政治の◯、社会の◯。
安倍元総理の事件を受けて
思うところはたくさんある。
因果関係や犯人の動機、背景を
探ろうと躍起になる姿勢。
そのパターンでは何も変わらない。
弱者の境遇に自分を重ねる。
自分も、と思う輩も出てくる。
その可能性は否定できない。
政治テロだとか、
民主主義への挑戦?
この手の政治家のコメント。
昔からの決まりきった
フレーズのようです。
いまの時代だからこそ
もっと言うべきことが
あるのではないのか。
駆け引きしてる場合ではない。
国民は見透かして愛想をつかす。
もっと違う角度で響く言葉を使え。
酷い、良くない、ダメだ。
一時的解決に見せるだけでは
何も変わらないだろう。
有利に運べている人には気づけない。
いや、気づこうとしないで逃げてる。
ワタクスは政治と世の中は
◎(ニジュウマル)
で構成されてると思う。
ひとつの◯は政治
もうひとつの◯は社会。
政治が、政治家やうまい汁を
すすろうと目論む上級国民
社会は、一般国民たちすべて。
ずっと日本は、大きな◯が政治
小さな◯が社会で形成してきた。
そのニジュウマルのイメージ。
政治の中に社会が小さく存在する。
小さい社会の◯は圧力で収縮して
時に、異常なほど小さくなる。
自分が満足すれば日本の社会は
3畳のワンルームでも受け入れる。
異常なまでの従順性をみせる。
しかし時に、前ぶれもなく
押し込められてる社会の一部で
定期的に爆発や暴発が起こる。
これは今回のことに限らず
予期せぬことではない。
押し込められていたからこそ
起こりうる暴発です、きっと。
予期せぬと思うのは大きな◯で
コントロールしていると
思い込み、それが常識であり
想定内だと考えるから。
まさか自分のところにこんな大きな
災害が起こるなんて思ってなかった
この言いぐさと同じことです。
政治の◯の人は正論をぶちまけ
ある意味で、社会の◯の人が
乱暴な行為を受けてるのだとしても
誰も政治を自ら咎めようとしない。
こんなこと書くのも
誰かがふつうに書くことを
自分も同じように書いても
意味がないからです笑
だったらあえて違う視点を
意識して書くべきだろうと。
こんなキリクチの別の視点も
考えてみてもいいかと思います。
いろいろな歴史を経てきた
私たちが過去を精査した上で
これから目指すデザイン。
それはいまと真逆の構成。
大きな◯が社会(私たち大衆)
小さな◯が政治(政治家、上級国民)
大◯ 政治 小◯ 社会
から
大◯ 社会 小◯ 政治
への転換。
社会は、私たちのもの。
自分から主体的に関わるもの。
大きな枠の◯であって
本来、私たちのものだということ。
そういう捉え方を社会が、
私たちが認識して参加すること。
政治に詳しくなろうとしなくていい。
政治を勉強してから投票しなくていい。
私は、こう思う。
だからこの人に、この党に
投票するのだと。
そして自らの意見を持つ。
政治も社会も私たちが主要キャストで
本来は関わるべきものなんです。
身分や地位があろうがなかろうが。
図々しい態度を示したっていいから。
そう考えるとこのニジュウマル構図を
真逆にするのは広い意味で納得がいく。
私たち大衆は古来よりそうだが
昭和の戦後以降、与えられた目標や
「役割」を刻印されてしまった。
政治家やさまざまな有力者の陰で
逆らおうとせず、しあわせに暮らす
満足して肥ゆる人生を与えておけと。
それでいいのだ、と刻印されて家畜化。
その姿勢が、すべてに表れている。
選挙も政治も、社会問題にも
さじを投げて、誰かに頼み任せ
消費や欲を満たし、肥ゆる人になった。
いろんなことが日々起こり
私たちにヒントをくれたりする。
それでも動かない、動かせないのは
大きな◯が私たち社会ではないから。
政治家や上級国民が大きな◯で
私たちも小さな◯になってるから。
その構図に飼いならされすぎた。
選挙において意思表示することも
その意味は小さな◯が手を挙げて
ひとりひとりが小さな◯を突き破り
穴を開けて◯を広げていくこと。
その人数を考えても突き破りながら
次第に大きくなっていくのは
自然なことだろう。
既存の大きな◯を上回るために。
どんな境遇であれ、社会の◯に
参加して当事者となること
自分事にするのが大事なのでは。
政治家自身は不遇を囲う人が
たくさんいること、そして
すべてを捨ててでも向かってくる。
それが現実に起こりうることを
改めて自覚してほしいと思う。
できないだの、難しいだの言わず
できる、やるという決意でもって
政治と社会に向き合ってほしい。
そしてその姿勢に私たちも
主要キャストとして向き合う。
大きな◯は社会であり
小さな◯は政治に変えること。
判を押したように口にする
民主主義のあるべき姿ってのは
こういう一体感ではないですか?
そしてその◯が一体となって
熱意であふれる日の丸の赤い色に
染めてほしい。
決して、血で染められた赤で
あってはならない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?