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【2023夏インターン】南相馬市小高区地域課題リサーチインターンの募集をいたします!

7月21日追記 定員に対して余裕があるため、2次募集を開始いたします。
エントリー締め切り:7月30日(日)

こんにちは!
福島県南相馬市小高区にて、多様なローカルビジネスの創出に取り組む小高ワーカーズベースの野口です。

昨年に実施した夏のインターンが今年も帰ってきます!
地域で活動したい方、ぜひお申し込みお待ちしております。

本募集記事がお申し込みの際の要項も兼ねますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

本事業は令和5年度南相馬市「小高区課題調査業務」事業の委託を受け、株式会社小高ワーカーズベースが運営いたします。

下記の記事より昨年夏の様子をご覧いただけます。
※昨年度は弊社の自主事業の取り組みの一環として運営しております。


🚀人口ゼロのまちから、フロンティアへ。
なぜ私たちが今回のインターンを行うのか?

南相馬市小高区は、東日本大震災に伴う原子力災害で、一度は人口がゼロになった地域です。
この地で再び暮らし、活動することはもはや困難かと多くの人が思いました。
一方、この地域を成熟した日本社会に生まれた「フロンティア」ととらえた和田智行が、株式会社小高ワーカーズベースを2014年に創業します。

「地域の100の課題から100の事業を創出する」をタグラインに、地域の課題に応じた多様なローカルビジネスを直接・間接的に創出。
これまで20を超える事業が生まれてきました。

これまでの活動をお伝えするピッチ動画です。併せてご参照ください。
ICCサミット2022 ソーシャルグッドカタパルト 

暮らしを大きく阻害する課題はおおかた解決され、私たちの暮らしは取り戻されつつあります。
一方で、地域がさらに発展する事業を展開するためには、地域課題の正確な把握が必要となります。

福島県の沿岸部、特に原子力災害の影響があった地域は、複合災害により引き起こされた複雑な問題が絡み合うため、課題の構造化と把握が困難な状況です。
過去に展開されてきた事業は、比較的顕在的な課題に対する解決策として機能してきました。
一方で、これからのフェーズはより網羅的な調査、精緻な分析による課題の調査・分析による把握をすることで、「良い課題、問い」=「良い事業のタネ」を見つける必要があります。

私たちが20以上事業を創出・支援した中で考える「良い事業のタネ」とは

・課題の所在ー妄想や希望的観測ではなく、問題を抱える人が確実にいる。
・課題の原因の把握ー なぜその問題が起きているのかの因果を特定できる
・課題の解決策の大まかな領域に検討がついている

ということです。
私たちが行ってきた中間支援で持続している事業は、上記の3つを揃えた上で、実践したい・実現したい人を呼び込むことで生まれています。
下記のNextCommonsLabが実例です。

これから地域にさらなるチャレンジャーを呼び込むべく、一緒に良い事業のタネを見つけませんか?

以下のような方におすすめです。

・地方創生に興味のある方
地方創生とは、ポッと出の解決策ありきでなく、地域の中に入り、酸いも甘いも「知る」ことから生まれる取り組みの集合体です。
1ヶ月の滞在で濃密な体験をお約束いたします。
・将来コンサルティングファーム等で活躍されたい方
網羅的に事象を収集し、その背景にある問題を構造化し把握すること以外に、良質な課題解決は成し得ません。
メンターにお招きする方達は一線で活躍するコンサルタントたちです。
一緒に仕事をすることで、ぜひその片鱗を味わえるかと思います。
・将来起業・新規事業創出に興味のある方
今、福島県の浜通りには都市部を除けば、最も多くの起業家・新規事業が創出されている、ホットな地域です。
インターンだけでなく地域で活躍する先輩起業家との交流も、皆さんの視野を広げ、視座を高める機会になるかと思います。

ぜひ、一緒に素敵な夏を過ごしましょう!

