お姉ちゃんって
こんにちは、鬱っ子大学生、おちゃっぱです。
今日はお姉ちゃんという立場についてお話をしようと思います。
きっと読んでくださっている方の中には、私と同じ理由で悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。
そんな方と気持ちを共有出来たり、親御さんの参考になればいいと思います。
私にとっての呪いの言葉
以前お話したかもしれませんが、私には一人の弟がいます。
五歳差で、私がまだまだ甘え盛りな幼稚園生の時に産まれました。
弟が産まれたことが凄く嬉しかった私は、弟が大好きなお姉ちゃんとなりました。
「お姉ちゃんなんだから。」
弟や妹がいらっしゃる方なら一度なら言われたころがあるかもしれません。
私も幼少期、幾度となく言われてきました。
この言葉に抱える感情は人それぞれだと思います。
私の場合は「確かにお姉ちゃんだもんな」と「好きでお姉ちゃんになったわけじゃないのに」でした。
でも弟のことも親のことも大好きだった私は、お姉ちゃんとしてあまり甘えないように、しっかりしないと…という意識で育っていくことになります。
それが後々、「甘えられない」という問題にも繋がっていくのですが…
それでもこの「お姉ちゃんなんだから」という言葉は、私にとって呪いの言葉になっていきます。
なりたくてなったわけじゃない
生意気にはなりましたが、今でも弟のことは可愛くて、大切な家族の一人です。
でも、私は親にお姉ちゃんになりたい、なんて頼んではいません。
言い方は悪いですが、私は気付いたら姉になっていて、急に姉として振舞うことを必要とされました。
私が頼んだわけじゃない、なりたくてなったわけじゃない。
それでもお姉ちゃんで居なくちゃならない。
だって「お姉ちゃんなんだから」。
親側から姉であることを強いられるのはどうなんでしょうか。
親のことも、弟のことも大好きです。でも、私は姉である前に一人の私であって、「姉だから」という理由で何かを制限されるのは本来おかしいことだと思うんです。
当時の両親のことを責めているわけではありませんし、この言葉が特に深い意味もなく使われていたことも分かっています。
今もし「お姉ちゃん・お兄ちゃんなんだから」と上の子に言っている親御さんがいらっしゃったら、なるべく使うのは辞めてあげてほしいんです。
感じることはそれぞれでも、好印象かと聞かれたらそうでない方が大半だと思います。
姉だから抑制するのではなく、もっと納得のできる理由を説明してほしいんです。
私は不登校時代に親に「こう言われるのが嫌だった!」と伝えたことで、言われることはなくなりましたが、今でもふとした時に「お姉ちゃんなんだから」と言われた時のことを思い出して、何かを我慢しようとすることがあります。
さいごに
年上だから譲ろう、という気持ちは親から言われなくても、自然と湧き上がってきます。
例によって拙くまとまりのない文章ですみません。
一人でも多くの方の参考になりますように。
それでは。
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