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北海道厚真町で、まちの子どもたちと遊んで暮らしています(仕事です)。 わたしのこと。仕…

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北海道厚真町で、まちの子どもたちと遊んで暮らしています(仕事です)。 わたしのこと。仕事のこと。田舎で暮らすこと。書き綴る日々を始めたいと思います。

最近の記事

厚真で暮らすこと11.動機は愛がいい

ローカルベンチャーな人たちが、クラスターを形成して、新たなインダストリーを生み出す一歩として開催された、ローカルリーダーたちのミーティングに参加した1日。 すでに何を言っているのかわからない。案内をもらって、あまりよくわかっていないまま、かつ深く考えず、申し込みをしてしまった。全然、思ってたんと違う。満ち溢れるキラキラオーラに若干、引いた。会場に入った途端、もう帰りたい。 ローカルベンチャー協議会の主催で、『ローカルリーダーズミーティング2022in北海道厚真町』が10月

    • 仕事のこと21.目指すは、サボり上手

      小学生の夏休みが終わった。2学期が始まる。 だいたい夏の大きな仕事のピークは7月末なので、てっぺんに向かう気持ちと時間の流れが同じペースで、忙しいけど丁度良い感じ。あぁ、仕事したー!って、心地よい疲労感に包まれる。 さて、問題なのはここから。 登山は上りよりも下りの方が注意深くいかねばならぬ、と聞く。気持ち的に下りの方がラクだろうと思い込んで、すってんころりん、ころころり、と足を滑らせて滑落、なんてことになりかねない。油断は大敵だ。人間、集中力はずーっと続かない。ピークで

      • 仕事のこと20.こどものせかい

        人付き合い。 いくつになっても正解が分からない。 きっと、これからの人生を生きても、答えは見つからないのかもしれない。 ただ、年を重ねると、なんとなく相手との距離感とか、居心地の良さとか、そういうモワモワした雰囲気で、間合いを取ることはできるようになる気はする。 学生から社会人になり、出会いの数が増えれば「世の中、そりが合わないなって感じる人もいるよね」と、ひとり静かに頷けることもできるようになる。 子どもたちには子どもたちの世界があって、その中にも人付き合いはしっかりとあ

        • わたしのこと8.母の日に思う

          「今度の日曜日、行こうと思います」 起き抜けにスマホの画面を見て、何を言っているのか、この人は、と。 訪問を考えているときって、まずは相手に予定を聞くものなのでは?と思うのは私だけかしら。 あいにく、その日は出かける予定があるので、来てもいませんよ、と速攻、返信。相変わらず自由だな、まったく。 買い物に出かけると、小さな子がカーネーションを手にレジに並んでいた。 今年は母の日、いつだろう?とぼんやり思ってはいたものの、この週末だとはあまりピンと来ていなかった。 最近の母の日

        厚真で暮らすこと11.動機は愛がいい

          わたしのこと7.本屋さんを歩くとき

          時間無制限。プラプラ、きょろきょろ、グルグルして、集中力がフッと途切れたら、おしまい。 大型書店を歩くときのマイルール。心ゆくまでプラプラすると、映画を1本見終わるくらいタイムワープしている。大きな本屋さんは、素敵アミューズメントです。 時間があるときは、先にネットで検索しておいて、本屋さんで実際に手に取って決めるとか、逆に本屋さんでは決めきれなかったけど、やっぱり気になってネットでポチっとするとか、そんなことも出来る便利な世の中。 でも、何の予備知識も入れず、書棚の間を歩

          わたしのこと7.本屋さんを歩くとき

          仕事のこと19.ドキドキ成分は7:3

          あんなこといいな、できたらいいな。 モフモフと妄想する時間は楽しい。 思いやアイディアを形にする。 良い仕事をできていると思う。 厚真町で子どもに関わる仕事をして11年目の春を迎えた。 未だに何屋さんなのかわからないけれど、屋号をもって個人事業主デビューをして7年目……え?もうそんなになるのか、と書いていてビックリ。 去年の春は、子ども教室10年というアニバーサリー効果もあり、節目の年だし、事故なくしっかりやりきらなくちゃ!という意識が、例年以上に働いていたように思う。

          仕事のこと19.ドキドキ成分は7:3

          仕事のこと18.自主学習のテーマ

          子ども教室に帰ってきた子どもたちが、ランドセルからプリントやノートを取り出し、勉強を始める。 その様子をのぞき込み、今日はどんな宿題が出たの?と聞くと、「今やってるのは自学だよ」とぶっきらぼうに返事が返ってくる。 自学=自主学習。 宿題とは別に、学習内容や分量を自分の裁量で決めて取り組む学習活動。 教科書やワークの問題などを書き写し、それを解いて学習したものを学校に提出するらしい。小学生だけじゃなく、中学生も自学ノートを持っている。見ている感じ、学習内容よりも、自分で

          仕事のこと18.自主学習のテーマ

          わたしのこと6.涙の理由

          スポーツの中では、バレーボールとフィギュアスケートが好きだ。 バレーボールは自分でもプレイするし、試合を見るのも好き。 フィギュアスケートは、全然詳しくない。スケートさえ滑れない。でも、小学生時代にフィギュアを題材にしたマンガでハマり、それ以来、テレビで放送されていると、つい目をとめてしまう。 ジャンプの瞬間は見ているだけで体に力が入ってしまうし、リンクの端から端まで続くステップに惚れ惚れする。あんなにグルグルまわって、止まった時、立ち眩みとかしないのかな?と素朴に思っ

          わたしのこと6.涙の理由

          仕事のこと17.跳べ!

