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大きな気づきと学びをダイソーから教えてもらったって話

夜の住人の皆様こんばんわ。
毎日うだるような暑さが続いております。お元気でしょうか?

私は休みの日はもっぱら大好きなダイソーに行って
涼しい店内でウハウハ過ごすのが楽しみな今日このごろ

最近のダイソーってすごいですよね。なんでも揃っちゃう。

しかも300円や500円の商品も増えだして
よりおしゃれで機能的なものがワンコインで買えちゃう。

競合他社のセリアやスリーコインズ
フリマアプリのメルカリもありますが

なんやかんやで
「まずはダイソーへ」っていう方は
私を含めて多いと思います

はじめに

今日はそんなダイソーで見たある光景から
感じたことがあったので、それを書いていこうと思います。

これを読んで
「その目線でダイソーに行くのもありかも」
「面白そうだから明日ダイソー行ってみようかな」

そんな風に感じてもらえたら嬉しいです。

ちなみに私は経営の知識もなければ
マネジメントの知識もありません。
そしてダイソーのまわしものでもありません笑
完全なる消費者です
その点ご了承頂きますようお願い致します。

これを読んでいる方で、ダイソーの関係者の方へ。
今からあれやこれやと偉そうなこと色々書きますが
ダイソー好きな消費者の1つのご意見ご感想として
暖かく見守り、読み進めて頂ければ幸いです

お客さんがお客さんを助ける

実は私、買い物をすること以外で
ダイソーでの楽しみがあります。それは人間観察です。

当たり前なんですが、本当に色んな人がいて
老若男女問わず、皆さん思い思いのお買い物を楽しまれています。

かごの中をチラ見しながら

その人達の生活背景を勝手に想像しつつ
(決して悪意ある想像はしていませんのでご安心を)

広い視野で物事を見られるようにという訓練もかねています。

先日ダイソー行ったとき、こんなことがありました。

外国人2人組の女性が
ダイソーで買い物してたんですよ。
何かを探しているようで、でも見つからない。

店員さんに聞こうにも
店員さんすら見つからない。

それもそのはず。
最近のダイソーはセルフレジに変更されてから
従業員が激減していたんです。

同じフロアをウロウロ。

「声かけようかな。どうしようかな」

なんて思っていたら

2人組の女性のひとりが、別のお客さん(日本人)に声をかけたんです。

「○○ト△△ハドコにアリマスカ?」

声かけられたお客さんも最初はびっくりしてました。
そりゃそうです。一般的に日本では(というか日本人は)
“店のことは店員に聞く”という
スタイルがほとんど。

でもその方も、すぐに状況を飲み込まれたようで

「○○はあっちの棚、△△はここまっすぐ行った突き当り」

と丁寧に教えられていました。

ちなみにその話かけられた日本人の方
どうやら毎日くる常連さんのようで、店員並に詳しかったです笑

外国人2人組のお客さんも
教えてあげた方のお客さんも
なんだかどちらも嬉しそう。

その光景をニンマリと見ながら
「ハッ!」とあることに気が付きました。

これって究極の三方良しなのでは?

どういうことかというと

①お客さんがお客さんに聞く
②聞かれたお客さんは教えてあげる
③教えてもらった側は「物見つかってhappy♡」
④教えてあげた方は「役に立ててhappy♡」

この①~④の結果
この二組のお客さんはどうなるか。

「またこのダイソーに来よう」

そうするとこんなhappyが生まれます。

「人件費かけずに売上あがったhappy♡」

ダイソー側です。

つまり何が言いたいかというと

お客さん同士で助け合うことによって
店側は何もしなくとも両方の顧客満足度が勝手にあがり、結果的にそれが店の“付加価値”となり
最小限の企業努力で最大のパフォーマンスを発揮するのではないか。

そう感じたんです。

価値を提供することの本質

何かものすごく画期的で機能的で
かわいい商品を低価格で販売して
その商品がめちゃくちゃバズって

そこで初めて価値を提供したことになる。
確かにそれも価値を提供したことになると思います

でも実はもっとシンプルに考えていいと私は思っていて

「誰かのなにかの些細な役に立つことが出来た」

お客さん自身にその事実を知ってもらう。
目で見たり、耳で聞いたり、肌で感じて
「誰かの役にたてたかも」を知ってもらう。

「役に立てた」を知ってもらった先にある
嬉しい感情を知ってもらう。

もう一度体感したいって思ってもらえたら

それがどんなに些細なことだったとしても
それはもう十分価値を提供したことになると
私は思います。

売り手側が買い手側へ何かを与えるのではなく

店内という村の中で
名も知らぬ村人たちがお互いの些細なニーズを満たしあい、それが巡り巡って店側の利益につながる

大きく繁栄することはなくても
細く長くその村は何年も続くことが出来る。

そんな気づきを得ることが出来ました。

さいごに

誤解がないようにもう1度言いますが
私はあくまで消費者の1人にすぎなくて

ダイソーにクレームを言いたい訳でもなければ
アナリストを気取りたいわけでもありません。

むしろダイソーにはリスペクトしかなくて
普段何気なく利用するダイソーで
販売価格以上の大きな気づきを得ることが出来ました。

そんな愛してやまないダイソーへ
感謝とリスペクトと、そして愛をつたえたくて
今この文章を書いています。

この文章がなんらかの形で
ダイソーの利益に繋がったり、ダイソーに関わるすべての人たちへ、経済面でもそうでなくてもなんらかの恩恵をもたらすきっかけに繋がれば

非難や炎上といったリスクをとってでも
この文章を書いた意味はあった。

私はそう思います。

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