも変わらないってことだね。
自分の今の姿を記録に残して、恥じて、戒めて、粛々となりたい姿になるべく生きていきます。
みてろよ、今までの俺。
こんなしょーもない情けない恥ずかしい話をもうしないぞ。
よし。
自分に勝つために、さっき買ったヒレカツだけ食べさせてください。
うん。
よし。
明日から本気だす。(byパンパンマン)
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