          けがのリスクも大きいので、体育館の床とか、アスファルトのときは推奨しません。 でも、地面が土だったり、落ち葉だったり、雪だったりするとき、事前に状況を確認したうえで、子どもたちが「跳びたい!」と言ったら、チャレンジはOKとしています。 そんな写真が、たくさん眠っている私のパソコン。 子ども教室、1年目の特別教室。ここから歴史が始まっているとか、いないとか。 子ども教室2年目。河川敷で尻すべりをしに行ったとき。雪が積もらなくて、行けなかった年もあるけど、河川敷といえば最

          仕事のこと17.跳べ!

          わたしのこと5.雪あそびが好きだった

          「厚真はそんなに雪は降らないよ。雪かきもミニママさんダンプ(小さめの除雪道具)くらいで全然いける」 と、厚真町での越冬ビギナーたちに豪語した2021年の秋。こういうときに限って、なんでこんなに降るんだよ。嘘つき!って思われても致し方ない。 冬の神様も聞き捨てならなかったんだろうね、厚真の雪なんてたいしたことない発言然(しか)り、雪国に暮らす者にしては安易な心構え然り。 本気出せばこんなもんよ!をしっかり見せていただいた2022年の冬。 これからは軽々しく雪が少なくて暮

          わたしのこと5.雪あそびが好きだった

          厚真で暮らすこと10.ボーナストラック

          今週末、厚真町では令和4年度の成人式が執り行われる予定だ。晴れの舞台、どうか中止になることなく開催されることを願うばかりである。 昨年、出会ったときは小学校6年生だった子どもたちが、成人を迎えた。12歳が二十歳か、感慨深いわぁ、としみじみしていたのだけれど。 ん?このしみじみ感をこれから毎年、味わうのか……!?と気づいた時の、何とも言えない静かな衝撃。 小学校を卒業したら、子ども教室も卒業。もちろん、町内にいれば、顔を合わせることはあるけれど、週1回、会う機会があったこ

          厚真で暮らすこと10.ボーナストラック

          厚真で暮らすこと9.分を弁(わきま)える

          立場とは、その人が置かれている地位や境遇、またはその人の面目などを言う。 職業とか、地域の中での役割とか、1人でいくつかの立場を持っている人もいるだろう。 私の場合、厚真町で仕事をする個人事業者で、厚真町放課後子ども教室の専任スタッフで、厚真町商工会青年部の理事で、厚真町まちづくり委員会と厚真町スポーツ推進委員の委員だったりする。 懐にいくつかの立場カードを携えている今、一方向だけではなく、そのほかのカードへの影響も視野に入れておくことは重要だ。 どんなときでも、『子

          厚真で暮らすこと9.分を弁(わきま)える

          仕事のこと16.アイディアノート

          頭の中でアレコレ、同時進行で考え事をしていると、ぐるっと1周して、ふりだしに戻り、全然進んでない!なんてことがチラホラ。 そんなときはA4の紙、案件が多いときはA3の紙を、ぺらっと1枚、机の上に置きましょう。 パソコンさんには一度、お休みしてもらって。ここからは、シャープペンシルさんと消しゴムくんの出番です。 本当はパソコンさんでさささっと、カッコよろしい企画書が作れればいいのだけれども、頭の中を整理しつつ、自分がイメージする形に落とし込むには、手を動かすほうが手っ取り

          仕事のこと16.アイディアノート

          仕事のこと15.ガクシュウイヨク

          「この前のテストの点数さ……」 ばつが悪そうな苦笑いとともに寄ってきた少年たち。思わず、何点満点のテストだったのかな?と確認する。 地域の有志で運営する塾で英語のセンセイを担当して早数年。 保護者の皆さんは月謝を払い、送迎も行い、我が子の学力向上や学習習慣の獲得を願っているわけである。成り行きでお手伝いすることになったとはいえ、その思いには応えたい。 が、しかし。 「だって、勉強するの、めんどくさかったんだもん」 って言われたら、あ、そうですかー、本人にその気がな

          仕事のこと15.ガクシュウイヨク

          仕事のこと14.新しい仕事=わがまま×(人のチカラ+時間+お金も大事)

          季節はめぐり、秋。 10月に入り、ポータブルの電気ストーブのスイッチを入れるか否か、悩む日々。なんか10月前半にストーブをつけると、負けた気がするのは私だけかしら。誰と競ってるのかもわからない我慢比べは、今日も続く。 (結局、寒さには勝てず、ストーブのスイッチをひねった。なんか悔しい) 先日、久しぶりに冬靴を知らない人に出会った。 冬靴の存在を知らなかったその人たちは、来春から本格的に始動する公営塾を運営するために厚真にやってきたとのこと。 地域おこし協力隊・教育魅

          仕事のこと14.新しい仕事=わがまま×(人のチカラ+時間+お金も大事)

          わたしのこと4.読解力に魅せられて

          外出時はマスク着用がスタンダードになってから、肩こり頭痛の回数が増えた。顔周りが凝っているんですね、って言われて、そうだろうなと思う。 特にお盆明け、この何度目かの緊急事態宣言下においては、自分の中の注意喚起レベルが少し上がっている。マスクからの頭痛が億劫で、あまり外に気持ちが向かず、週末はちょっとだけ買い物に出るくらいで、引きこもることが増えた。 こんなことをワザとに言って、「あいつ、大丈夫か?」と匂わせたいわけではない。心配ご無用。買い物に出かける時間も惜しいほど、可

          わたしのこと4.読解力に魅せられて