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京都の桜が満開🌸美しくて儚くてずるい

桜って美しくて儚くてずるい。

子どものころは、桜の良さがイマイチわからなかった。
花でいうならチューリップとかパンジーのほうがかわいいと思っていた。
小学校には、校庭を囲むように桜がびっしり植えられていた。
今思うとどんなにか美しく、桜の歴史を感じさせるものだが、それにさえ当時はあまり関心がなかった。

大人になってからわかる、その儚さの美学。
周知の事実だろうが、桜はその儚さこそが魅力だ。
美しさの根源とも言えるかもしれない。

でもよく考えてみてほしい。
桜の幹はとても太い。
長い年月、ずぶとく真っ直ぐ立っている。
夏には虫がつきやすいが、それも桜が魅力的だからだろう。
それにしたって、毛虫の嫌がる薬剤とかを使ってもらってめっちゃケアしてもらっている。
儚いか???
図太いくせに、花をけしからんほど美しく散らせるもんだから、こちらは夢中になって後をおうことになる。

そう思ったのは、今日京都一人旅をしていた時だ。
天気は晴天、桜も5分咲きから満開といったかんじでとんでもなくいいタイミングだった!
思い立ったタイミングが良すぎたので、今回の旅行は桜をテーマにした。
満開の桜の京都なんて、人生で何回も訪れられるものでもない。
そう考えると、少しでも多くの場所を見てみないと!
場所や木によって咲き具合はまちまちなので、たくさん見ないといい咲き具合の場所に当たらない。
ついでに写真も撮りたい。
この時点でめっちゃ桜に振り回されている。

いつもは私の旅行スタイルはゆっくりだ。
いきたい目的の場所に行って、あとはご飯を食べてちょっと買い物するくらい。
目的地以外の観光名所を1〜2ヶ所増やすくらいなら、カフェで2〜3時間ゆっくりする。

でも、今回はそうもいってられない。
なんたって桜の寿命は短いのだ。
私の時間も2日しかない。
そう思って、今日は歩きまくった。
1日観光しまくった。
その成果として、高台寺のあまりに美しい枝垂れ桜も見れたし、円山公園の桜の間近でセルフィーも撮れた。

ただ、いつになく疲れた。
もう早くホテルに行きたくて、夕食はマックにした。
計画では、美味しいクラフトビールの店に行こうと思っていたのだ。
ただ、気力体力が残っていなかった。
せめてもの罪滅ぼしに、京都のクラフトビールの缶を買って帰った。

疲れるとイライラしやすい、ということもある。
途中で休憩したスタバで、席でちょっともめた白人男性に悪態をついてしまった。
弁解させてもらうなら、イライラを外に出すなんて1年に1回もないんです!
しかもそんなどうでもいいことで。

疲れるほど観光なんてしたらだめだな。
私は体力がないんだ。
次からはちゃんとスローペースで!

でもそこを押してでも見たいと思わせる桜の罪深さよ。


今日は毎日投稿58日目でした。

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