成功する経営者が持つ「2つの特徴」とは|ともともコラム
おふぃす・ともともでは、これまでたくさんの経営者をインタビューしてきました。日本を代表する有名経営者もいれば、信念をもって経営に取り組む「地上の星」のような名もなき経営者もいます。
経営者の数ほど、考え方も経営手法も性格もさまざまです。
先頭に立ち、一直線に社員を導いていく人。柔軟な思考で社会にアンテナをはり、アイデアをめぐらせる人……たくさんの素晴らしい経営者がいます。
企業の生存率は、創業10年後で約5割。経営者にかかっている
とはいえ、その中でも「成功する経営者」は一握りです。
2011年度版中小企業白書によると、創業後10年経ち、変わらず生存している企業は約5割だそうです。
10年後には約3割の企業が、20年後には約5割の企業が撤退しており、新規企業は、絶えず市場に参入するが、創設後の淘汰もまた厳しいことがうかがわれる。
(2011年版中小企業白書より)
目指すビジョンがあっても、実現するために永続的に会社を経営するのは難しいもの。
おふぃす・ともともでたくさんの素晴らしい社長を取材するうちに、気づいたことがあります。
それは「成功している経営者には、2つの共通点がある」ということです。
成功する経営者の特徴は、「絶対にやりきること」
ひとつは、「あきらめないこと」。
強いリーダーシップがあり、たった一人から何百人、何千人規模の企業を作ってきた社長は、例外なくあきらめません。
なぜなら社長には、達成するべきビジョンがあります。そして一緒に目標を叶える社員を多く抱えていますから、もちろん途中で投げ出すことはできません。
だからこそ、「これ」と思ったことは、成功するまでやり続ける。
おそらく、「あきらめる」という言葉は、ご自身の辞書にはないのだと思います。
経営者の思いは、会社の財産
もうひとつは「大切なことは何度でも繰り返して言う」。
社員には、会社が目指していく方向や、そのためにどう働いてほしいのか。自分はどんな社会を目指しているのか。
取引先には、自分たちはどんな思いで事業に取り組んでいるのか。
「これだけは伝えたい」と思うことは、全く同じことでも、何度でも言い続けています。
結果的に、経営者が伝え続けた「思い」は、企業の財産になるのだと思います。ただ事業に取り組むのではなく、そこに付随する「ストーリー」がある。
そんな思いに惹かれて、多くの人が企業に集まるのではないでしょうか。
奇をてらった戦略ではなく、シンプルなことを徹底的にやり続ける。それが成功の秘けつなのかもしれないと、経営者のみなさんを見ていて思います。
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