#163:伊藤亜紗著『どもる体』
伊藤亜紗著『どもる体』(医学書院, 2018年)を読んだ。本書は「シリーズ ケアをひらく」の1冊。本シリーズにラインナップされている本としては、過去に國分功一郎著『中動態の世界 意志と責任の考古学』(2017年)、岡田美智男著『弱いロボット』(2012年)を読んでいるが、いずれも私にとっては非常に刺激的な本だった。本書もまた、そう。
著者の著作を読むのは、単著としては、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書, 2015年)、『記憶する体』(春秋社, 20