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#895 他者の経験やアドバイスの取り入れ方

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今日は、私が最近思うことと、そこからの気づきを放送にさせていただこうかなと思います。
タイトルをつけるとしたら、「他者からのアドバイスの取り入れ方」こんな感じになるかなと思うんですけれども、小田木所感をまとめたものですので、所感放送としてお聴きいただきたいなと思います。

植物沼にはまっている私が最近思うこと

最近、どこで何を思っているかというと、私が今、植物沼にどはまりして、植物沼ライフを送っているということを、このチャンネルをお聴きの皆さんはご存じだと思います。
もともと夫がはまっていてわが家に植物があったんですけど、ここ一年ぐらいの間で、植物に見向きもせず、水やりもしたことがなかった私が、なぜそうなったのか分からないですけど、なんかいいな、すごくおもしろいな、そんな感じでズブズブと沼っていき、今は家族が引くぐらいに植物沼にはまっております。
室内の観葉植物だけでは飽き足らず、庭に進出し、いろんな寄せ植えや多肉植物が、屋外で栽培されているという植物ライフを送っております。

植物を育てるのって、同じく好きな方は言われんでもないというところだと思うんですけど、水やりがめちゃくちゃ大事なんですよね。
ただ、じゃぶじゃぶやればいいかというとそうではなくて、植物ごとの種類やタイプや傾向があって、その植物に合った目安となる頻度だとか、水やり方法というものが存在するわけなんです。
お水をやるという行為が、めちゃくちゃ奥深いんですよね。
ズブの初心者から始めた私は、最初にちゃんと教科書というか情報ソースでお勉強するんですけど、植物ごとに違う水やりではありますけれども、だいたい教科書的情報としては、まずどんな状態になったら水やりが必要かというと、土の表面が乾いたらという感じの状態の定義がしてあるのと、目安の頻度が書いてあるんですよね。夏は10日に一回とか。
私も最初はこの情報を頼りに初心者マークをつけて運転を始めるわけなんですけれども、しばらく取り組んでいくと、植物の状況だとか要件で水やりが必要な頻度って全く変わるんだなということを痛感するわけなんです。
例えば、同じ植物だったとしても、置き場所によって土が乾くスピードが全然違うんですよね。
日光がよくあたれば、乾くスピードが早いですし、湿度が高いと、乾きにくい。もしくは、風があるかどうかで全然違うとか。
例えば、教科書的情報に「夏はこのぐらいの頻度で」といっても、同じ夏でもタイミングによって30度ぐらいの時もあれば、40度に近くなる日もあるという。
そういう意味で、普通に考えて、それはやっぱり違うよなと思いますよね。
さらにおもしろいのが、どんな土の質か、土の組み合わせによっても乾くスピードは全然違いますし、鉢のサイズとか、植物そのものの水を吸う力も、めちゃくちゃ影響するので、「もう乾いちゃっているの?」という子がいる一方で、「この子は全然乾かないな」そんなコンディションの植物さんもあるわけなんです。

観察ってめちゃくちゃ大事

そうやって考えると、観察ってめちゃくちゃ大事だなと痛感しています。
観察せずに、例えば、「一週間に一度と書いてあるので」と教科書通りにやっちゃうと、腐ったり、枯れたりしちゃうんですよね。
一方で、そんなに神経質にならなくても、ある程度、ざっくりでも大丈夫だ。そういう強さに驚かされたりもします。
だからおもしろいんだなと思うんですけど、教科書的知識もめちゃくちゃ大事じゃないですか。
やっぱり道しるべがないと、観察のしようもないわけですし、自分自身で「状況によってこんなに変わるんだ」というのが、理解できればできるほど、情報ソースとして、いろんな環境で育てる人に対して、何とか汎用度の高いポイントをできる限り簡潔に伝えようとしている、教科書的情報ソースのありがたさというか、創意工夫にも頭が下がるわけなんです。
実践と観察を通じて、どうしたらすくすく育つかな?とか、どうしたら大きくなるかな?これを考えて試して変化が見られる。
これが今、私はおもしろくて仕方がないんですよね。

