o-coffee自然農園

三重県の山間部を拠点にコーヒーの焙煎販売をしております。コーヒーは農業である。というキ…

o-coffee自然農園

三重県の山間部を拠点にコーヒーの焙煎販売をしております。コーヒーは農業である。というキーワードが携わる時間が長くなるほど強くなり、コーヒーの産地に私たちを旅に導き、国内で農に向かわせました。こちらのnoteでは日本国内での私たちが携わる農と食について書き記したいと思います。

最近の記事

畦塗り三昧続いています

こんにちは 今年は早くも梅雨入りしましたね ちょっと農作物の先行きが気になります が、 どうすることも出来ないので草の管理や植え付け時期など 長い梅雨又は例年より早い梅雨明けの両方を見越して、そのちょうど間くらいで やりすぎない程度に対応していくのがせいぜいでしょう。 お天気に一喜一憂せずに受け入れる心の余裕は欲しいものです。 先日、田んぼのワークショップを開催しました。 今回は田んぼの畦塗りと作付け線引きについてレクチャー&ワークをしました。 ということで、田んぼ

    • 田んぼのお仕事、田植えに向けて

      まずはじめに、 5月11日『田んぼのワークショップ2021 田植えの準備 〜畦塗り編〜』を開催します。
詳細はこの投稿の最後に記載します。

 桜の開花から今年は季節が早いなぁと感じていましたが、ここのところ気温の上昇も落ち着きいくぶん例年の季節感を取り戻したように感じます。苗もゆっくりと着実に育っています。 
 トラクターが逝ってしまった前回の投稿の数日後には新たなトラクターが来ました。地元の親切なおじさんが探して、そのお友達が整備までしてくれて全ての算段を立てて頂きま

      • 田んぼのお仕事 芽が出てきました

        ツンツン針の稲の芽が今年も出てきました
 この時が来るまで結構ドキドキしてます。 3箇所の圃場、日をずらして降ろしましたが、 ほぼ同時に出揃いました。 それぞれ圃場の条件と降ろす頃合い、田植えの頃合いに合わせ資材を使い分けました。 ・昨年に多気町の農園さんから種籾をお預かりして初めて試す「ウコンニシキ」 ・赤目自然農塾川口さんから知多の知人に渡り、僕の手元に来た今年  種取り3年目の「香米」 ・熊野の農家さんから多気のつじ屋さんに渡り、昨年しっかり種取りした  こちらも

        • 田んぼのお仕事、種降ろし。

          4月の第1週から種降ろしが続いています。 先日は『田んぼのワークショップ2021 第二回 種降ろし』も開催しました。 今回も参加者が増えて楽しい一日を過ごせました。 ということで、 今回は、お米の種降ろしについて紹介します。 【種降ろしのタイミング】 まず、種降ろしのタイミングについてついてですが、浸水しておいた種籾は毎日見てると思いますが、変化はどうですか?浸水の次の日には胚芽の部分が白く透き通ってくると思いますが、 過去の記事の積算100℃が経過してから、この

        畦塗り三昧続いています

          苗床の準備

          田んぼのワークショップ2021 4月10日に種降ろしのワークショップ開催しました。 まずは順番として、その時にお話しした、前回のnoteで紹介しそびれていた 苗床の準備について記したいと思います。 苗床の準備は、苗床にする場所と時期によって僕はやり方が様々です。 今回は、種降ろしの時期ともあってワークショップの時に紹介した数日〜1日で出来る苗床を紹介します。 僕が実践している苗床は乾田畑苗代という方法で、 田植えをするその田んぼの一角に苗代を作り、灌水は行わず雨水のみ

          芽出し

          4月30日に田んぼのワークショップ第1回を開催しました 今年のワークショップの予定を前々回のnoteの記事に掲載しましたが、
こちらのnoteにワークショップの詳細を掲載しないまま、
第1回のワークショップ開催してしまいました^^;

 今回の第1回のワークショップは芽出し浸水会と称して、お米の種の芽出しと苗床の準備の方法ををシェアしました。
 今年育てるお米の種は去年種採りした黄金錦の種籾です。 種採りは大雑把に昨年の秋の収穫の10日ほど前に元気の良さそうな株を、株ご

          田んぼの準備

          3月の4日啓蟄の頃をすぎるとそわそわ、もぞもぞ、体も心も動き出す。毎年なら冬はタイのコーヒー農園に収穫に行っていて、帰ってくるのもちょうどこの頃。頭も体も季節を覚えているのか。とは言っても自然に沿った暮らしと農作業色々動き出すけども、ゆっくりと。自然のスピードで。 稲作において今意識していることは、苗の本数と種降ろしの日程くらい。作業としては畔切りを出来るところからちょくちょく。今回は、作付け面積と苗の計算方法、種降ろしまでの準備をまとめてみます。去年は4反5畝ほどの作付け

          田んぼのワークショップはじめます

          三重県大台町o-coffee自然農園と志摩市磯部町山田家のそれぞれの圃場で年間を通してワークショップを開催します。それぞれの田んぼを会場に一日は大台町でもう一日は磯部町で、二日連続で同じ作業工程を田んぼの状態に合わせ進めていきます。それぞれの地域に近い方がワークをシェアしたり情報を交換したり、ただ見るだけの参加でもOK。年間5〜6回を予定しております。おおよその日程を下記にまとめました。第一回 4月初旬『春 種降ろし』 苗床の作り方、種の選別方法の説明(事前に芽出しした種を使

          田んぼのワークショップはじめます