見出し画像

#0058 釧路が元祖!シメパフェ文化!

日本経済新聞にこんな記事がありました。シメパフェに続いてシメジェラートだそうです。


いやいや!シメパフェは「札幌の夜に華を添えるシメパフェ。」などど、よくいろいろなところで言われますが、この甘くて心温まる文化は、実は釧路から始まったものなのだ!と声を大にして言いたくなったので、シメパフェの魅力に迫りたいと思います!(2349文字)

○釧路のシメパフェ文化

夜遅くまで営業する喫茶店、これが釧路の夜の特徴です。

地元の人々にとって、お酒を飲んだ後の締めにカフェでコーヒーと共にパフェを味わうことは、長い間、地域の文化として根付いていました。

釧路のシメパフェ文化は、日常のなんら疑いのない文化として育まれてきました。シメパフェそのものが珍しいなど、そんな意識はなく、釧路の夜に当たり前に存在するものとして存在していたのです。

このシンプルで心温まる習慣は、どういう流れか次第に札幌にも伝わり、新たな形で受け入れられるようになります。オシャレなお店で食べる札幌も良いですが、釧路のレトロな喫茶店で味わうパフェは、安らぎと共に、深夜のひとときを優しく彩るここにしかない存在です。

○札幌のシメパフェ

札幌でのシメパフェ文化は、若者を中心に急速に広まり、ススキノの夜に新たな色を加えました。札幌のカフェでは、ビジュアル的にも映えるパフェが多く提供され、SNSなどを通じて人気が高まりました。

これらの店舗は、独自のスタイルを前面に押し出し、シメパフェを札幌独自の文化として確立させました。釧路とは異なるアプローチで、札幌のシメパフェは北海道の夜を新しい形で彩るトレンドとなったのだと思います。

○文化の違い

釧路と札幌のシメパフェ文化には、それぞれ独特の特色があります。

釧路では、地元の人々に愛される夜の憩いのひと時を提供し、ホッとする雰囲気の中でパフェが楽しまれています。

一方、札幌では、都会的でバエル感じが特徴です。ここでは、華やかで都会的でインスタ映えするデザインのパフェが若者を引き付け、夜遊びの新しい形として受け入れられています。

これら二つの地域は、シメパフェを通じて異なる魅力を展開し、北海道の多様な文化を形成していると思います。

○シメパフェを楽しむためのポイント

シメパフェを最大限に楽しむためには、釧路と札幌、それぞれの特色を楽しむことが大事です。

釧路でシメパフェを楽しむ際は、古いお店が多いので、お店のオーナーから、かつて釧路が賑わっていたころのお話などを聞いたりコミュニケーションをとりながら楽しむ、1人落ち着いてレトロな雰囲気を味わいながら食べる、或いは地元の人々との交流を楽しむ、こんなことをお勧めします。また、飲み仲間で訪れても、自ずと炉端で話す内容と喫茶店で話す内容が違ってくるので、このあたりもお楽しみポイントであります。

一方、札幌では、斬新なデザインと味のバリエーションを楽しむことができます。ここでは、友人との楽しい夜の締めくくりとして、またはSNSで写真共有のためにシメパフェを選ぶのも良いでしょう。

最後に、両都市には多くのおすすめのカフェがありますので、それぞれの地域でお気に入りの場所を見つけてみてください。釧路と札幌、どちらも異なる魅力を持つシメパフェ文化を存分に楽しんでみてください。

ここでは釧路のオススメのお店をご紹介します。私は釧路を離れて10年以上経つのて、新しいお店などの情報あれば、是非教えていただきたいと思います!

・仏蘭西茶館(フランスサカン)

この喫茶店は釧路市の繁華街末広町にあり、昭和の雰囲気を感じさせる老舗です。特にパフェが名物で、深夜まで営業しているため、夜遅くでも訪れることができます。サイフォン式で抽出するコーヒーやチョコレートパフェなどが人気です。営業時間は11:00〜24:00です。

・喫茶リリー

北大通4丁目にある喫茶リリーは、地域の人々に愛され続けている老舗の喫茶店です。この店は昭和レトロな空間が特徴で、落ち着いた雰囲気の中でコーヒーやスイーツを楽しむことができます。特に、チョコ&フルーツパフェがメニュー700円がおすすめ!ノスタルジックな雰囲気が魅力的です。壁に釧路湿原や野生動物の写真が綺麗に飾られていて、釧路を感じることができます。小さいころ、ここのバナナジュースを楽しみにしていた思い出があります。
営業時間は8:00-21:00です。

・喫茶ボロンジ

隠れ家的な雰囲気の喫茶店で、パフェが特に人気です。末広繁華街に位置しており、小さな店内にはレトロな小物や本が飾られています。

喫茶ボロンジのパフェメニューは、季節によって異なる旬のフルーツを使用しており、フルーツが変わります。例えば、6月には7月にはさくらんぼのパフェ、8月には桃パフェという感じです。

これらのパフェは、桃の実と桃のシャーベットが入るといった具合のシンプルなものが多く、さっぱりとした味わいが楽しめます。その他にも「チョコバナナパフェ」などの定番メニューもあります!
営業時間は14:00-22:00です。

オススメです!

○シメ

北海道の夜を彩るシメパフェ文化は、釧路の夜の喫茶店から始まり、札幌で独自の形で発展しました。釧路では、地元の人々に愛される深夜の憩いのひと時を提供し、レトロな雰囲気の中でパフェが楽しまれています。一方、札幌では、オシャレでイケてるカフェが、華やかなデザインのパフェを提供し、特に若者に人気です。

どちらの地域も、シメパフェを通じて独自の魅力を展開し、北海道の文化の多様性を示しています。シメラーメンも良いですが、シメパフェも良いですよー!

最近は釧路に帰ると、つい遅くまで飲んでしまうので、今度、釧路に帰ったらシメパフェに行きたいと思います!

山手線の車内より。

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!