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【虎に翼】4/10「法廷に正解はない」とは

こんにちは、おっちぃです。

今日の「虎に翼」、寅子は、よねの後をつけた行きがかり上、妻が夫に対し、形見の着物や嫁入り道具の返還を求めた裁判を傍聴しました。

着物は返ってこないだろうと結論を出すよねに反し、納得のいかない寅子は、穂高教授にこう尋ねます。

寅:「(妻が着物を取り返すのは)、本当に無理なのでしょうか」
穂:「さあ~どうだろう。法廷に正解というものはないからね」

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「法廷に正解はない」とは

◆判決が出て「勝訴」だったとしても、個別的には、一番認めて欲しい主張を裁判所が認めてくれなければ、納得がいかないまま終わる。
◆また、和解したとしても、最も大事な条件を相手がのんでくれさえすれば、他の条件を放棄して終わらせることもある。
◆この裁判の女性は、形見の古びた着物さえ取り返せれば、他の嫁入り道具は手放すことで納得する可能性がある。
◆結局のところ、裁判所は「折り合いをつける場所」だし、弁護士は「折り合いをつける仕事」だと思っている。
◆同じものは一つとしてない。

と、こんなふうに考えます。
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寅子が裁判を傍聴した話をし始めた途端、最年長で既婚者の梅子の表情が曇りましたね…
夫が弁護士なのに自分も法曹の道を志した梅子の動機が、今後、見えてきそうです。

「虎に翼」4/10より

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