新田哲登記測量事務所

宮城県石巻市を拠点に土地家屋調査士(土地・建物の登記や調査、測量など)として活動してお…

新田哲登記測量事務所

宮城県石巻市を拠点に土地家屋調査士(土地・建物の登記や調査、測量など)として活動しております。 事務所HP→https://office-nitta.biz/

最近の記事

登記所備付地図データ(地図XML)更新

G空間情報センターで公開されております、登記所備付地図データが2024年版(2024年1~2月整備分)として、新たに(2024年4月15日に)公開されたようです。 今回のケースから推測しますと、更新頻度は年1回になりそうですね。 早速、使わせていただきます。

    • 「相続登記」義務化(2024年4月から)

      • 公開地図データ(法務局)が更新されています

        2023年1月よりG空間情報センターで公開されております、法務省の登記所備付地図データ(地図XMLフォーマット)が、2023年8月31日に更新されたようです。 2023年版(2023年1~2月整備分)ということで、今後は半年を周期に更新されていくのでしょうか? 詳しい内容はコチラのサイトよりご確認ください。

        • 「紙」申請の億劫さ・・・

          表示に関する不動産登記について、今やオンライン申請で完結するようになりましたが、「登記申請」と同じような手続きで「申出」というものがございます。 ※「申出」とは、登記官へ職権による登記を促すための手続きです。 これが、従来の手続きと同じで、すべて「紙」による手続きが必要になります。 「紙」での提出ということは、「押印」が必要なわけで、、、 我々、専門家は「職印」というものを持っていまして、これを押印する訳です。 私のようにオンライン申請が当たり前の時代に開業したものにとっ

        登記所備付地図データ(地図XML)更新

          公開地図データ(法務局)が変わっていた

          2023年1月よりG空間情報センターで公開されております、法務省の登記所備付地図データ(地図XMLフォーマット)ですが、いつの間にか、、、シェープファイル形式とGeoJSON形式のものが公開されたようです。 やはり、GISで使用するならばシェープファイル形式は外せませんね。 アナウンスを見ると4月に新しいフォーマットで公開されているようでした。 ただ、市町村毎のファイルになっているので、我々の業務のように一部分のみ使用したい場合は、データ重すぎますので、私の場合は従来の「

          公開地図データ(法務局)が変わっていた

          測量機器の精度【備忘録】

          測量機械の代表格として挙げられる「トータルステーション」の精度について記録しておく。 私の使用しているものは「2級Aトータルステーション」と言われるもので、測角の精度が5秒。 測量での角度は「〇〇度□□分△△秒」と表現し、 「360°00′00″」=これが360度 ですので1秒は、、、1/3600度(0.000277777777度)です。 ※1度=3600秒 で、5秒間(水平角)を実際の距離に表現しますと・・・ ●200m先で10mm ●150m先で7mm ●100m先で5

          測量機器の精度【備忘録】

          紹介料(キックバック)について考える

          業界によってはR(アール、リベート)と言ったりと色々ですが、仕事の受発注で見返り(お金や物)として要求される(する)ものと解釈しております。 「闇」を感じる内容ですが、仲介手数料やビジネスマッチングの手数料など、公に存在しているものもございます。(大きい括りとしての紹介料という意味合いを含んでいる) こと、土地家屋調査士の業務においては明確に禁止されています。 所属会の土地家屋調査士会会則には・・・ (不当誘致行為の禁止)「会員は、金品の提供又は供応等の不当な手段により

          紹介料(キックバック)について考える

          チャットツール替えてみた

          長らくChatworkを使用してきましたが(もちろん無料)、一定期間の過去コメントを消す改悪がありましたので、色々と健闘し、現在はLINE WORKSを使用中です(もちろん無料)。 使用感はLINEのそれなので、違和感なし。ワークを意識した使用であるため共有機能(ファイルやスケジュールなど)が充実している模様。 ※掲示板やタスク管理などもあります。 スマホとパソコン両方で使用するため、そのあたりも問題無し。 ただ、、、トークでコメントした際に「Enter」で送信は、ちょっ

          チャットツール替えてみた

          業務でChatGPTは使えるのか?

