OODAが巻き起こす新たなCAWCループ
目に、耳にすることが増えたOODAは新たなループを巻き起こしていると思う。それがCAWC(コーク)ループ(筆者の造語)だ。CAWCループ、皆さんの身の回りでも起きてはいないだろうか?
最近、こんな人を良く見かける。
Aさん:“今は変化が速いし、よくわからない。先が見えなくて不安なんだ。なんでもOODAっていうのがいいらしい。みんなで良く勉強して検討してみよう!”
Bさん:“OODA、流行ってますよね~。でも、本読んでも、セミナー行ってもよくわかんないんですよ~。一体どういうことなんですかね~???今度またあそこでセミナーやるらしいですよ、あっちも行ってみましょうか?”
こんな風にいつまでもOODA(ウーダ)をウダウダ言っていてはいけない。時代はVUCAなのだから。
こうして起きてしまうのがCAWC(コーク)ループだ。これは筆者の造語である。
VUCAに戸惑う(Confuse)→OODAにヒントを求める(Ask)→OODAの理解に悩む(Worry)→更なるVUCAに戸惑う(Confuse)、という「CAWC(コーク)ループ」。
結構、皆さんの周りで起きているのではないだろうか?
OODA(ウーダ)はスピードが命。OODAは古いものだが、VUCAの時代にカオスから生き残る道を瞬時に見出す術として今、注目されているはずだ。それなのにOODAをそれこそウダウダ言っている場面に出くわす。これでは本末転倒だ。
CAWC(コーク)ループ。実はもうひとつ造ることができる(これまた筆者の造語(笑))。
「Catch→Act→Win→Catch」だ。
こちらのCAWC(コーク)なら上昇気流に乗れる。
VUCAの時代にはとにかく素早くOODAのDAに行くこと。スピードが大事。
さて、のんびり「コーク」でも飲みますか?(笑)
歩く好奇心。ビジネス、起業、キャリアのコンサルタントが綴る雑感と臍曲がり視点の異論。