他者の経験やアドバイスの取り入れ方

すっかり植物トークになってますけれども、これは今日の本題じゃないんですよ。
そんなことから何が言えるのかというところなんですけど、これって他者の経験やアドバイスの取り入れ方に通じるなと思うんですよね。
例えば、植物を育てることにおいて、水やりって大事で、土の表面が乾いたらあげてください。夏の目安は10日に一回ぐらいです。こういうアドバイスがあったとしても、その植物自体のコンディションだとか、状況によって全然変わるんです。
これって例えば、「パートナーとのコミュニケーションのポイントは××」とか、「上司とうまく対話するには○○」もしくは、「会議をうまく進行するには、この3つ」こういったアドバイスを上手にうまく自分に取り入れる、そのコツにも通じるなと思うんですよね。

置かれている前提にちゃんと目を向ける

それって、私はこんな点にあるんじゃないかなと思いました。
三つあるんですけど、一つは、置かれている前提にちゃんと目を向ける
そのアドバイスをする人は、どういう前提や、どういう要件の中で、それを語っているのか?もしくは、その人自身やその人の前提とする条件と自分との違いは何なのか?一方で、同じポイントは何なのか?
ここにちゃんと目を向けるということが、上手に取り入れるポイントその一になるかなと思います。

目的と変化をとらえ続ける

ポイントその二は、 目的と変化をとらえ続けること
水やりとかは典型なんですけれども、「10日に一回と書いてあるので」と、10日に一回、水やりすることが目的になっちゃうと、うまく変化につなげられないし、ともすると、うまくいかないということにもつながるなと思います。
実践ポイントは、あくまでやり方としての目安であって、土が乾いた状態で水をあげることが、何よりも大事なエッセンスなんだな。
目的をちゃんととらえて、そのための変化を観察するというスタンスでいくと、自分に取り入れる段階で、うまく自分に合わせたチューニングをしながら、実践につなげていけるなと思いました。

実験結果を次に生かす

最後の三つ目は、実験結果を次に生かす
大事ですね。
「自分とあの人は違うので」みたいな感じで取り入れないと、変化とか進化にはつながらないじゃないですか。
なので、前提をとらえて、目的をちゃんと握ってトライすることが大事で、トライしながら、このトライの結果を次に生かしていく。
このサイクルを回すことが、他者のアドバイスのすごく大きな価値になるかなと思います。
トライした結果、いわゆる実験結果をためていくと、自分の理解が進んでいくんですよね。
自分ってこういう傾向があるんだなとか、こういうパターンが自分にとっての勝ちパターンなんだな。一方で、こう考えちゃう傾向があるから、ここには注意しないといけないな。
いろんな観点で自分の理解が進んでいくと思いますので、この実験結果が集まれば集まるほど、他者のアドバイスや経験をうまく生かせるようになる、そういう土壌ができていくんだなと感じています。

自分なりの経験があるからこそ、もっと生かせるようになっていく


いかがでしょうか。
植物の水やりの話を始められた時にはどうしようかなと、もしかしたら聴いている皆さんは思ったかもしれないですけど、最近私が思うことと、そこからの気づきをお話させていただきました。
他者のアドバイスを取り入れるポイントは、置かれている前提に目をやること、そして目的と変化をとらえ続けること、最後に実験結果を次に生かすこと。
こんなところにポイントがあるなと思いましたが、いかがでしょう?

ちなみに、そんな自分なりのやり方を模索し探求中の私ではございますが、教科書的な情報を一切使わないかというと、むしろ全然逆なんですよ。
いろいろ自分なりの経験があるからこそ、書籍だとか、プロの情報を、全くズブの初心者の頃よりは、もっと生かせるようになっているなと思うんですよね。
なぜならば、自分の経験とか、わが家の植物のコンディションだとか、状況や環境を加味して、うまくアドバイスを取り入れられるようになってるので。
だから、よりいろんな情報を吸収したいというサイクルが回るんだなと実感しております。

皆さんも、自分なりに実験した手ごたえとか、その中でつかんだ自分理解が、翻って、新しい知見を生かす財産になっているんだな、そんなふうにとらえてみてはいかがでしょうか。

ということで、今日もセミがガン鳴きする中で、放送をお届けさせていただきました。

最後までお聴きいただきありがとうございます。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜
び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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