          今話題の「ChatGPT」を使ってみました。 ちょっと簡単な質問を投げてみます。⇒「日本の建物表題登記の申請に必要な添付書類を教えて」 ChatGPTからの返答は、「日本の建物表題登記の申請に必要な添付書類は以下の通りです。・・・」から始まり、、、かなり期待できる内容かと思いきや、嘘と本当が入り混じった内容でした。(詳しい内容は割愛します。) 正解は期待できませんが、それっぽい文章は作ってくれます。文書作成を苦手とする私からすると、文章の組み立てが秀逸です。 書きたい内容

          業務でChatGPTは使えるのか?

          ダブルライセンスについて

          私も開業前後ではダブルライセンスを目指して、勉強したこともありましたが、今はスッパリと辞めております。 業務上、あると便利な「行政書士」資格取得を目指して勉強していた過去がございます。 辞めた理由は、 ・向いていないと感じたこと。 ・必要性を感じなくなったこと。 が主な要因です。 ダブルライセンスや資格取得を否定したい訳では、ございません。 (むしろ、必要性のある資格は取得するべきたと思います。) 私自身は、「土地家屋調査士業の研鑽に注力することにした」ということです。

          ダブルライセンスについて

          セカンドキャリア

          セカンドキャリア・・・第二の人生における職業 一昔は「定年退職後の職業」などの意味合いが強い印象でしたが、今は「他業種へのキャリアチェンジ」という定義のように感じています。 「土地家屋調査士」へのキャリアチェンジを考えた場合、やはり年齢は気になるところだと思いますが、個人的には全く問題ないと思っています。 ただ、変にプライドの高い方は、難しいように思います。 未経験であれば特に「教えを乞う」ことが多いと思いますので、そのような人間関係を築いていく必要があります。

          周辺知識の必要性

          我々、土地家屋調査士がメインとする法律「不動産登記法」というものがあります。資格試験の際もかなり重点的に勉強されることと思います。 ただ、業務を行う上で必要となってくる知識というものもあります。 経験則から得るものではなく、ネットや書籍なので得られるものです。 例えば・・・ 〇農地の土地を取り扱う場合⇒「農地転用」など 〇住宅用地に急傾斜が隣接する場合⇒がけ条例など 〇建物の床面積算入時⇒建築基準法と不動産登記法での違いなど 〇不動産の取得、売買時⇒所有権移転時の費用(登

          周辺知識の必要性

          公嘱協会について

          いよいよ開業に向けて、調査士会に入会後、みなさんも悩まれるであろう公嘱協会への入会。 「〇〇〇県公共嘱託登記土地家屋調査士協会」などの名称で、おもに都道府県単位にある団体です。 業務の内容は、官公庁で発注された業務を行います。入会後は社員となり活動する訳ですが、業務として調査・測量・登記もそうですが、社員として営業活動も行います。 大きな案件については、グループで業務を行うこともあり、他の先生方の仕事ぶりを垣間見ることができます。(大変勉強になりますよ) 各公嘱協会及び地

          オンライン申請のススメ

          我々の主業務となる登記申請ですが、今はオンラインで申請が完結するようになりました。これから開業される方は、当然のようにオンライン申請で業務を行うようになると思います。 私の開業当時からオンライン化は進んでおり、積極的に推進されておりました。しかしながら、一部の書類については、原本を窓口提出or郵送での対応が必要であり、「半ライン」などと揶揄されていた時期もありましたが、ここ数年で、完全オンライン化しております。 ※厳密に言いますと、一部権利も含む申請については、原本の提出が

          オンライン申請のススメ

          有言実行

          昨年末、年内に滑り込むようにKindleデビューを果たしました。 電子書籍は色々とあり考えましたが、Kindleでとりあえず行きます。 Kindleはスマホやタブレットのアプリでの使用もできますが、今回は専用のものを用意しました。 専用端末として「Kindle Paperwhite」を購入し、1ヶ月程度の使用感ですが、いいですね。 ・とにかく、電池の持ちが良い。 ・目が疲れない。 ・辞書機能が何気に便利。 私には、ハマりましたね。 「本を読むことしかできない」専用端末とい

          電子書籍について考える

          いまや、ネット上で調べられないものは無いほどの情報がありますが、こと専門的なことについては、不確実のものも多く、Q&Aなどの回答を見ても???といったものも多く見られます。 最適解を得るためには、やはり専門書に頼らざるを得ません。 そのようなことから、事務所には、日に日に書籍は増える一方ですが、事務所のスペースを考えると余裕が無くなってきています。 スペースの削減や検索など情報収集効率を考えると「電子書籍」に移行も視野に入れる必要が出てきました。 色々と調べてみますと

          電子書籍について考える