小高ワーカーズベース | 地域の100の課題から100のビジネスを創出する

地域に課題があればそれを解決するモノやサービスを生み出し、原発事故避難指示区域において…

小高ワーカーズベース | 地域の100の課題から100のビジネスを創出する

地域に課題があればそれを解決するモノやサービスを生み出し、原発事故避難指示区域において持続可能な地域社会の実現を目指します。

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

地域の100の課題から100のビジネスを創出する、『小高ワーカーズベース』とは?

小高ワーカーズベースの概要について、ご紹介させていただきます。 ■原発事故避難指示区域は、  現代日本に誕生したフロンティア『なぜ原発事故避難指示区域で事業を起こすのか』 よく頂戴する問いです。 ふるさとのため。確かにその通りです。 強制避難させられた悔しさから。それもあります。 でもそれだけではありません。 私たちが感じているのは、 この地域の限りない可能性です。 私たち南相馬市小高区の住民は、5年4か月もの間居住が許されなかった町に、暮らしを再構築していくという

    • 小高パイオニアヴィレッジ5周年記念イベント前編:第一部 まちあるきレポート

      さる3月2日、小高パイオニアヴィレッジ5周年トークイベント「地域の創造性と建築〜小高でなぜ連鎖的プロトタイピングが起こるのか〜」が開催されました。 本記事はそのイベントレポート前編  第一部のまちあるき編になります。 はじめに:OPV5周年の御礼小高パイオニアヴィレッジは2019年にオープンした、コワーキングスペース・ゲストハウス・ガラス工房を複合した拠点です。 地域の起業家を中心とした事業創出の拠点としてはじまり、現在は外から相双エリアに来る人の交差点のような場所として

      • 【イベントレポート】WHO AM I?〜何者かを語るイベント 〜 #2 野球部式営業のパイオニズム

        去る2月26日、前回好評を博した「-何者かを語るイベント-WHO AM I?」の第2回「野球部式営業のパイオニズム」が執り行われました。 登壇者は本村俊樹さん 今回のチラシがこちら。 フォーマットは前回と同じですが、本村さんから漂う爽やかな雰囲気をイメージしたカラーリングにしてみました。(前回のイベントの様子はこちら) 弊社ガラス工房で営業を務める本村俊樹さん。 自身に焦点が当たるイベントは初めてだとか。やや緊張の面持ちでした。 今回の本村さんの登壇は前回のイベント発

        • NA→SAプログラムのこれまでの活動報告と今後について

          原発事故由来の課題解決を支援するU29を支援するNext Action→ Social Academia Projectは、2021年にスタートし、参加者や支援者の方々のご尽力のおかげを持ちまして、無事3年目を迎えることができました。プログラム運営に関わっていただいたすべての方々に、心から感謝申し上げます。 地域では起業支援の取り組みが数多く行われている中で、当社が提供できる独自のサポートとは何かを模索した結果、現在のNA→SAプログラムを一段落とし、次なる創業支援の新プロ

        • 固定された記事

        地域の100の課題から100のビジネスを創出する、『小高ワーカーズベース』とは?

        マガジン

        • 【事業】小高パイオニアヴィレッジ
          小高ワーカーズベース | 地域の100の課題から100のビジネスを創出する
        • 【事業】NA→SAプロジェクト
          小高ワーカーズベース | 地域の100の課題から100のビジネスを創出する
        • 【事業】iriser-イリゼ-
          小高ワーカーズベース | 地域の100の課題から100のビジネスを創出する
        • 【事業】NARU -マチ•ヒト•シゴトの結び場-
          小高ワーカーズベース | 地域の100の課題から100のビジネスを創出する
        • 【学生受け入れ】さとのば大学in南相馬
          小高ワーカーズベース | 地域の100の課題から100のビジネスを創出する
        • 【事業】NCL南相馬 | 予測不能な未来を楽しもう!
          小高ワーカーズベース | 地域の100の課題から100のビジネスを創出する