🚀インターンの概要

【実施時期】2023年8月21日(月)〜9月22日(金)
 ※地域入りのスケジュールは相談可能です。
【勤務時間】例:11-16時  週5日など
【滞在拠点】福島県南相馬市小高区
【報酬】2.5万+滞在費無料 ※食費は各自でお願いします。
交通費補助 往復2万円まで
【対象】全国の高校生、大学生、高専生、大学院生、社会人、フリーランス
【定員】10名(応募者多数の場合、選考になる場合があります)
【お問い合わせ】株式会社小高ワーカーズベース
        con@owb.jp 0244-26-4665
【委託元】南相馬市

リサーチの大テーマは予め、5つに分類されています。
興味関心のある分野からエントリーください。
(大きく偏りがある場合、変更と調整をお願いする場合もございます。)

1飲食
2医療・福祉
3消費者向けサービス全般(物流・流通含む)
4教育サービス
5移動手段

🚀エントリーはこちら(7月21日(金)申込〆切)
→2次募集:7月30日(日)申込〆切です。

▼説明会はこちら 
7月12日〜毎日説明開催中!※7月17日(月)を除く
詳細時間はご確認ください。

🚀プログラムの流れ

①事前オリエンテーション ※オンライン
事前に、参加者と事務局との顔合わせを目的としたオンラインオリエンテーションを実施します。参加者同士の交流を深め、地域での生活やインターンシップを行うにあたっての不安を解消します。

②現地ガイダンス
インターンを通して地域で関わる人の紹介や、プログラムの目的・スケジュールをご説明します。
実際に地域を散策しながらご案内します。

④リサーチのガイダンス講座
インターンシップ期間中、リサーチペーパーの作り方や課題の深堀の仕方についての講座を開講します。実際にリサーチペーパーを作成する中でも、メンターが1on1でサポートします。

⑤リサーチペーパー作成
約1ヶ月かけて課題の深堀りを行っていただきます。

⑥成果報告会
リサーチペーパーをもとに、成果報告会を実施いたします。

🚀スケジュール

<事前>
7月1日(土)申し込み開始
7月21日(金)一次募集:申し込み締め切り
7月25日(月)〜7月28日(金)面談 期間 
7月30日(日)二次募集:申し込み締め切り
8月2日(火)採用通知
8月9日(水)事前オリエンテーション(19:00〜20:30オンラインで実施予定)

<インターン期間>
8月21日(月)インターン開始
9月16日(土)成果報告会
9月22日(金)インターン終了
※ 業務状況に合わせて内容が変更になる場合がございます。
※ 実施時期の間、状況に応じては一部オンラインも相談可能
※ 勤務時間以外は、自由時間として活用いただけます。
 (せっかくの南相馬まできたら他の東北にも足をのばすことも!)

🚀運営事務局・メンター紹介

メンター一覧(五十音順・敬称略)


東 博暢
株式会社 日本総研 プリンシパル / 融合戦略グループ長
2006年日本総合研究所入社。2016年2月に日本の成長戦略の基盤となる先進性の高い技術やビジネスアイデアの事業化を支援しイノベーションを推進する異業種連携の事業コンソーシアム「Incubation & Innovation Initiative(III)」を組成し、全体統括を行う。
2018年から、IIIに参画する地方自治体と共に、地域の課題解決を通じ、新しい価値の創出し、まちをより魅力的にするためのプログラムIII Smart City Challengeを開始し、令和時代の新たな地方創生に取り組んでいる。
また、近年では、情報銀行の立ち上げや、官民連携したスマートシティ政策の推進に従事している。


大畑 慎治
Makaira Art&Design | MAD 代表
ソーシャルグッドの社会実装プロデューサー。
大手企業で新規事業、新商品、新規研究を立ち上げ後、ブランドコンサル、ビジネスコンサル、ソーシャルクリエイティブグループの執行役員にて、様々な業界大手企業の事業開発とブランディングに従事。
現在は「事業開発×ブランディング×パブリックアフェアーズ」を武器に、大手・ベンチャー・起業家・業界団体・NGO等のソーシャルグッドな事業と市場と産業の構築を手がける。
その他、O ltd. CEO、早稲田大学MBAソーシャルイノベーション講師、IDEAS FOR GOOD 外部顧問、感覚過敏研究所 外部顧問、おてつたび ゆる顧問、ここちくんプロデューサーなど。

