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感動ポルノと呼ばれる24時間テレビでなぜ障害者は見世物とされるのか?

皆さんは24時間テレビを見ていたりしてますか?「この時期になると日テレが行う特別番組ですね」

前から障害者が出てくる番組と思われていたのですが、よく言われているのが感動ポルノ「障害者を見世物としてお金を撮っているのではないか?」と言われています。

簡単に説明しますと、障害を持っている人が色々挑戦してここまで頑張っているのです。障害者を助けるためにお金をくださいという番組です

何度も見ていて思うことは精神疾患の人がほぼ「というか一切」出てこないのです。確かに義足の人!とか車椅子乗っている人も辛いとは思います。あとは難病の人も出てきたりしますが、精神疾患「うつ病や発達障害、統合失調症や双極性障害など」の人はほとんど出てこないですね。

そして筆者が精神疾患「ADHD、アスペルガー症候群、学習障害など」の当事者目線で見てみると、精神疾患の人はほとんど出ないです。

「うつ病の人や発達障害の人、統合失調症の人などがほとんど出ないですね。しかし今年の24時間テレビはようやく知的障害、アスペルガー症候群の人の話が出てきました。46回目でてです」

このことから、24時間テレビに出てくる人では無いですけど、同じ障害を持つ当事者目線としてなぜ感動ポルノと呼ばれるのか?について語ります

ちなみに感動ポルノとは、健常者の快楽を満たすために障害を持つ方が見世物やお金を得るための道具としてなっていることです

1.24時間テレビが始まる前は障害者は差別、排除される対象だった!?

実は日本には基本的人権の尊重!!と言いながら人権を踏みにじること、障害者は子供を産んでは行けないという法律が過去ありました

それが前に書いた旧優生保護法という法律です。

この法律では背景に戦争で負けて貧乏なのにベビーブームで子供が多い=全員は養えないから選別しなければならない。ならば障害者や社会的弱者には子供を産ませなければいい

という背景から生まれた法律ですね。法律で半世紀以上障害者を差別することが認められていたのでなかなか変えることは難しいです

24時間テレビが始まって広く認知されることにより、障害者も頑張っていることがよく認知されるようになりました。

しかし日本に元々あった障害者は劣等な人間で偏見差別することは未だに根強いですね

次に話すことは実際障害を持つ方が本当に富士登山やダンスを望んでいるのか?についてです

2.番組に出ている人が本当に富士登山とか心から望んでいるのか?疑問に思うこと

よく24時間テレビでは日テレのお金ちょうだい、お涙ちょうだいのために色々な企画を行います

例えば義足の人が富士登山をしたり車椅子でダンスしたりです。「1例なので実際とは違う場合があります」

ふと思うことは本当に富士登山を心から望んで行っているのか?についてです。思いを伝えるための手段は富士登山じゃなくてもいいはずなのです

義足の人とか車椅子の人が富士登山とかする場合、健常者「障害を持っていない人」よりもきつくなるのは確実なのです

例えば見た感じ障害を持っているではなく、うつ病とか統合失調症など見た目は普通の人と変わらない場合はどうでしょうか?

番組スポンサーが「あなたの思いを伝えるために富士登山をしよう!!」と言ってもうつ病の人は「ごめん今日は無理、明日も無理。そもそも外に出られない、話しかけないで」となりそうです

統合失調症は簡単に説明しますと、幻覚幻聴が聞こえたり、抑うつ気分が抜けなかったりします。

傍から見るとテレビに出ている人が通常だった人が突然1人で叫んでいたりいきなり抑うつ気分が来て動けなくなったりという形で移ります

最後に24時間テレビが感動ポルノと呼ばれることについて語ります

3.日テレ側は出演者や障害者をお金をとるための見世物としか見れていない現実について

24時間テレビがよく感動ポルノと呼ばれているのが、障害者をお金をとるための見世物として演出しているように見られるからです。

2日かんで数十億のチャリティーの金額が貯まります。その金額で介護福祉の車を買ったりするのもよく見かけます
 
しかし海外のチャリティー番組と違うところは、日テレや出演者にギャラが入ることです。「つまり日テレ側は障害者を見世物にすれば視聴率とお金を取れると思われているのです。」

