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スタートアップが士業を使い倒す方法 MSLウェビナー#1

「アイデアが生まれて最初のメンバーが集まり出した」
「会社やサービスの名前、ロゴが決まりそうだ」
「そろそろ法人を設立しようかな」
というような起業家、起業準備中の方に必要なあらゆるタイミングで、誰に、なにを相談したらいいのかを教えていただけるウェビナー。関西のノリでぶっちゃけ満載。
さらに、社労士兼ベンチャー企業の社長特製のタスクピラミッドから今すぐやるべきことが分かる!
6つの士業の先生が集まっている南森町スタートアップ・ラボさんだからこそできる特別ウェビナー。


1.本プロジェクトの目的

南森町スタートアップ・ラボは、スタートアップの方向けに他仕業の先生方と連携し、一か所にまとめた知識を無料で開放している。
Twitter:@msl_osaka


2.自己紹介

1仲田さん

freeeを導入したリーズナブルな財務支援に取り組む。スタートアップ創業支援メニューも準備。

2白木さん

株式会社Beso代表取締役。ものづくり補助金調達等の財務・資金調達のコンサルティングを得意とする。

3安藤さん

株式会社、合同会社など様々な形態の法人設立を専門とする。スタートアップ創業支援メニューも準備。

千葉さん2

シード、アーリー段階の起業家・スタートアップ支援が専門。KIYAKUプロジェクト代表。大阪府立大学非常勤講師。

5齋藤さん

商標を専門とする。神戸芸術工科大学非常勤講師。日本商標協会 関西支部 幹事。

6多田さん

特許を専門とする。元大手重工メーカー勤務。渉外出願も多数経験。

7三田さん

株式会社Flucle 代表取締役。適正な労務管理でリスクを軽減させるクラウドサービスHRbaseを展開。

8糸野さん

とくに中国人経営者のビザ取得、法人設立を得意とする。


3.いつ、誰に、何を相談するか

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最初に創業者間契約をつくっているか、つくっていないかはとても重要。
例えば、創業者間契約をつくっておらず、メンバーとけんかをして、抜けていく人が株を持っている場合。抜けていく人が高くなっている株を手離したくなく、出ていったのに株だけ持っている状態になることがある。
残った人がその株を買い取りたい場合、弁護士に依頼して、着手金を払い…という手続きを踏む羽目になる。

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商品名やサービス名を決める前に、商標が登録されていないかどうかのチェックを。
インターネットで特許庁が無料で公開しているデータベースから確認できる。
最悪商標を買い取ることもできるが、調べておくだけでそのリスクを回避できる。
ちなみに、ロゴの商標は色や文字、音まで含まれ、似たようなマークでも先に登録したもん勝ち。
どこまでデザインを離したらセーフなのかも弁理士さんに相談できる。

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設立する前→司法書士さん
会社の形をつくるとき、目的の範囲は広めに
登記を変更するのには、お金(3万円以上)や時間がかかる。

設立した後→税理士さん

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まずは、日本政策金融公庫からの融資+補助金で賄うのが順当な資金調達。スタートアップを目指すからといってなんでもかんでもVC、というわけではない。
創業融資は時期が過ぎたら取り返しがつかないため、早めに借りておくことが大事

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サービスやプロダクトの特許権は世の中に公開する前に出願をしなければ取れなくなってしまう。
弁理士ができることは、アイデアの中でどの部分が1番重要なのかを見定め、ピッチやVC関係者の方に言っていいことと、秘密にしておくことを仕分けること。

ご相談の料金はピンキリ(無料~30分1万円など)。
迷ったら、日本弁理士会で弁理士が各地方持ち回りで無料相談をやっているのでまずはそこに。
予約はこちらから!【https://www.jpaa.or.jp/howto-request/free_consultation/

無料相談を行っている方の技量もピンキリなので、もしイマイチだなと思ったら気にせず先生を変えてOK!

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必ず、残業をどうするのかを決める。(残業代を払うのか払わないのか、固定残業にするのかしないのかなど)
債権が3年になったので、例えばベンチャーで辞めた人だと1000万円(3年分)請求されることも。しかも、現金で一括払いを求められる。それを知った、ほかの辞めた人からの請求が重なると…

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決算の締まる2ヶ月前には相談する。
計算を自力でやろうとするとミスが多くなる。最初に間違ってしまうと、重なり間違ってしまう可能性がある。


4.スタートアップ タスクピラミッド

タスクピラミッド

社労士でもありスタートアップの社長さんでもある 三田 先生の実体験からタスクピラミッドを。
三田 先生は、5年前に3人で起業。社労士以外のあらゆる業の地雷(株を4:3:3で分割、創業者間契約を結ばなかったなど)を踏んでこられた。
そんな三田先生が重要だとおっしゃるのは、「優先順位」
起業家が少ない時間(=リソース)をなにに割り振るかを決める基準にしていただけたらという思いから作成された。


5.まとめ

まとめ

南森町スタートアップ・ラボが世間に発信したいメッセージは「1人の先生を安く使い回すことは危険だ」ということ。最終的に払うコストが莫大になる。
1人の先生がすべての士業の内容を網羅することはできない。
適材適所があるので、知っている先生から信頼できる別の士業の先生を紹介してもらうことをためらわないで。
そのときに、手当たり次第にではなく、今回紹介したタスクピラミッドや「いつ、誰に、なにを相談したらいいのか」を参考に。
今は無料相談の窓口もたくさんあるので、お金がないからといって諦めずに、とにかく必要なタイミングで必要な相談をちゃんとすること。
より多くの、いいスタートアップが世に出ていってくれることを切に願っている。

6.今後のスケジュール

スケジュール

チケットはこちらから!【https://peatix.com/group/7504919?fbclid=IwAR1Cqvpbs-QlwKVq1gwwedSKDbJu7oKDYmIzeXMlHCusVoXrGEYrRklXr1M

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