        記事

          【イベントレポート】WHO AM I?〜何者かを語るイベント 〜 #1 東京脱出俳優のパイオニズム

          1月19日、俳優の久留飛さんによるトークイベント「WHO AM I?〜何者かを語るイベント 〜 #1 東京脱出俳優のパイオニズム」が開催されました。 秋からOPVのスタッフもされている久留飛さん。俳優という職業や、なぜ浜通りへ来たのかなど、彼の本性に迫ります。 イベント背景は、彼の切実な声から。まずは、チラシをご覧ください。 「アイツこの辺でよく会うけどぶっちゃけ何やってる人なの?」 非常に当事者性の高い一言です。 このエリアは非常に多様な人流があります。 ・旅行・観

          【イベントレポート】WHO AM I?〜何者かを語るイベント 〜 #1 東京脱出俳優のパイオニズム

          【イベントレポート】gwai.の服飾ワークショップ〜大蛇伝説に魅せられて〜

          経済産業省によるハマカルアートプログラムの一環で、服飾作家gwaiさんによるワークショップが開催されました。 小高には「大蛇伝説」という伝承があります。 沼地の蛇が一帯を沼地に沈めようとすることを知った琵琶法師が、命と引き換えにお殿様に報告したことでこの地の平穏が守られた、というお話です。 詳細は小高観光協会のHPからマンガ形式でご覧になれます。 桃内地区にある大悲山をはじめとする伝承にちなんだ地名が多数あることや、伝説にちなんだ地域の商品があることからインスピレーシ

          【イベントレポート】gwai.の服飾ワークショップ〜大蛇伝説に魅せられて〜

          【イベントレポート】さとのば生による学び遍歴報告会を開催いたしました

          みなさんこんにちは。 昨年12月21日に、さとのばの学生によるこれまでの学びを報告する、学び遍歴報告会を開催いたしました。 会のイベントレポートを簡単に共有いたします。 さとのば大学についてさとのば大学とは、地域をめぐる大学です。 大学としてのキャンパスは存在せず、地域がフィールドとなって学び・実践・暮らしていくことが出来る、新しいスタイルの市民大学となっています。 従来の”インプット”型の学びで止めず、 オンラインでインプットしたものを地域でマイプロジェクトとして実践

          【イベントレポート】さとのば生による学び遍歴報告会を開催いたしました

          【新スタッフ紹介】OPVにスタッフが仲間入りしました!

          Q:これからインタビューを始めます。 まずプロフィールを教えてください。 久留飛 雄己(くるび ゆうき)です。 1990年6月18日生まれ、福島県福島市出身33歳です。 劇団青年座に俳優として所属しておりまして、10年ほど東京に住んだ後、ここ福島県南相馬市小高区に2023年4月移住してきました。 俳優活動に関して詳しく知りたい場合、僕の個人サイトもあります。 よければご参照ください。 ページはこちら Q:俳優ですか。とてもユニークですね!もう少し活動について教えていただ

          【新スタッフ紹介】OPVにスタッフが仲間入りしました!

          【イベントレポート】シェアリングエコノミーMeetup!In福島 を開催いたしました。

          こんにちは! 小高パイオニアヴィレッジのコミュニティマネジャー野口です。 さる12月12日 一般社団法人シェアリングエコノミー協会東北支部様とタイアップし、トークイベントを開催いたしました。 5月に石巻にて開催された、東北支部第1回ミートアップイベントに続き、第2回として、今回の開催です。 この地域の現在地を「シェア」を通じて捉え直しつつ、新たな活動につながる機会となりました。 会のイベントレポートを簡単ながらに共有いたします。 開催の背景:日常動作について、捉え直す。

          【イベントレポート】シェアリングエコノミーMeetup!In福島 を開催いたしました。

          OPVブログ:芋煮会を開催しました!その舞台裏。

          小高パイオニアヴィレッジの野口です。 すっかり年の瀬ですね。 日々が嵐のように過ぎ去る中、このnote記事の作成は単なる広報だけでなく、自分を振り返り内省することにも繋がります。 みなさんへ小高で巻き起こる楽しいことをお伝えした上、自分のためにもなる。 一石二鳥、素敵なことですね。 開拓記をお楽しみください。 今回はパイオニアヴィレッジ史上最大規模のイベントとなったこともあり、裏ではたくさんのドタバタがありました。 なので舞台裏をちょこっとシェアします。あの日参加された

