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クリエイターをつなぎ、地域と旅人の新たなホテルのあり方を模索する長内 綾子さん

OF HOTELにて多種多彩な地域のクリエイターを紹介してくださった長内 綾子さんにメッセージをいただきました。

OF HOTELとの関わりについて

ホテルとの関わりについては、クリエイターのマッチングを行いました。
また、名称とロゴ案検討におけるコンセプトづくりや、アート・クリエイティブを活用したソフトコンテンツに関するアドバイスをさせていただいています。

どういう想いで関わったのか

パンデミックを経て露出した既存ホテルの脆弱性を、いかに持続性ある在り方へと転換していけるのか。その仕組みを作るにはどうしたらよいのかを考え関わってきました。

OF HOTELへ期待すること

パンデミックや不安定な国際情勢のなか、地方都市で新たなホテルの在り方を模索する事業となることと思います。東京や他都市の真似ではなく、仙台だからこそできることを追求し、東北の豊かさを発信し続け、地域と旅人を繋ぐ場となることを願っています。

新たな価値や交流の場を生み出し続けていくために、地域のクリエイターやアーティストの存在は欠かすことがきません。震災を経た仙台に暮らす私たちが、面白いと思うこと、大切だと思うことは、はじめは抽象的なことかもしれません。しかし、この場でそれらの経験を「ひらく」ことで、可視化されたり言語化されたりすること、それは一つの文化となっていくのではないかと思います。ぜひ、そんな場所へと育っていきますように。

Survivart 代表/キュレーター
長内綾子(おさない・あやこ)
武蔵野美術大学在学中よりデザイナーとして大手企業の広告制作に携わる一方で、2004年にアーティストの岩井優らとSurvivart(サバイバート)を設立し、若手アーティストの展覧会やトークイベントを多数開催。その後も、国内外でのプロジェクト、展覧会等に様々な形で携わる。
2011年11月、東日本大震災を機に仙台へ移住。2012年から2022年3月まで、中小企業とクリエイターを対象とした支援事業「So-So-LAB.(旧・とうほくあきんどでざいん塾)」で、事業の企画立案および運営に従事。現代アートとビジネスの両方の現場で、問いを立て応答を引き出す場の設計、およびキュレーションを行っている。


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