北原 宏和
Archetype Ventures Partner 
Archetype Venturesにてサステナビリティ、気候変動、サーキュラーエコノミーを中心にB2B Techスタートアップに投資。
総務省にて地域活性化、Boston Consulting Groupにて情報通信、金融、製造などの幅広い業種での中期経営計画策定、新規事業開発プロジェクト経験を経て、現職。
東京大学法学部、Carnergie Mellon University Heinz College of Public Management, University of Southern California Gould School of Law卒。

高橋 朗
マカイラ株式会社 代表取締役 COO
日本銀行でエコノミストとして景気予測や広範な産業の構造分析を経験したのち、中小工具メーカーに転じて企業再生を主導。その後、楽天でグループ経営企画やネットメディア系の事業再建・新事業開発などを経て、医療×ITのスタートップ企業 Welbyに参画。製薬企業等とのアライアンス事業、医療機関向け事業の担当役員としてがん・糖尿病・希少疾患などの患者さん向けサービスを立ち上げるなど同社のIPOに貢献。
この間、プロボノとしてNPO向けの寄付プラットフォーム「i-kifu」を立ち上げるなど非営利領域でも活動。また、グロービス・マネジメント・スクールにてパートナー・ファカルティとして論理思考系講座の教壇に立つ。
マカイラでは、幅広い業界・領域に関する知見を活かして、市場戦略・非市場戦略双方の観点からのコンサルティングを提供するとともに、創業者の藤井宏一郎と共同の代表取締役COOに就任。
早稲田大学商学部卒、パデュー大学クラナート経営大学院卒(MBA)。

若生 幸也
株式会社 日本政策総研 理事長 兼 取締役
岐阜県関市出身。2006年金沢大学法学部公共システム学科卒業、2008年東北大学公共政策大学院修了(総長賞受賞)、2008年に株式会社富士通総研入社、自治体経営や府省受託調査を中心にコンサルティング・情報発信に従事。2011~13年に北海道大学公共政策大学院専任講師として在籍出向。2013年4月に復職し、2020年に富士通総研公共政策研究センター長に就任し、シンクタンク部門の長として対外情報発信の責任者を務める。2021年12月に行政経営グループシニアマネジングコンサルタント、自治体経営高度化・自治体DX分野のチームリーダーを務める。2022年4月より日本政策総研副理事長・研究主幹。2023年4月より日本政策総研理事長・取締役。

事務局チーム


小高ワーカーズベース 野口福太郎
1997年埼玉県生まれ。早稲田大学 文化構想学部を卒業後、新卒学生が 2年間という期限付きでベンチャー経営者の右腕として働く「Venture For Japan」プログラムを通じて、株式会社小高ワーカーズベースに就職。同社が運営するコワーキングスペースのコミュニティマネージャーとして活動中。

一般社団法人 パイオニズム 但野謙介
被災した家具製造会社の再生や海外旅行社向けプラットフォームを運営するベンチャー企業を共同創業。現在はパイオニズム理事として原子力被災地の復興に取り組む傍ら、東北のベンチャーキャピタル株式会社 スパークルのキャピタリストとして、福島沿岸部に進出するベンチャー企業に投資や伴走支援に取り組む。

🚀お問い合わせ

【お問い合わせ】株式会社小高ワーカーズベース  担当:野口        Mail:con@owb.jp 
TEL:0244-26-4665

▼申し込みはこちら
7月21日(金)申込〆切 →2次募集:7月30日(日)申込〆切です。

▼説明会はこちら
7月12日〜毎日説明開催中!※7月17日(月)を除く
詳細時間はご確認ください


それでは、奮ってのご参加お待ちしております!

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