本当にその人の思いを伝えたい、困っている障害者を助けたいと思うのでしたら、出演者はノーギャラになるはずです。海外のチャリティー番組はたとえ大御所でもノーギャラですね

なぜ24時間テレビにビートたけしさんや明石家さんまさん、所ジョージさんなど大御所が出ないのか?と言うと、ギャラを貰う時点ででないとはっきり言っているからです。

あとは冒頭で話した精神疾患の人がほとんど出ない理由も、見た目は普通の人に見えて、確かに辛いけど見た感じ障害を持っているか分からないから

日テレ側からすると視聴率もお金も取れない=利益にならないならまだ目に見える障害を持った人がいいという理由もあるかもしれません。

ここで伝えたいことは、見ている間はあの障害を持つ人がここまで頑張った素晴らしいと言いながら、次の日には忘れてますよね?

精神疾患を持つ人も見た目でわかる障害を持つ人も共通して言えるのは、明日も明後日も自分が持つ障害と向き合わなければならないのです

本心では俺たち私たちを利益とるための道具、視聴率とるための見世物としないで欲しい。そこまで感動するなら一度変わって欲しいと思っているかもしれません

もしかしたら出演者もパーソナリティも建前では障害者を応援します!!と言いながら、本心では「お金がこれくらい貰える。やっぱり障害者を見世物にするのは最高」と思っているかもしれないです

「心から応援するならどんなに待遇が良くてもノーギャラでお願いします!と言いますからね」

まとめ

毎年の風物詩となっている24時間テレビですが、去年も書いていたら暑く語っていました。去年書いた24時間テレビの記事はこちらです(*/ω\*)キャー!!

それだけ「特に精神疾患を持つ方は」あの番組を嫌っている人が多いのです。目に見える障害の方ばかりではなくなぜ自分達は一切流さないのか?

確かに義足の人。車椅子の人も生活は困難だと思います。思うのですが、仕事で倒れてうつ病になったり、発達障害や統合失調症などは一切出ないです

筆者もチャリティーで募金するのは確かにいいです。しかし発達障害「ADHD、アスペルガー症候群など」と診断されて受け入れてからあの番組が嫌いになりましたね

今はあの番組が嫌いですがチャリティーはしてますね。

本当に心から障害者を応援するなら、お涙ちょうだいではなくメインパーソナリティの人が体験つきの1日密着でヤングケアラーとしての介護、虐待やネグレクト、いじめやOD、今すぐ〇殺未遂する現場や過重労働で崩壊する様、メンヘラや「パーソナリティ障害等」など生活としての生々しいところを取材して取り上げるべきです  

それか1日毎日罵声や怒声、罵詈雑言にパワハラ当たり前、人に理解されないことを経験するのも良いのです。1日車椅子生活の中ブラック企業並の重労働でも構いません。

何が言いたいかと言いますと高額なギャラを貰うためのお涙ちょうだい番組よりも生々しい現場を見せたところで懸命に生きている姿を見せるのがまだ良いと思います。

ネグレクトやOD、〇殺未遂など今すぐにでも死にたいと思っている人に「見ている人が感動するから富士登山しよう!!」と伝えてもする余裕はまずありません。それくらい追い詰められているのです。

「生々しい現実はテレビ的にあまりにも悲惨でグロテスクなので金額はたまらずクレームは多くなると思いますがお涙ちょうだい番組では無い普段の私たちの現実なのです。」

この話を見てもあなたは忘れるでしょう。障害者のことは気にかけなくなるでしょう。今まできにもならなかったのでこれからも気にならないのは事実なのです

そのような人達が2日間考えよう、応援しようとしてもこちらはなかなか受け取れない、悲観的になってしまうことも多いですね

24時間テレビはおそらく来年もありこの問題は日テレや出演者が障害者=お金と視聴率が取れる道具と思っている以上不満は募るばかりです

それでも介護の車が増えたり新しい施設が出来上がったりしてサポートされてるために2日間で日本全国から数十億のお金が集まるのは事実です

それを踏まえて、障害者との向き合い方を考えるきっかけとなれば嬉しいです

本日もありがとうございます






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