          コミュニティマネジャーによる大阪コワーキングスペース視察 紀行録

          こんにちは。 小高パイオニアヴィレッジのコミュニティマネジャー野口福太郎です。 今回は大阪のコワーキングスペースに行ってきたので、その報告となる紀行録を記します。 今回の視察背景 普段は福島県南相馬市にある小高パイオニアヴィレッジのコミュニティマネージャーとして、「迎え入れる側」としての動きをしています。 この場所は、東日本大震災による原子力災害の影響で一度は避難指示区域となり、社会がゼロリセットされてしまったエリアです。 私たちはそのエリアを、100の課題から100

          コミュニティマネジャーによる大阪コワーキングスペース視察 紀行録

          【開催レポート】第2回スモールステッププロジェクト報告会

          本イベントは、9月30日(土)に開催された報告会のレポートとなります。 6月末から9月末まで、自身のプロジェクトを企画・実行してきた8名の参加者の皆さんに、この3か月の歩みを発表していただきました! 当日は、24名の方にご参加いただきました!    <概要> ・タイトル:浜通りスモールステッププロジェクト報告会 ・日程:2023年9月30日(土)18:00~20:00(受付開始17:30) ・場所:小高パイオニアヴィレッジ+ZOOM配信 ・参加料:無料 ・視聴者:どなたで

          【開催レポート】第2回スモールステッププロジェクト報告会

          桜美林大学4泊5日フィールドワークレポート!

          桜美林大学教育探究科学群の1年生7名が、11/8(水)から4泊5日小高にフィールドワークの滞在を小高ワーカーズベースでコーディネートしました! 彼らに課されたお題はこちら。 「予測不能な未来に対して、あなただったらこの街でどんな”楽しみ方”ができますか?考えたことを小高ワーカーズベースのnoteでレポートしよう!」 南相馬市小高区は、原発事故による5年間の避難がありました。現在、地域で生活している人は、ここで暮らすことをあえて選んで暮らしている人が多くいます。 さまざま

          桜美林大学フィールドワーク報告⑦:小高の楽しみ方は...散歩?~福島県南相馬市小高区フィールドワークから学んだこと~

          自己紹介こんにちは、一度でも話したら友達にカウントしちゃう佐藤拓斗です。現在は桜美林大学の教育探究科学群で1年生もしています。 なぜ小高に来たのか? 今回、私は大学のフィールドワークの一環としてこの町にやってきています。いくつかフィールドワーク先の候補はあったのですが、小高ワーカーズベースさんの"地域の100の課題から100のビジネスを創出する"という所に惹かれてこの町を選択しました。理由としては、将来的に起業したいと考えているので、今回の経験を通じてそのヒントを得ようと考

          桜美林大学フィールドワーク報告⑦:小高の楽しみ方は...散歩?~福島県南相馬市小高区フィールドワークから学んだこと~

          桜美林大学フィールドワーク報告⑥:心の赴くままの感情と向き合えました

          こんにちは、桜美林大学1年生の腕木雅桜です。 普段、読書や音楽散歩と言ったまったりとした日常を過ごして 友達とおしゃべりをする一般的な大学生です。 <なぜ小高を選んだのか>今回のフィールドワークをこの小高で取り組むと決めた理由は、自分が食が好きなことと生活の基盤として一番に食に焦点を当て、それが自身未踏の地と普段の生活している場との比較対象の一つにもつながると感じました。 また元は被災地というマイナス印象のものをどう取り払ってどれだけプラスのものに変えていけるのか、自分の

          桜美林大学フィールドワーク報告⑥:心の赴くままの感情と向き合えました

          桜美林大学フィールドワーク報告⑤:何もないけどあるもの

          こんにちは!現在19歳で桜美林大学 1年の鶴田開土です!男ですよ! 基本は外に出て遊びたいと思っている人ですが、面倒くさくて休みの日は家に引きこもってます…笑 今回、小高には学部内で行われる授業の一環としてフィールドワークという形で訪れています! 元々、フィールドワーク先の候補地として「沖縄県」や「島根県 西ノ島町」などがあり、それを学生たち自身が選び、何処に行くかを決めるという事になっていました。ちなみに交通費と宿泊費は大学持ちです!(例外もあります) そんな中でなぜ

          桜美林大学フィールドワーク報告⑤:何もないけどあるもの