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#1 【天と星/Hoan】 作り手の気持ち

こんにちは。Hoanと申します。

今日は1番最初にYouTubeに投稿した「天と星」について作ったときの気持ちや歌詞に込められた想いなどをお話しできたらと思います。

どうぞよろしくお願いします。

まずはぜひ一度楽曲を聴いてみてほしいです。


https://youtu.be/T8-R71V--Zw 


ではここから作り手の気持ちを綴りたいと思います。

歌詞

Aメロ
貴方が僕の隣で 無理して笑うから
僕は素敵な笑顔だねって 涙流した

貴方が僕の隣で 苦しそうに胸を押すから
僕は両手を広げて 居場所作った

Bメロ
その時見えた星は きっと一等星だった
まるで貴方のことを迎えに来ているよう

サビ
急に怖くなって 逃げ出したい日もある
人は死に向かって 今を生き続ける
急に怖くなったから 空見上げ願い続けた
神様 どうか まだ焦らないで

Aメロ
貴方は僕と一緒に 眠りにつくはずで
夢の中でさえ ほら 瞳の奥を見た

Bメロ
その時見えた星は きっと一等星だった
まるで貴方のことを迎えに来ているよう

Cメロ
何気なく空は暗くなって
当たり前の毎日と 変わらないPM6:00
最期の最期の時が来たって
いつも迷わず空を見上げ探したんだ
また戻ってきて おはようって言ってよ

ラスサビ
(急に怖くなって 逃げ出したい日もある)
人は死に向かって 今を生き続ける
急に怖くなったから 空見上げ願い続けた
神様 どうか まだ焦らないで

いつか今日を憎んで


見ての通りかなり暗い歌詞になっています。
そしてこの曲はほとんどフィクションになっています。

唯一のノンフィクション(というよりもいちばんに自分が感じている気持ち)は

“ みんな未来に向かって生きている。でもそれは死に向かうことである。 “

この明るさと暗さの矛盾を曲にしたいと思って作りました。

これをフィクションでどう伝えるか考えた時に
余命残りわずかな大切な人を主人公として、
生きることの大切さ、そして死に対する恐怖を伝えることにしました。

Aメロでは入院している大切な人との出来事を記しています。

また個人的に今回のキーワードは
神様 どうか まだ焦らないで」です。

余命を告げられた主人公に待つものは死です。
しかしその死がいつ訪れるかは神様の気紛れかもしれません。
そのためまだ死にたくない、生きたいという想い
「焦らないで」という言葉に込めました。

そしてもう1つがタイトルにもあるように「」です。
多くの人は「天」を見上げて祈ると思います。
大切な人のために祈りを捧げようとした時、見えたものは光り輝く星でした。
そしてその星は一等星かのように輝いていてとても吸い込まれてしまう。

それがサビ前の「まるで貴方のことを迎えに来ているよう」
つまり、大切な人の死を案じられているように感じたという構成です。

最後にCメロではいつもと変わらない夜がやってきているのに
隣に大切な人はもういないことを表しています。
空には輝く一等星も見当たりません。
そんな悲しみと絶望を表しています。

「いつか今日を憎んで」という終わりで全てを回収しているつもりです。


ぜひこの文章を読んでからもう一度「天と星」を聴いてみてください。
少しでも貴方の感情を揺れ動かすことができたら幸いです。

https://youtu.be/T8-R71V--Zw 


次回はYouTube投稿2曲目にあたる「夏なのに」の紹介をしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

各種リンク:https://lit.link/hoankyoku

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