見出し画像

教員をしていて落ち込む瞬間

こんにちは

4歳から17歳に理科を教える仕事をしているオベラスです。

今日は、お仕事のことでちょっと落ち込むことがあって、

ぬーーーん。。。となっているので、書いてみようと思います。

テーマはずばり、

「他の先生と比べて、自分はダメだと思ってしまう。」

わあ! 暗いですね!

この時点でちょっと笑っちゃいましたが、

落ち込むことは、悪いことではないですよね。

また上昇していくために、今日は緩やかに沈んでみたいと思います。


ほかの先生と比べて、自分はダメだと思ってしまう。

私は、今年度初めて、高校で生物を教えています。

そこまで進学校ではないことと、受講生徒数が10人ほどなので成立していると思っています。

生物はとても楽しいですが、

自分が学んで楽しいことと、生徒に教えられることはイコールではないですよね。

ただ、

講師自身が教える内容を「楽しい」「面白い」と感じているかどうかは重要だと思っていて、

その気持ちがあるから、教材研究、授業準備も意欲的にできてはいたのですが。。

他の記事でも書いているように、私は非常勤講師として生物を教えるほかに、フルタイムの仕事をしています。

教材研究、教材準備にかけている時間が、きっと足りていないのだろうな、

という感覚は常々あります。

今日は、あまり良い準備ができない状態で授業を行いました。

これまでの教員生活で、そんなときは何度もあり、

それでも教壇に立って、うまいこと回すスキルはもう身に付いてはいます。

でも。

やっぱり、より良いものを提供したいという気持ちが苦しくて。

今日は、生徒に聞きました。

「数学の授業ってどんな感じなん?」

「英語は?」「どういう授業を面白いと感じるの?」

すると、生徒たちは気さくに色々教えてくれました。

「~先生の授業はすぐ時間が経つ!」

「あの人の教え方はうまい」

さすが高校生、しっかり教員やその人の授業の質を見て、分かっているんですね。

私はまだまだだと、改めて思いました。

高校の授業って、どういう風に展開すれば魅力的な授業になるのか、私は知らなさすぎます。

生物学自体の知識や、大学受験に関する知識も足りていません。

「申し訳ないな」という気持ちになりました。

実は、初めて中学で教え始めたときも、同じような感情になったことがあります。

「他の先生の授業の方がおもしろいやろうな。。ごめん。。」

みたいに。

今の私は、この感情が、さらなる成長のサインであることに気付けます。

「できない」だから、「何ができる?」に変換したい。

なんてったって理系。

問題解決。

問題をクリアするために、今の自分にできることはなにか。

一気に大きなことはできなくても、何か、一歩。

「みんなはじめはそんなもんや。経験重ねさせてもって、うまくなっていくんや。プロになっていくんや。だから、未来に受け持つ子のために、いま目の前の子に必死にお世話になっとけ。」

と、新任の時に、大先輩の先生に言葉をかけてもらいました。

この感情をばねに、自分に「できること」を少しずつ広げていけたらいいなと思います。

でも、今日のところは、

静かに寝ます。笑

みなさんも、ぼちぼちいきましょう。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

おやすみなさい。


この記事が参加している募集

#生物がすき

1,398件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?