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Bリーグ〜この選手に魅せられて〜 vol.1

Bリーグの布教の意味も込めて、
この選手のここを見てほしい!
っていう選手たちを
おすすめポイントも交えながら
定期的に発信していきます。

完全に独断と偏見で選んでます。すみません。

第一回目は、
秋田ノーザンハピネッツから。

中山拓哉選手 182cm(PG/SG)

バスケットって当たり前ですけど、
野球やサッカーと比べて点数が入るスポーツです。
そうなるとオフェンス優位のスポーツなので、
選手のオフェンスのプレー・華やかさに
目が行きがちになりますが、
見ていただきたいのが彼の
ディフェンスへの姿勢と気迫や泥臭さ。

バスケットはマンツーマンディフェンスが
基本になるのですが、
それは自分と同じ身長や体格・ポジションの
相手選手に対して
攻めたり守ったりを繰り返すわけです。
となると、外国籍の選手は
当然身長も高いし体格がいいので、
日本人選手がディフェンスで付いてしまうと
基本的にミスマッチといって、
高さや当たりの強さの面で不利になってしまい、
攻め込まれやすくなります。
しかし、中山選手は身長や体格で負けている
外国籍選手にディフェンスしても
まったくパワーで引けを取りません。
ガードからフォワード、センターまで
全てのポジションの選手を守れる
これが中山選手の大きな強みです。

特に、ペイントエリアと呼ばれるゴール下は
もはや戦場です。かなり激しいです。
ファールこそありますが、
正直身体のぶつかり合いで当たり負けした方が
ゴールを支配されてしまうっていう世界です。
ですが、中山選手に付かれている
相手の選手の顔を見ると明らかに、
接触を嫌がってるなーって顔してる時があります笑
それくらいフィジカルが強いです。

このほかパスカットをする先読みの能力
相手のドリブルのタイミングで手を出す能力
素晴らしく長けている選手です。
2018-19シーズンはスティール王、
2019-20シーズンではスティール数トップです。
ルーズボールへの執念や泥臭さというのは
本当に素晴らしいです。

オフェンスについても、
彼のゴールへのドライブや突破力を見ていただきたい。
オフェンスでは逆に相手の外国籍選手を相手に
攻めることになりますが、
ゴールまで切り込んで最後までシュートを
打ち切れる、ここが強みです。
あとはガードの選手にしては
リバウンドが強いのも特徴ですね。

課題があるとすれば、
ミドルやスリーポイントといった
シュートの精度に波があるくらいでしょうか。
ただ、シュートが入らなくても
ディフェンスで貢献できる選手なので、
監督やコーチのスタッフ陣からすると
本当にありがたい選手なんだと思います。

そんな中山選手は
大学生の頃から秋田でプレーしていますが、
もはや名実ともにチームの中心です。
ブースターと呼ばれるファンからの期待も
相当高いです。

彼が外国籍選手をディフェンスしている時に
どう活躍できるか、彼のフィジカルの強さを
ぜひ見ていただきたいと思います。
ルーズボールへの執念、泥臭さ溢れるプレーは、
見ていてスカッとすること間違いないです。

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