【月の子どもと星の子守唄】第2回 赤ちゃんとお母さんお父さんとの繋がり
助産師しほさんによる「月の子どもと星の子守唄」
第2回は赤ちゃんとの繋がりについて、赤ちゃんとのお話にフォーカスを当ててお話ししていただきました。
赤ちゃんは私たちの言葉はわからないと思いがちですが、そんなことはないんです!
言葉じゃなくても何かしら反応してくれているはず、じっくり心を繋げてみましょう。
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こんにちは助産師のしほです
梅雨が明け、暑い夏が始まっていますが体調は崩されていませんか?
第2回から数回にわたり妊娠中に知っていて欲しいこと、大切なことについて綴っていきたいと思います。
食事や運動など色々ありますが、すでに色々な本やサイトにたくさん載っているので、少し違う側面からのお話も多いかと思います。
そんな見方もあるんだなと楽しんで見ていただけたら嬉しいです。
赤ちゃんとお話し
初めに、私が助産師として産院に勤めた時に驚いたことが自分の赤ちゃんに話しかけないお母さんが多いということです。
お母さんだけでなくスタッフにもたくさんいることにも驚きました。
友人などにと伝えると「え?赤ちゃんに話してもわからないでしょ?」と言われびっくり。
どうしてわからないのでしょうか。
赤ちゃんが話をしないからでしょうか?
私は、私自身の生まれ育った環境もあり、発語に障害がある人や認知がある方にも他の人と変わりなく話しかけます。
看護師のときもそうでした。そうすると心が通うのです。
もちろん相手の反応や伝えようとしていることをわかろうと努めます。
「なんであの患者さんと話が通じるんですか?」
と言われたこともあります。
きっとわかってくれてるという確信があるからでしょうか。
哺乳類でない犬や猫だって私たちの言葉を聞きお座りなどをするのです。
人間である赤ちゃんはお母さんの話す言葉なんて完璧に理解できます。
おなかの中で十月十日聞いていたのですから。
親子であることをお互いに自覚する
妊娠中からとても大切にして欲しいことの一つが、お母さんもお父さんも赤ちゃんにたくさん話しかけることです。
「赤ちゃんの心臓の音が聞けてお母さん嬉しかったよ、元気に育ってね。」
「今日はお父さんの誕生日です。来年は一緒にお祝いしてね。」など、どんどん話かけて欲しいです。
赤ちゃんを宿し、お母さんのエネルギーをもらい赤ちゃんは身体的にすくすく育っていきます。
そしてたくさん話しかけることによって、心がどんどん成長していきます。
妊娠中からたくさん話しかけることで、この人たちの子どもであること、そしてこの子の母・父であることをお互いに自覚していくのです。
言葉だけが反応じゃないんです
受精後3週から脳神経が作られ細胞が分裂・増殖を繰り返し、22週で聴神経ができ30週には音が聴こえていると言われています。
教科書上はそうなっていますが、耳で聴くというより人から発せられた振動や波動を感じているのだろうなと思っています。
もし近くに赤ちゃんがいるのならたくさん話かけてください。
言葉で返事はしませんが、何かしらの反応を見せてくれることが多いです。
私は産後の訪問をしていますが、その子なりに上手に成長していることにとても感動させられます。
そして、その成長を支えているのがお母さんです。
赤ちゃんに「こんなに成長できてすごいね、お母さんたくさん頑張ってくれてありがとうやねぇ」と伝えると、ニヤッとしたり、オナラで返事したりしてくれます。
よくありますよね?タイミング良すぎなおならやゲップや喃語。
これはたまたまでなく、お話しできない赤ちゃんなりの反応です。
新生児室で泣いている赤ちゃんに「どうしたの、怖くないよ?目を開けて見て、私がいるから大丈夫」と話すとしっかり目を開けて確認します。
お腹の中のあったかくて薄暗いところでお母さんの心臓の音と声を聞きながら安心していたのに、起きると触感も違う、眩しくてお母さんの音が聴こえない場所にいるなんて不安ですよね。
大丈夫なことを伝えると安心してくれます。
もちろん腹ペコで泣いているときは、「お腹減ってるねーん!」と泣き続けますが…(笑)
ほんとうに赤ちゃんもしっかりと意思を持った一人の人です。
しっかり話しかけてお互いの意思疎通をどんどん図ってくださいね。
大切なのは口から言葉を話すだけでなく、心から伝えるということです。
なので、妊娠初期からお母さん、お父さんはたくさん話かけてくださいね。
まだ妊娠していない人や産後の人は自分の子宮に話しかけても良いですよ。
女性はストレスを子宮に溜めやすいので「いつもありがとう」と伝えるのもいいです。
そういうの苦手…という方は無理にしなくて大丈夫。
今回の記事もこれからの記事も、やって見たい、面白そうと思うものを実践してもらいたいです。
自分が何を感じているのか、自分の気持ちを大切に
情報があふれる今、一つのことに対して、賛成派・反対派・どっちでもないなど360度の意見があります。
自分としての意見・意思はとっても大切にてください。
そして、気になったことなどを実践し、合っている・合ってないなどを感じてください。
みんなが良いものが自分や赤ちゃんにも良いものであるとは限らないので、自分の気持ちを一番大切にして、佳き妊娠期・育児期を過ごして欲しいと願っています✳︎
「わたし自身のものさしをみつける」をテーマに女性として生きるヒントが沢山の一冊を紹介させてください。
以下、くらすことの本hpより
知識や方法に闇雲に寄りかかるのではなく、自分の歩く道に照らし合わせて、その答えを導きだせますように。
正解はひとつではないからこそ、本質は何なのかを、見失わないでいられますように。
これから文末に『太陽の恵み』としてその時の旬のものをお伝えします。
旬のものはその時期に成熟する食べ物なので土の栄養や太陽のエネルギーを目一杯溜め込んでいて栄養満点です。
とっても体に良いのでぜひ日々の食事に取り入れてください。
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○ 太陽の恵み 7月 ○
夏野菜が美味しい季節です。
暑くて汗がたくさん出る時です。
今が旬のナスやきゅうりピーマンなどは
水分を多く含み水分の補給をしてくれます。
そして、火照った体を冷やす働きがあります。
でも今はクーラーの時代なので冷やしすぎに注意です。
トマトソースにして見たり、ナスやきゅうりは
塩を加えて漬物にしたみたり、
生以外での食べ方を取り入れてみてください。
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読んでいただきありがとうございました。
一人で悩んだり苦しんだりする女性がひとりでも多く
笑顔になれることを信じて
しほ
ABOUT -お話を聞かせてもらった人ー
なかつかしほ
助産師、看護師、農家
月の助産院プロジェクトメンバー
星の本屋
京都府出身
農家の家に生まれ育つ
田舎が嫌で高校卒業後、都会へ出て最高な人たちと出会い楽しい日々を過ごす
看護師10年目に助産師というキーワードが降り注ぎ今までとは畑違いの助産師となる
いろんなご縁から京都へ戻り、現在は助産師と畑仕事を行い自然を堪能している
赤ちゃんが大好きな仲間たちによる月の助産院プロジェクトメンバーの1人
また、心が込められた本を届ける星の本屋でもある
「愛で生きる人」がモットー。
月の助産院プロジェクトInstagram:https://www.instagram.com/tsukinojyosanin/
星の本屋Instagram:
https://www.instagram.com/hoshi_books/
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