見出し画像

ぽつぽつ雨の日の瞑想

こんばんは。

みどりです。

最近は雨が多いですね。

雨って、静かに気持ちを落ち着かせてくれます。

ついつい、
未来のこと、
ちょっと先のこと不安になりますが

雨はすぐに、
今ここに、連れ戻してくれます。

ほんのちょっとだけ、

今ここに、

自然の中に、

戻ってみませんか

窓を開けて、
静かに音を聞きます。

ぽつぽつと、

はっきりと、

窓の縁に当たる音

雨が当たるたびに、少し空気が移動して、
ひんやりと重い空気が感じられます。


少しだけ、
遠くに意識を移してみると、



パラパラ、

ザーザーと、

雨が私達の周りを包む音

時折車が、
水を弾きながら、
湿った地面を通る音

皆さんには何が聞こえるでしょうか?

少し立ち止まり、意識をそこにとどめて、
繊細に、静かに、それを見守ります


そして、
もっともっと…
遠くまで耳を広げると、


街全体が
優しく雨に包まれている、

生き物も人も、
音が全体を優しく包んでいる。


それをじっくり

静かに感じます



そして、ゆっくり呼吸してみます。

吸って…

そうすると、
冷たい、湿った空気、

私には少し不安になる匂いを感じるのですが、

それも優しくじんわり、

呼吸とともに吐き出します。


ゆっくり、

音と空気を感じる


ただただ、感じる

吸って、吐く。


誰も見ていない。
大丈夫。

だから、今は自分が緩むのを許してやります


たまに、今の自分の不甲斐なさや、
このままでいいのだろうかという、

ぼんやりとした不安が

頭をもたげてくるかもしれません。


自分の価値が、ちっぽけで、
みんなと比べてなんて、だめなんだろうとか

それを打ち消すために、
必死に自分のいいところを探そうとしたり

それが虚しい、穴を埋める作業だったり

あなたはそれに気がつくかもしれません。



でも、今この瞬間は、

自然に還って

ただ、

ただただ

自然の中の生き物として、


ここにある
ここにいる

自然に溶け込み、
ここにいるだけで良くて

存在は不完全さも含めて、

全て許されていて、


優しく有り続けること。
それでよいこと。

生き物として
雨の中で優しく息をしている自分を

それをただ眺めてみましょう。


今日も一日お疲れ様でした


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?