【Photoshop】 レコードっぽいカバーアートデザイン。作り方解説。(国内盤風)
ご覧いただきありがとうございます。ジャケットアートワークを専門に作っております、グラフィックデザイナーのYukariと申します。
今回はレコードっぽいカバーアートの動画チュートリアルを作ったので、日本語解説をしていきたいと思います。
動画を見ながら、あるいは見ていただいた後に、説明を読んでいただくとよりわかりやすいと思います。よろしくお願いします。
素材画像
使用した画像はこの3枚です。
今回の選曲
もう何度も聴いている、大好きな1曲です。
Robert Glasper - Shine feat. Smoke D + Tiffany Gouché
Black Radio III に収録されています。
興味がございましたらぜひ聴いてみてください。
解説① 細かい部分のこだわり
それでは解説です。1枚目の画像を配置したあと、上部を少し切り取ります。
それからノイズとカラールックアップを加えて、少し色褪せた感じ/ヴィンテージ感を出します。
そのあとトラックリストを入れます。かなり小さくて細い上に、文字間も狭くて読みづらすぎますが、映画のポスターなどで見るクレジットの感じが好きで、取り入れたかったので意図的にそうしています。
フォントはAkkordeonで、垂直比率は120%、トラッキングは20に設定しています。
国内盤風にするために、英語に加えて日本語でもタイトルとアーティスト名を入れます。
それからBlack Radio IIIの'III"、フェイクのバーコードを加えます。
Googleで'barcode png'と検索すると、背景透過された色々な種類のフェイクバーコードが出てきます。
日本の国番号は「45」か「49」だそうで、そこはリアルに… と思い編集したのですが、桁数のことを考えていませんでした。詰めが甘くてすみません。
解説② レコードのようなエフェクト
こちらの画像は'vinyl record texture'とか'record sleeve texture'と検索するとたくさん出てきますので、お好みのものを使ってみてください。
一番上に重ねた後、ブレンドモードを「カラー比較(明)」に変更します。
そのままでも良いのですが、バランス良く見せるために微調整しました。
レイヤー(画像)を複製 Command + J (Mac) して左右反転、不透明度を下げて、不要/余分な部分を削除しました。
解説③ テクスチャー
それからテクスチャー用にもう1枚重ねます。
※使用した画像はAdobe Stockで入手出来ます。
配置してブレンドモードを「ソフトライト」に変更し、最後にカラールックアップで光・色味を少しくっきりさせて完成です。
いかかでしたでしょうか。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Yukari
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